北の国から2016 〜宗谷アタック〜 「3」・・・雨を感じろ。

雨を感じられる人間もいるし、ただ濡れるだけの奴らもいる。
〜ボブ・マーリー〜

 

事の発端 は コチラから。

 

北の国から2016 〜宗谷アタック〜 「1」
出港の時 は コチラから。

 

北の国から2016〜宗谷アタック〜「2」

遥かなる大地 は コチラから。




北の国から2016 〜宗谷アタック〜 「3」
雨を感じろ。


その日は、朝から雨が降っていた。
それでも、出発準備を終えると、一時的に雨は止み。
今回の旅の目的地。
"宗谷岬"
我が国の最北端に位置する岬は北方領土・択捉島の"カモイワッカ岬"であるものの
今日、日本政府が実行支配している最北端の岬は、この"宗谷岬"という事になる。
まあ、現時点での最北端。
に向かった。


15年前に目指した宗谷岬も
この日の天候に似ていて、薄曇の最北端。
なんとなく、この近辺はこの天候が似合う気がする。


DSCN0438.JPG
うっすらと見える北方領土。
日本への事実上返還を静かに待っている。


DSCN0465.JPG
ここに来たらやる事は決まっている。
今回の旅で唯一、ちゃんと三人で撮った写真。

DSCN0488.JPG
そして、これも絶対やる
"リアル最北端"
岬の記念碑の先にある岩に立つという行為。
浮かれたヤツは必ずやる。



いつもの人の、いつものポーズ。
跨るバイク間違えてます。


15年ぶりの宗谷岬を比較してみましょう。
こちら現在。


こちら15年前。
"斜に構える"過去。
物事に正対する現在。

人間とは、馬鹿になってこそ物事の本質を知る。
俺、ちゃんと育ったな。

楽しい事や、辛い事、悲しい事の全てに正対する事こそが、成長である。
でしょ?

 
DSCN0538.JPG
地球が誕生したままの姿を感じる。
地球が人間に犯される過程の姿を感じる。
地球を、人間が壊していく。
その全貌が見えるのが北海道。
なだらかな丘陵地帯に、風力発電の風車。
それは、あまりに広大な台地に突き刺した、あまりに大きな人間のいたずらのようである。

 
目的を達するまでは、北海道の大地は我々を優しく包んだ。
〜宗谷アタック〜
それを達成し、宗谷丘陵を南下する。
ゆったりとした時間の経過と、ゆったりと我々を受け入れるワインディングロード。
この先から、この大地が牙を剥く。
全日程において雨予報であったが、この時までは何とか降られずにすんでいた。
しかし
宗谷に到達した直後から、雲行きは怪しくなり
とうとう降雨が始まった。

 
雨の中を長時間走ると、ふと自分がこの地球に独りっきりになった気分になる。
雨音と打ち付ける雨粒、それは大きな音と痛みを伴い
長時間の大きな音と痛みによる、無音と無痛への変化。
その瞬間に訪れる、孤独と無思考。
そんな感覚になるのが雨の中。

 
二日目.jpg
北海道二日目は、大凡400kmの行程中 殆どが降雨の中の走行。
途中雨が霰に変わり、顔を露にして走る私の顔は傷だらけになってしまうのでは無いかと
そんな不安すら覚える行程。
そして恒例のエゾ鹿アタックも・・・本当に数十センチのところでかわす事が出来たが
前回同様、判断力は未だ衰えずといったところか?

 
過酷な状況下に置かれたCYCLE CHAMPAdventurerは、問題点の発生と共に
その物の良さも感じられ、少しずつ けれども通常使用ではありえない変化が始まっていた。


 
DSCN0582.JPG
空知郡上富良野町西11線
美瑛の北東方向、美馬牛近くの国道237号線から続く西11線の約4kmの直線道路は
急激なアップダウンが続くことから、通称"ジェットコースターの路"と呼ばれる。
全長は4.5kmの直線道路だが、その標高差は80m程もあり
「この先、本当に道は続くのか?」と不安にかられる程のアップダウン。
奇跡的に、このスポットだけ雨は降っていないという奇跡。
そして、この画像を撮影し終わった瞬間から降り始めるという奇跡。


雨を感じる事と、雨を受ける事の違い。
その感受性の違いこそが人生を楽しむ秘訣である。
 
それに気が付く事となる経験の数々を、17歳の夏 ここを起点に始めたんだと思う。
そして今でも、変わらず吸収し経験したいと思っている。

30代の初夏。

そして、あの頃よりも確実に。

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