MUSHMANS 10th Anniversary Tour "Get your kicks on Route66" [Episode-3]-Start/開始

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[Episode-3]
Start
〜開始〜




 
2019年7月7日 AM6:00(現地時間)
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今日を含めて6日間、6日後には西海岸に居ると思うと、なんだか物凄い事をするような気がしてくる。
ただ、一人ではない、この日の為に鍛え抜いたタフな精鋭達と共に、一気に終着点のサンタモニカを目指すのだ。


 
ROUTE66でアメリカ横断と言っても、この旧道ROUTE66、現在では廃線となっている区間もあって、全てをROUTE66で繋ぐ事は難しい。
さらに、我々には6日間というリミットがある為、全てROUTE66で横断するというのは不可能だ。
平行して走るハイウェイを駆使し距離を稼ぎ、要所要所で旧道ROUTE66を走るという行程を組んでもらっている。
 
こういったツアーは予習が大切だ、各メンバーにはなるべくこれから走るROUTE66を知ってもらい、その中から立ち寄りたいポイントをリクエストしてもらった。
 
と言っても、とにかく奥が深いROUTE66、ちょっと本を読んだ位では全貌は明らかにならない。
今回のツアーは、とにかく横断したという既成事実を作りに行こうという弾丸ツアー。
疾風のごとく走り抜けながらも"ここは掘り下げたい"というポイントがあれば、それは次回のツアーで重点的に!という感じだ。
 
上のMAPで赤線が引かれているのが旧道ROUTE66だ、ほぼこのラインをトレースする行程であるが、途中少し逸れて立ち寄る先もある。
 
8つの州を跨いで走り続ける旅の幕開けが近い。


 
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走行準備も整い、スタート前ブリーフィング。
バイク2台、クルマ2台の計4台での走行となると、道路状況によってはバラバラになる事もあり得る。
各自がある程度行程を把握する必要もあった。
海外で運転するのが初めてのメンバーもいる、こればかりは少しづつ慣れて行くしかない。


 
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↑こちら、初日の行程。
いつもの俺たちからすれば、はっきり言って生ぬるい移動距離だ。
と言っても、俺たちのツーリングはいつだって観光が無かった、とにかく峠という峠を走り尽くすばかり。
今回のアメリカ横断は弾丸ツアーと言えども、立ち止まって目に焼き付けたいポイントが沢山ある。
さらに、夜は毎晩宴を開催したい。だから夜間走行はなるべく避けるという事になっている。
1日が24時間しか無いのはアメリカも日本も変わらない。


 
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2019年7月7日 AM7:00(現地時間)
パーキングのゲートを抜ける前、決勝レースのスターティンググリッドに停止しているような気分だった。
高揚感、でも冷静になろうとする狭間を行き来する精神状態というのか?
こういった瞬間は実に幸せだ。


 
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日本の道路事情とは異なり、路面が驚くほど荒れている事に今更気が付く。
クルマでしか走った事が無かったから、それほど気になっていなかったのかもしれない。
突然アスファルトが捲れていたり、穴が開いていたりと、そういった所も気を付けないと、転倒してしまう可能性もある。
転倒するような事態は避けられたとしても、気にせずそういった荒れたポイントに乗っかってばかりいるとバイクにもトラブルが出てしまう事も考えられる。
 
ロングディスタンス。
 
身体もマシンも壊れたら先が無い。
楽しみながらも細心の注意が必要だ。


 
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そんな事を考えながら40分ほど走ると、突然荘厳な建造物が見えてくる。
 
予定では立ち寄るポイントでは無かったものの、これは見ておきたい。
まだまだスタートを切ったばかりだけれども、停止。
詳しくは→コチラ
 
物凄いオーラを持っている建造物、かつて刑務所として使われていた建物だ。
映画ブルースブラザーズのオープニングで使われたのも、この刑務所。
帰国して再度ブルースブラザーズを観返したのだが、確かに、そのものだった。
そして、アメリカドラマ『プリズンブレイク』この刑務所に立ち寄ったのをきっかけにシリーズを全て観た。
やっぱアメリカのドラマってスケールが違うよね。


 
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さてさて、誰が撮ったのか、この画はなかなか面白い。
俺が居る方が刑務所側で、柵の向こう側がシャバに見える。実際は反対だ。


 
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こんな建物を目の当たりにして、中に入ってみたいのは誰しも抱く欲求だ。
サラッと入ってみようと試みるものの、若干殺気立ったおじさんに止められる。
ね、よく読めよって感じだよね。
『STATE PROPERTY NO TRESPASSING KEEP OUT』あとで写真を見返して気が付いたよ。
そりゃ止めるよね(笑)
「あっちで受付したら数時間後に入れてやるから」的な事を言っていたと思う。
次シカゴに来たら絶対に中に入ってやろうと思う。(正規の手続きをして)


 
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さて、ルートを戻して先を急ごう。
とにかく一旦止まると、色々やってみたくなる性分なメンバー達だからたちが悪い。
ツアーアテンドの永田氏もさぞイライラした事だろう。
先は長いのに、いつまでたっても急ごうとしないメンバーだ。
塊だ、好奇心の塊。
まずは最初の立ち寄りポイント。
巨人に会いに行こう。


 
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こいつ、そう、巨人。
この緑色の巨人に会いに来た。
イリノイ州ウィルミントンの『ジェミニ・ジャイアント
彼について超簡単な説明。
50年代からROUTE66で営業するドライブインレストランのマスコット。
現在はヒストリックROUTE66のランドマークとして、国際的に認知されている所であり巨人であります。
なんで彼がロケットを持っているのか?とか、そもそもなんで巨人が置かれたのか?とか、興味ある方は調べてみてね。
アメリカ的な歴史の流れが、こんな巨人にもあったりするから。
やっぱ面白いんだよな、アメリカって。


 
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で、結局ここで30〜40分の時間を費やしてしまったり(笑)
俺に至っては、ジェミニジャイアントのフィギアまで買ってしまう程の浮かれっぷりだ。
 
さて、ここでライダーチェンジ。
神輿(ウルトラ)には斉藤君、ローライダーには山さんが乗車。
 
Let's Go!
 
走り出して数十秒。
サドルバッグの蓋を締め忘れて走り出したローライダー山号、サドルバッグの中から物凄い勢いでバイク用の盗難防止装置が飛び出る。
 
やはり日本の路面とは違う、きっと日本の路面だったら、ちょっと蓋を閉め忘れた位では荷物が放出されたりはしない。
しかもかなり重い物だ。
アメリカ本土でのクルマ運転初の佐京さん、キレキレのUターンを決行し盗難防止装置を救出。
スタートからものの一時間程度で全員がバラバラになる荒くれツーリスト。

アレさ、今になって思うけど、クルマに当たらなくて良かったよね。
気を取り直して、次の立ち寄りポイントであるポンティアックへ。


 
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の筈が、ROUTE66は無数に立ち寄りたくなるポイントが存在する。
ほんと、先に進まないね、この人達は・・。


 
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2019年7月7日 AM10:00
ようやく到着。
さて、このポンティアック、俺自身仕事の一環として立ち寄りたかったポイントだ。
と言っても、このポイントを良く熟知していなかったので、きっと立ち寄るだろうと運に任せていたポイント。
 
この周辺、アメリカ中西部らしい赤レンガの建造物が多く目立つエリア、過去の大火災の教訓を生かし燃えにくい素材を使うという考え方から、当時レンガが多用される事となり、それが功を奏して現代までこの建築物が現存している。
レンガ造りの建造物が軒を連ねる古い街並みは圧巻のひと言。
で、ここMUSHMANS新店舗建築にあたって参考にしたいと思っていた。
日本でのレンガ建築というかレンガ風建築は、スライスレンガを外壁に貼る訳だが、どうも日本のレンガ建築風建築物はファンシーに見えるというか、荘厳さを感じない。
これってレンガとレンガの間に入る目地の幅が影響しているのではないか?と考えた。
ならば、本場のレンガ建築の目地寸法を測ってしまい、それと同じように組めば荘厳感が出るんじゃねーか?と思ったのだ。


 
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という事で、この画像。
細っ!てゆーかバラバラ(笑)
やはり、本物のレンガ建築はこのレンガ自体が構築物な訳で、外壁に貼り付ける訳ではなく積み上げている。
だからこういう感じになる訳だ。
でもまあ、この目地幅狙ってやってくれってお願いしても、目地入れチューブの先端がこんなに細いのは無いとか、スライスレンガの枚数が増えるから高くなるとか、そうやって阻まれる訳で。
じゃあ頑張って、この画像の一番上の目地幅で行きましょうって事になって、今のMUSHMANSの外壁がある。
MUSHMANS店舗のオーラが、もし荘厳な雰囲気を持っていると感じてくれているならば、それはこの目地幅も効いているという事だ。


 
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それにしても、雰囲気の良い街並み。
まだAM10:00という事で、ROUTE66ミュージアムは営業していない・・・。でも観光客が少なくて、ポンティアックの街を満喫する事ができた。
と、この巨大なイラストが気になるところだ。
このオジサン『ボブ・ウォルドマイア氏』マザーロードROUTE66の地図、人間、自然のイラストを描きながら、気まぐれな旅をし続けたROUTE66放浪画家だ。


 
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2009年に亡くなるまで、彼が創作に使ったバスも展示され、中はミュージアムとなっている。


 

 
これが彼の描いたイラスト。
このタッチご覧になった事がある方も多いと思う。


 
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まだまだ続くポイティアック観光。
人が少ないから、はしゃぐオジサン。ボブ・ウォルドマイアではなく佐京さん。
 
佐京征彦 当時53歳
MUSHMANS創業から2年目に初来店、以降寡黙な紳士は度々イベントにもお越しいただくが、当時は喜怒哀楽を見せない人物であった為、楽しんでくれているのか全く分からなかった。
時間の経過と共に打ち解ける、打ち解けるまで時間が掛かる人間も多いが、氏は特に時間が掛かったようにも思える。
打ち解けてからは様々な経験を共にした。私とは17歳も歳が離れているが、そのフットワークの軽さは見習うべきものだ。
この年代特有の、行動力と好奇心、探求心は敬服するものであり、大型二輪免許取得はこのアメリカツアーの2年前である。
今でも鮮明に憶えているのが、免許取得直後にレンタルバイクを借りてツーリングに行った日の事だ。
全日夜半まで降った雨のせいで、ミディアムウェット状態の大菩薩峠。
本来免許取り立ての人間を連れて行く所ではない難所なのだが、もともと運動神経の良い氏なら何とかなるような気がしていたし、なにより俺が走りたかった(笑)
ちょうどコーナー立ち上がり、アクセルを開けるポイントに必ず点在するマンホール。
リアタイヤを滑らせながら、平然とついてくるのが恐ろしかった。「よくついて来たね!」という言葉に「バイクってこういうもんなんでしょ?」で片付ける。足立区出身のハングリー精神を垣間見た。
 
まさか、いまここで、アメリカまで来て。こうやって一緒に走っている事を感慨深く想う。
アメリカの大地を走る姿も、免許取り立て感なんて全く無い。ベテランツーリストの如く走る姿に、思わず目頭が熱くなったほどだ。
 
人生百歳時代、まだまだ折り返ししたばかり。
50を過ぎても、人生探求の火はまだまだ燃え盛っているのだ。


 
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さて、一行はポンティアック後もあっちこっちで子供のように浮かれ、ついにランチの時間を迎える。
典型的アメリカのファミレス"Dixie Family Restaurant" ゴリゴリのBUFFETスタイル。
いつものドロドロした脂肪の塊スープとパンが出迎えてくれる。
既に弱り始めた俺の胃をよそに、メンバーは楽しいランチタイム。


 
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満たされた一行はライダーチェンジ。
ローライダーにはアメリカ本土初ライディングの加地氏、神輿(ウルトラ)には藤田とタンデムシートに菅井。
二輪免許の無い菅井はクルマのみの運転要員、アメリカ本土での初タンデム乗車という事で若干の緊張感を漂わせる。
これから少しだけハイウェイを走り、次のポイントへ!


 
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走り出してしまえば、この通り。
クルマのシート並みに居住性の良い神輿のタンデムシートは、落車するなんて事は想像できない程に快適だ。


 
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集合ポイントだけ決めて、しばし自由走行。
 
そして、ハイウェイから降りて給油したかな?
もう暑くてさ、ハイウェイから降りたらヘルメットはそろそろ無しかな?って感じになってきた。

そして、ノーヘルで一面田園風景の中を走っていると・・・↓


 
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トラックの荷台に何かいる。
人?だよね。
完全に怪しい。。手に持って構えているのはAK47なのか?


 
答えはコレでした・・・↓
出荷されるかの如く、斉藤君が永田号RAMバンの荷台に搭載されております。
法律的にも問題無いようです。
 
アメリカの田舎道の典型とも言える、一面トウモロコシ畑の州道。
 
さらにその先に、オールドな街並みがそのまま残るCarlinville Marketのロータリー
という、撮影どころ満載だという事で、斉藤君はメンバー達の思い出作りに一役買うつもりで、荷台搭乗を志願したようだ。


 
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これら画像は、あの荷台からのスナイパー(撮影者)斉藤君によるものだ。
ありがたい。


 
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7月7日 PM2:30(現地時間)
Carlinville Marketのロータリーに到着した一行は、しばしアンティークモール等でのお買い物を楽しむ。
 
それにしても、ここまで観光を楽しむツーリングは初めてだ。これはこれで面白い。
そして、全くと言っていい程に日本人が観光に来ている雰囲気が無いというのも面白い。
お店の店員さんにも、物珍しそうに話しかけられるのも面白い。
だいたい聞かれるのが「どこの国の人?」「どこから来たの?」「どこまで行くか?」「何日間で?」という質問。
最後に返されるのが『おー!クレイジー!』


さて、マジで遊び過ぎている。
少し急ごう。
そろそろ、イリノイ州ともお別れだ。


 
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おお!! 見えてきた!
イリノイ州とミズーリ州の州境に流れるミシシッピ川のほとりにそびえる"THE Gateway Arch"

 
セントルイスのダウンタウンもすぐ近くだ。
ただ、このゲートウェイアーチに行くには勿論セントルイスのダウンタウンを抜ける必要がある。
ナビでも確認したが、真っ赤。物凄い渋滞だ。
 
これにハマると、今夜の宴はファーストフードの食料とライトビアーのみに決定となる(笑)
それはダメでしょ!ってことで、ゲートウェイアーチはイリノイ州側のミシシッピ川を挟んだ対面で感じようという事に。


 
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7月7日 PM4:30(現地時間)
妥協案に思えたのだが、それはベテランコンダクター永田氏。 
物凄く気持ちの良い公園でゲートウェイアーチを独占できた。
Malcom W.Martin Memorial Park(マルコム W.マーチン記念公園)
しっかりと手入れされた芝に座り、ひとつの州を走り切った疲労感と満足感にひたる瞬間。
ずーっと、こうしていたい。 素晴らしい時間だった。


 
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巨大星条旗を・・・(笑)
てゆーか、佐京さんサンダルじゃん。。既にライディング装備を解除し、普通の観光オジサンになってるし(笑)



さーて、さてさて。
さっき時間見た?
芝生に座っている写真、あれ時間PM4:30なんですよ。日が落ちないから麻痺してんでしょ。
 
今日の宿泊先まで、あと90マイル(120km)位ありますからね。
普通に走ると1.5時間〜2時間かかるよ。
日本と違って、アメリカの(田舎の)飲食店は早く閉まるんだよ。
星条旗持ってる場合じゃないからね。


 
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7月7日 PM6:00(現地時間)
 
ケツに火が付いた一行は、ハイウェイ44号を全力で走り抜ける。
この画像、ハイウェイを降りた時の画像。
凄く綺麗な空に雲。
 
これでPM6:00だから素晴らしい。
 
今夜はアメリカの定番モーテル"Super 8 Wyndham Cuba"に宿泊。
ハイウェイ降りてすぐだったから、楽だったね。
やっぱこういうツアーはベテランコーディネーターが必須だね。
絶妙な時間に到着したもんね。
 
確実に言える事は、もし俺が企画してたら、今夜は近くのマックでハンバーガー買って、近くのウォルマートでビール買って、部屋飲みだったぜ(笑)


 
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7月7日 PM7:30(現地時間)
さて、ベテランの絶妙なコーディネートによって得られた時間、地元のBBQでの楽しい宴(走行初日)が始まる。
既にモーテルでチェックインを済ませ、シャワーも浴びた?んだっけ?ちょっとそこは忘れたよ。


 
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みんな元気!
物凄い質量の肉に喰らい付く(笑)
よく画像見てみて、巨大な肉に喰らい付いているのがわかるが、プレートにはまだ同サイズの肉が・・・。
皆残さず完食。
俺は付いていけねーよ。マジで(笑)


 
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7月7日 PM9:00(現地時間)
お腹も心も満たされた一行。
 
食事したのはコチラ→Missouri Hick BBQ
サインに"WELCOME ROUTE66 TRAVELERS"の文字がなんか嬉しいね。
ここ、HISTORIC ROUTE66沿いのBBQ。
良い思い出になるよね。


 
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隣には有名な"WAGON WHEEL MOTEL"
雰囲気良いよね"出る"らしいけど(笑)


 
良い感じの疲労感に満腹感、それに程好い酩酊感を感じながら、モーテルに戻って明日の準備。
俺、この時はまだモーテルでブログ書いてたね。→その時のブログはコチラ


 
[Episode-3]
Start
〜開始〜



 
何事も、一歩踏み出すのが難しい。
その一歩、踏み出せるか否かは自分次第
では、無いかもしれない。
 
仲間
その時に、どんな仲間がいるか
それに尽きるような気がする。
様々な特性を持つ人間が集まり
必死に調和させながら
ひとつの目標に向かう
そんな経験ができる事を誇りに思う。
 
開始させる力
それは
仲間だ。






 

MUSHMANS 10th Anniversary Tour "Get your kicks on Route66"
[Episode-4] The Grapes of Wrath/怒りの葡萄 へ続く





 

巨匠Michio Kaji制作 ツアードキュメンタリー映像

予告編↑
 

ツアーメンバー加地未知男氏が完全個人的に制作した素人動画です。

しかも、予告編第二弾ですって(笑)
 

 

本編はDVD収録

[2枚組 収録時間1.5h程度 (長っ!!)]
 

 

欲しい方には差し上げます(笑) との事です。

お声がけ下さい。

※内輪ネタ的内容満載ですので、皆様が観て面白いかどうかはギャランティーできません(笑)※





 

 

 


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[Episode-2]

Begin

〜起点〜




 

 

2019年7月6日 AM9:00(現地時間)

Chicago O'Hare International Airport(オヘア国際空港)

 

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年々入国の方法が変わり、一年毎に新型の電子機器が導入されている気がして、急激に電子化が進んでいる事に驚きながらバゲージで荷物をピックアップ。
 

はやく外の空気を吸いたい、バゲージで荷物を待つ時間がいつも物凄くもどかしく感じ、その感覚を愛おしいとも感じる。
 

今回のアメリカ入国が仕事では無いという事も、なんとなくソワソワさせるもので、完全に子供返りしているのがわかる。

空港内でも既にアメリカの匂いに包まれているが、外に出れば身体で感じる事ができる。

この瞬間が好き。

 

 

外に出たら、そこにはアメリカがあった。

 

 

 

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2019年7月6日 11:00(現地時間) 合流
 

 

ここで、今回のツアーの重要人物と合流する。
 

画像最左に写る引き締まった肉体の男性こそ、今回のツアーの立役者 永田心一 氏。
 

永田氏は長年フロリダに在住し、日本人旅行者に対してツアーコンダクターをする傍ら、ROUTE66ツアーを日本人旅行者に対して広めた第一人者と言える人物。 で、よかったかな?
 

 

「とうとう来ちゃったね〜!」

永田氏の第一声。
 

長年の友人というか、昔から世話になっている先輩と久々に会う感覚。

人間力が豊な人間は、長い付き合いでなくともそう思わせてしまう安心感があるものだ。
 

 

とにかく気さくなナイスガイな訳であるが、彼との出会いもまた面白いものであった。
 

 

漠然とアメリカ横断を考え始めてから、一度自分でアメリカ西海岸シアトル→LA間を一日で走った事があった。

仕事という事と、冬季であった為バイクではなくクルマのみであったが、ドライバーは俺を含めて3名。全然余裕だと思っていた。

確か1200マイル位の距離だったから、kmにすると1800km。本州全部走り切るのと同じ位だし、アメリカだし、余裕でしょ(笑)

って思ってた。
 

結果、全然余裕じゃなかったし、時間に追われて見所にも立ち寄れなかった。

アメリカ横断、これ俺が企画したら散々なツアーになるんじゃないか?事件・事故が起きてもおかしくない。

どうしたものか?
 

 

そんな事を色々と考えていた、ちょうどその頃。

 

MUSHMANSスタッフ菅井氏のご実家は春日部市で創業40年以上のラーメン屋を営んでいるのであるが、仕事終わりに食事をしに行った時、そこに毎年年末に現れる人物の話を耳にした。

どうやらその人物"ご実家が春日部市でアメリカ在住、旅行会社に関係し、毎年年末に帰国し担々麵を食べに来る"という内容だったから、やっぱココの担々麵はアメリカ帰りに沁みる味だもんなぁ程度にしか思っていなかった。
 

その年の年末だ、突然その人物がMUSHMANSに現れた。

毎年のルーティンで担々麵を食べに寄った時に、うちの店の話を聞いて立ち寄ってくれたという。

初めて会ってから5分足らず、スコッチ片手に乾杯していた。
 

 

よくよく聞けば、ROUTE66のツアーコンダクターとして超ベテラン。

凄い、繋がってしまったじゃん。
 

アメリカ横断、俺の不安も迷いも、永田氏の登場によって一気に解消。

 

そう、この物語は春日部のラーメン屋から始まった物語。

人間、どこでどう繋がるか?

アメリカの匂いなんて一切しない、春日部の老舗ラーメン屋から始まる、壮大なアメリカの旅。

珍楽とハーレーダビットソン、珍楽とROUTE66、珍楽とテキサス、珍楽とグランドキャニオン、珍楽とサンタモニカ。

誰が想像しただろうか?

珍楽さんには感謝しかない。

※さあ皆様も我々アメリカ横断ツアーの発祥の地となった珍楽へ行ってみよう。→コチラ

 

 

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さて、まずは手配していたレンタカーを借りに行く。

空港からのシャトルバスに揺られ(物凄く荒い運転によって揺さぶられ)レンタカービルに到着。

レンタカーは俺が日本から予約したから、永田氏が予約票をチェック。
 

永田氏「あ、車種ミニクーパにしたんだ。」

俺「え・・・・マジ!?」

結果ただの冗談、だった訳だが、俺がこの旅で2番目に焦った瞬間だった。

 

 

 

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まずはこの旅の相棒のひとつとなる車と対面。

Chevrolet  "TAHOE"

このサイズじゃないと6日間の行程は厳しい。ミニクーパーじゃなくて良かった。。。

 

 

 

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レンタカーを手に入れたら、次は重要な場所へ。
 

 

今回のアメリカ横断ツアー、横断企画ベテランの永田氏を持ってしても6日間で走り切るのはまさに"弾丸ツアー"と呼ばずにはいられないという事だった。

打ち合わせで会った時、メールでやり取りの時、何度「そんなん無理だよ!」と言及されたか事か。。(笑)
 

行きたいところ、やりたい事、全部乗せにしたら全然6日間に収まらない。

でも6日間で可能な限りをやり切る方向でプランニングしてもらった。

 

その弾丸ツアーの中で、走行初日にROUTE66起点となるポイントからスタートを切ると、シカゴのダウンタウンのド真ん中という事もあり大渋滞が予想され、後々日程的に無理が生じてしまう。という事だったので、まずは入国の日にレンタカーを借り次第、ROUTE66の起点に行こうという事になっていた。
 

 

オヘア空港から一路シカゴのダウンタウンへ向かう。

 

アメリカ特有のこの感じ、突然遠くに現れる高層ビル群、ダウンタウンに近づいている事を感じる瞬間だ。

初めてのシカゴ。シアーズタワーが見えてきた。


 

 

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ハイウェイ上、タトゥーがっつり入ったハーレーのお兄ちゃん。

ノーヘルでバイク乗って悪い子だなぁ、と思っていたら、イリノイ州も全体的にヘルメット規制が無いらしい。

アメリカでもノーヘルOKなのはド田舎だけなのか?と思っていたが、大きな都市でも比較的ユルい。

自己責任、自由の国アメリカ。流石だな。

ヘルメット無しで走るなんて恐いだろーに。そう思っていたのだが・・・。

 

 

 

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お!ブルースブラザーズでぶっ飛んでた高架下!

 

 

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シカゴ劇場見えた!!

 

 

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塩の味しかしないホットドック。

砂糖がジャリジャリしているレモネード。

ああ・・アメリカに来たなって実感する。

で、食べ物を口にしている瞬間だけ、はやく日本に帰りたい。って思う(笑)

 

 

 

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おーミシガン湖!

若干急ぎ足ながら、シカゴを体感。

今度は2〜3日滞在したいなぁ。と思いながら。

 

 

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そして、念願のこのポイントだ。


 

 

 

HISTORIC

ROUTE 66
"BEGIN"

 
アメリカのマザーロードと呼ばれるROUTE66は1926年・・・・と、歴史なんかや蘊蓄を入れ始めると、この旅の記録はとんでもない長さになってしまうし、俺も結構そういうの好きだから色々と書いてしまいがちなんだけれども、そうすると読む方も疲れちゃうし、俺なんかが書くよりも正確で造詣深い記事が沢山あるから、そういった事は書かない事にしようと思う。
興味があるポイントは、各自検索してもらうと今は情報が沢山入手できるし、有意義だよね。
 
という事で、今回の旅、俺たちにとって重要なポイントに到着する。
 
ここが始まりの所。
 
アメリカのカルチャーに触れ、アメリカのカルチャーを好きになった人間は、必ずこのポイントに憧れる。と思っている。

ここから始まり、良くも悪くも、この道がアメリカを作った。
様々な映画の舞台ともなり、遠い異国の道路だと思っていたこの道。
 
今、その始まりが目の前にある。
メンバー全員、一瞬無言になる。
 
全員が胸を打たれている、それを空気で感じた瞬間だ。


 
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まあベタなんだけれども、やらずにはいられない記念撮影。
この写真、きっとヨボヨボのお爺さんになった時に眺める事になるんだろうなって、そう思う。
 
これから何度かここに行く事があるかもしれない、ただ、きっと、この時の感動と同じ感動は得られない。
この時の感動は、この時にしか感じられないものなのだ。

 
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浮かれてる感と長時間のフライトで疲れている感が同居する、素晴らしい写真。
そして、明日からの期待と不安の同居も。
 
その不安定感が描写されているから、この写真好き。


 
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一通りシカゴのダウンタウン観光を楽しんだ一行は(と、言ってもシカゴはまだまだ奥が深そうだが仕方ない)、ハーレーをレンタルしにEAGLE RIDERへ。
お恥ずかしながら、俺の態度が良くないのだが、揉めているとかそういった事ではなく、IDを渡して登録してもらっている画であるのを言っておきたい。
 
バイクのレンタル予約は永田氏にお願いしていたので安心だ、車種がカブだったりはしない。


 
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一通りバイクのレクチャーを受けるも、何も頭に入って来なかった。
 
アメリカでバイクに乗るのは初めて、仕事で渡米する度にバイクで走りたいと思っていたが、ようやく念願叶う瞬間を目前にして、英語でのレクチャーなんか尚更頭に入らない(笑) はやく走らせろ。

さあ、ここでも記念撮影。
初めてのバイクが納車された日の事を思い出したよ。
16歳。
 
これがあれば最強だと思った。
これがあれば何もいらないと思った。
バイクこそ俺の人生なんだと思った。
 
あれから二十年。
 
バイクに乗って色んな事を経験した。
レースもやったし、死にかけた事もあった。
バイクが仕事になった事もあったし、それが基となって今の仕事もある。
まだこれから人生は続くが、あの時の感覚に間違いは無かった気がした。


 
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あまり車種に対しての造詣が深くないので、間違っていたら教えていただきたいのだが↓

画像左
HARLEY-DAVIDSON
FLHTCU
エレクトラグライド
ウルトラクラシック
なんだか長過ぎる名前なんで、我々は神輿(みこし)と呼んで敬ってましたが、とにかくアメリカを横断するにはコレ!
日本で乗るには豪華過ぎる装備も、アメリカでは必要不可欠な装備である事に気が付く。

 
画像右
HAELEY-DAVIDSON
LOW-RIDER
ローライダーと言えば、リアショックが露出したダイナ系を連想するものの、近年のH-D社のビッグツインラインナップにはそれが無い。
やっぱアメリカ横断と言えばEASY RIDERっぽく、フェアリング無しも欲しいでしょ!って事で、この車種にしたのだが。
もし2台ともこの車種だったとしたら、恐ろしい・・・(笑)


ハーレーを手に入れた一行は、一路本日の宿泊先へ。
シカゴのダウンタウンへ向かう途中に見たノーヘルのお兄ちゃんの事を、悪い子だなぁ〜とか思っていたが。。。
走り出して5分、既にノーヘルになってしまった。
↑動画アップしてみたのだが、画像を圧縮し過ぎて画質が悪い・・・


 
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無事この日のホテルに到着し、この旅アメリカ入国後初の乾杯!
トラックの荷台に積まれたクーラーボックスで冷やされるビール。
暑さと興奮によってカラカラに乾いた身体に、最高の一杯。


 
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明日からの旅に想いを馳せ、しばらく続くトラック飲み。
ここで衝撃の事実を知らされる。
 
このツアーは必ず成功させなければならない重要な一戦である。
そうメンバー全員が感じたはずだ。


 
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そして勿論、初日の宴だ。
シカゴに来たからシカゴピザなのだという。
一口目は最高に美味いが、それ以降はもう。。

 
やはりアメリカだ、この食という敵に立ち向かっていかねばならない。
毎回三日目以降は食べ物を受付なくなるアメリカ、今回はそんな事言ってられない。
アメリカに勝たなければ!


 
この後、永田氏とバーラウンジで酒を酌み交わす。
トラックでの乾杯時に暴露された件が気になっていた。
 
詳しく聞こうと思ったが、暗い感じになってしまう事も懸念して、皆が居る時にはその話は避けた。
 
ここで詳しい事を書く気は無いが、聞けば聞くほど、重度の後遺症を負っている事は確かだった。
はっきり言って、今回のツアーがどうのこうのよりも、今後の人生をどうするのか?
普通だったらそういった事を考えて、暗い方向へ向かってしまう状況だ。
 
ここで普通の人間と強い人間の差が出る。
若くしてアメリカへ渡り、長きに渡ってアメリカで生き、グリーンカードまで手にした男だ。
起きた事の全てを受け入れ、肯定的精神姿勢を貫く事で、全てを味方に付ける人間が最も強い。
永田氏はまさにその類の人種だし、だからこそ話をしていて面白い。

 
あのROUTE66"BEGIN"何度もあのポイントに立ってきた事だろうが、今回のツアーは永田氏にとっても病床からの復帰第一戦。

さあ、明日からはいよいよ横断の開始だ!
 

[Episode-2]

Begin

〜起点〜

 

 

 

人間にとって起点というのは一度きりではない。

何度でも、そして平等に起点に立てるのだ。

その起点とは、誰でもない己が決めるものでもある。

 


どんなに困難な状況でも

その状況が収束した次には

BEGIN〜起点〜

に戻る事ができる。
 

 

いつでも起点に立てる事を忘れるな。
 


 

 

MUSHMANS 10th Anniversary Tour "Get your kicks on Route66"
[Episode-3] Start/開始 へ続く




巨匠Michio Kaji制作 ツアードキュメンタリー映像

予告編↑
 

ツアーメンバー加地未知男氏が完全個人的に制作した素人動画です。

しかも、予告編第二弾ですって(笑)
 

 

本編はDVD収録

[2枚組 収録時間1.5h程度 (長っ!!)]
 

 

欲しい方には差し上げます(笑) との事です。

お声がけ下さい。

※内輪ネタ的内容満載ですので、皆様が観て面白いかどうかはギャランティーできません(笑)※



 

 

 

 

 

 

 

 

 


MUSHMANS 10th Anniversary Tour "Get your kicks on Route66" [Episode-1]-Departure/出発

←MUSHMANS 10th Anniversary Tour "Get your kicks on Route66"

[Episode-0]-prologue/プロローグ に戻る

 

 

 

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[Episode-1]

Departure

〜出発〜

 

2019年7月6日AM5:00(現地時間)

 

数年前から、この日の為に準備した。

その日がとうとう来てしまった事に対して、当日の朝はこうもアッサリした感覚なのか?とちょっとした拍子抜け感を覚える。

いつもの一日の始まりのような、そんな感覚。

そして心の奥底で何か足りていないような感覚も。

それもその筈、俺たち以外にとって世間は別段特別な日でも何でも無い、俺たちだけが非日常を覗きに行こうとしているだけで、世間は淡々と日常を開始する時間なだけだ。

そして、その何か足りていない感覚も今は理解できる。足りていないピースを埋める為に旅に出るからだ。

待ちに待ったその日が来れば、そのピースが埋まる訳ではない。

これからの9日間で起きる事による経験で、そのピースを埋めるんだから。

 

 

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出発の数日前、店舗移転に伴う建築に大きな進捗があった。

地鎮祭を完了し、基礎の着工。

この建築に関しても、数年前から気を揉んだ。

これまでの下準備も大変だったが、こうやって実際建築が始まると、これからもそれ以上に気を揉む事になる事は容易に想像できる。

それを一旦切り離して、出国する事に対する不安も勿論大いにあった。

 

そして、この10年間、9日間も連続して店舗を休業するという事が無かった。

そんな恐ろしい事は出来ないと、そう思っていた。

今後、このように9日間も休業するような事はなかなか無いだろうと思う。それだけ肝を冷やした行為だった。

 

 

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集合場所、浅草駅 AM6:00(現地時間)

 

この旅に同行できないMUSHMANS MCの仲間がサプライスで見送りに来てくれた。

そして、心配するご家族も。夫、父の無事を願っての事だ。

 

はっきり言って、この旅は危険だ。

 

同行する人間は、勿論私も含めてだが社会に参加している人間達である。

そんな所謂"社会人"と呼ばれる人々が、大型連休でも無い中の平日に休暇を取って行く旅。

土日を含めても9日間というギリギリの休暇。

9日間という休暇を取得できただけでも奇跡だが、その日数の中で日本からアメリカへ渡り、アメリカ大陸を横断、そして帰国しなければならない。

 

実質アメリカを横断する為に割ける日数というのは6日間しかない。

6日間で凡そ5,000km。

勝手の解らない異国の地をクルマとバイクだけで走り切るには、ちょっとした無理をする必要があるのだ。

 

この旅の為に、日本国内で訓練した。

一日1,000km程度なら全然余裕、その位まで全員が鍛錬した。

ただし、異国の地で連日1,000km近くを走る。

さらにこの時季のアメリカは極めて暑い。

 

そう、はっきり言って、この旅は危険だ。

 

 

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そう危険だ。

テンションが上がり、出発ロビーでウ〇コ座りする大人が一番危ない。

一年経って冷静に見かえすと、この写真の人物が無事に還って来られた事に奇跡を感じる。

危険だ。

 

 

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この日の為に、大手を振って休めるように、全ての仕事を片付けてきただろう。

そりゃフライト前のビールも美味い訳だ。

これから幾度となく乾杯をする事になる筈だ、一人も欠ける事無く、全ての日程で毎日乾杯できるよう。

そう願いながら、最初の乾杯!

 

 

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あれが、俺たちを非日常へ誘う箱。

ほのかに香るジェット燃料の燃える匂い、そう、この匂いが好きだ。

 

 

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旅のメンバー

Yusuke Saito(斉藤 佑輔)左

Hiroshi Yamazaki(山 裕司)右

 

 

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旅のメンバー

Michio Kaji(加地 未知男)左

Masahiko Sakyo(佐京 征彦)中

MUSHMANS Staff Sugai Rumiko(菅井 留美子)右 

 

日本から向かうのは、彼ら5名に私を含めた計6名。

MUSHMANS Staff以外は、MUSHMANSに日頃集うお客様でもあり

気の置けない仲間でもある。

 

 

 

日頃一緒に走っているメンバーであると言っても、アメリカを横断するという事になると時間もコストもリスクも、いつものツーリングとはケタ違いになってくる。

さらに、皆立場のある会社員でもあり、これだけの休暇を取得するには、それ相応の実績が無ければならない筈だ。

遊びに一生懸命になれる人間は、当然仕事にも一生懸命だ。だからこそ実績が付いてくる。

 

全休暇の日数が9日間、往復のフライトで24時間近く消費するから、実質アメリカ滞在は7泊8日、走る日数は6日間という事になる訳で、それほど長期滞在ではないものの、コストは想像以上のものとなる。

ここにきてコストの話というのも如何なものか?と思うのだが。。。これは、重要な話なのだ。俺たちの現実を知って欲しい。

往復に必要な航空運賃、現地でのコーディネーター手配、バックアップトラック、レンタカー、レンタルハーレー2台(シカゴ→LA間の乗り捨て料金がヤバイ)、これらに宿泊費等とザックリ計算して、一人当たりに割ってもちょっとした中古車が買えてしまう程のコストが掛かるという事が容易に想像いただける事であろう。

 

これだけの費用を、この短期間に消費するという事に対してどう思うのか。

それが分かれ道となる部分である。

形ある物ではない"事"に対するコストだ。

私の個人的見解だし、メンバーにとってとても失礼な事かもしれないが、、誰一人として、このコストを簡単に余裕で捻出できるメンバーはいない、と思っている。皆が頑張って必死に働いた事で生まれたものだ。必死に。

だからこそ、皆が後の人生において宝物にできるような、そんなツアーにしないといけない。

全員が本気、超本気。

一瞬たりとも見逃さない、隅から隅まで楽しみ尽くす。

そんな意気込みだ。

だからこそ出来る経験がある。

 

 

価値というものを、どこに何に見出すか、それは100人居たら100通りの方向性で異なる価値がある。

そんな中、たまに同じ価値観を持った人が居る、そういった人間が集まると不可能な事も可能になる。

それが、今回のツアーだ。

 

 

 

一人では到底不可能。

 

さあ、行くぞ!!

 

 

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2019年7月6日 AM10:40(現地時間) Take off.

 

 

 

 

 

 

 

MUSHMANS 10th Anniversary Tour "Get your kicks on Route66"

[Episode-2]-Begin/起点 へ続く

 

 

 

 

 

 

巨匠Michio Kaji制作 ツアードキュメンタリー映像

ツアーメンバー加地未知男氏が完全個人的に制作した素人動画です。
本編はDVD収録
[2枚組 収録時間1.5h程度 (長っ!!)]
欲しい方には差し上げます(笑) との事です。
お声がけ下さい。
※内輪ネタ的内容満載ですので、皆様が観て面白いかどうかはギャランティーできません(笑)※

 

 

 

 

 

 

 

 


MUSHMANS 10th Anniversary Tour "Get your kicks on Route66" [Episode-0]-Prologue/プロローグ

 皆様こんにちは!MUSHMANS代表の藤田です!!

 

早いもので2020年も折り返し、既に半分を走り切ってしまいました。

2020年はスタートから様々な事がございまして、店舗移転からコロナ禍による混乱と、目まぐるしい変化があり、ひと時も気が抜けない、そんな前半戦となりました。

何が起きるかわからないのが人生と言いますが、まさにそういった事が凝縮されている今日この頃である事を感じると共に、生きている実感というのも同時に味わう事ができる今日この頃とも言えます。

逆境や変化の中で、いかに人生を謳歌するか?そういった事を模索していると、あっという間に時が消費されてしまう事も実感し、有限の中で生きている事も再認識させられるものでございます。

 

 

 

ちょうど今から一年前の今日、私達は人生最高の思い出を作る旅に出ました。

 

あの時は人生最高の旅にする為に必死でしたから、とにかく無事に還って来る事しか考えておりませんでしたが、一年を経過して、あの旅が最高の旅だった事を今実感しております。

MUSHMANSをスタートさせて10年間、もし10年間この店を続ける事ができたら、その時はアメリカをバイクで横断する旅に出たい。

そう思い始めたのが確か5周年を迎えたあたりからだったと思います。

その辺りで初めてハーレーを買ったんじゃなかったかな? 

それから何度もMUSHMANS MCの仲間とバイクに乗って旅に出て、その旅で何度も感動し、生きる事の楽しさを実感してきました。

 

 

 

我々は洋服屋でありますが、ファッションを通じてライフスタイルを総合的に提案したい、そう常に願いそして思い、日々の営業をいたしております。

一言で"ライフスタイルの提案"と言っても、非常に抽象的になってしまいますが、具体的に私が考えるライフスタイルとは"行動哲学"でございます。

哲学と言った時点で抽象的じゃないか?と思われるかと感じますが(笑) それも確かに。

ファッションを探求するという行為の中で、物に対する知的欲求と、事に対する知的欲求の両方の側面が出てくるものです。

物に対する知的欲求に走り過ぎてしまう傾向にある昨今ですが、その背景にある"事"に対しての知的欲求をも満たす。それが我々の考え方です。

物凄く簡単に、そして乱暴に言ってしまえば、その服着て何処に行くのか?何をするのか?

また、その服が生まれた背景、その世界観や空気感、匂い。そういった物を率直に感じたい、感じて欲しいという事。

 

 

最終的に行きつくところというのは、身なりを整えた事で得られる"人生の豊かさ"を提案したいという事になる訳です。

ここで言う豊かさとは、直接的な物質的豊かさという事では無く、精神的豊かさ、心の満たされ方を言っております。

身なりを整える事がゴールではなく、身なりを整えたうえで得られる何かがゴールであるという考え方が我々MUSHMANSの理念であるのです。

 

そういった理念を貫く為に我々が率先して、経験する事、感じる事、が必要であると考えております。

10年というひとつの区切りの中で、もう一歩奥に踏み込むにあたって経験したかった事が、一年前のアメリカを横断するという事でございました。

 

 

 

 

あれから一年を経過して、何故今になって旅の記録をブログに掲載しようと思ったのか?

それは一年という冷却期間をおいたうえで、冷静にあの旅を振り返りたいという想い。

同時に、店舗移転を目前にして、日々進む建築、毎日何かを決定しなければならない精神的余裕の無さや、繁忙期を目前にして日々の業務に追われていた事から、この旅を冷静に記録する事は不可能と判断したという事もございました。

 

 

今では店舗移転も完了し、新しいスタッフの入社、さらにウイルスの蔓延によって例年よりも様々な事がスローな流れになってしまったという事も好機と捉え、今振り返るべきであると感じました。

 

と言っても、これから記録する事は私や私達MUSHMANSにとっての備忘録的な部分が強く、ご覧になる方にとっては面白く無い内容かもしれません。

そう感じられた際は、今後度々アップいたします『MUSHMANS 10th Anniversary Tour "Get your kicks on Route66"』の題名が入るBlog記事は流してご覧くださいませ。

 

この記事を含めて、全10話の流れになるかと思います。

まだ、この記事を書き終わっただけで、次のエピソードに関しては書き始めておりません。

ですので、この10話完結のシリーズがいつまで掛かるのかも不透明です。

時間のある時を見計らって、じっくりと回想しながら作って行こうと思っております。

 

もしも、これからアメリカ横断をしたいと考えている方がいらっしゃいましたら、少しでも参考になるかもしれませんし、ならないかもしれません。

また、こういったウイルスが蔓延する状況で、気持ちが塞がってしまっている方が少しでも明るくなれるかもしれませんし、ただムカついて終わるだけかもしれません。

 

兎にも角にも、やってみないと気が済まない、子供のまま大人になってしまった連中による珍道中と、その心の動きを御覧いただければ、きっと貴方も元気になれる事と思います。(笑)

 

 

2020年7月6日

藤田 亮平

 

 

 

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MUSHMANS 10th Anniversary Tour "Get your kicks on Route66"

[1]-Departure/出発 へ続く

 

 

 

 

 


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