今期別注レザー 【BUSTED SHRINK HORSEHIDE DARK SEAL "VOLCANO"】のメンテナンス方法に関しまして。

 皆様こんにちは楽しい MUSHMANS代表の藤田ですグッド

 

今まさにレザージャケットシーズンという事で、様々なレザーミックスコーディネートをお楽しみいただいている事と思いますびっくり

今期Rainbow Countryとのコラボアイテムは御納品が完了し、かなり着込まれている方も多く、今後のメンテナンス方法についてご質問いただくケースが増えて参りました。

これから空気が感想する時季でもございますので、レザーアイテムのケアが気になる季節でもございます。

 

今シーズンリリースいたしました【BUSTED SHRINK HORSEHIDE DARK SEAL "VOLCANO"】は、革表面の凹凸が深く いつも使用しているレザーメンテナンス用のオイルだと相性が悪い場合もございます。

本日は、【BUSTED SHRINK HORSEHIDE DARK SEAL "VOLCANO"】このレザーに焦点を当てて、お勧めのメンテナンス用品を御案内させていただきます。

 

 

レザーアイテム用オイルとして御愛用いただいている方も多いかと思います

こちらのマスタングペースト。

DSC_1369.jpg

よく万能オイルと言われておりまして、全てのレザーに対応していると言う方もおりますが

私は必ずしもそうとは思いません。様々なレザーに試しましたが相性が良くないレザーもあります。

 

DSC_1375.jpg

MUSTANG PASTE

100ml

 

マスタングペーストは純度100%天然のホースオイルを使っています。

レザー用に適したこのオイルのベースとなるホースファット(馬脂)は、品種や部位までこだわって厳選し

さらにその脂に含まれるレザーケアに有効な成分も壊さないように手作業で抽出・精製した

本格的なレザーメンテナンス専用のオイルです。
この専用のホースオイルは、革へ塗布した瞬間から染み込んでいく様子が視認できるほどの浸透力で

革質の劣化防止に役立つ有効成分(油分の他ビタミンやミネラルなど)を革内部の隅々まで供給します。

 

石油系のオイルや有機溶剤、化学物質を一切使用していないので安心して使用出来ますが

数パーセント天然BEE WAX(蜜蝋)を含んでおりますので、凹凸のあるレザーに使用すると

凹部分に入り込んだ蜜蝋を磨き上げる事が出来ず、白く凝固してしまいます。

 

という事で【BUSTED SHRINK HORSEHIDE DARK SEAL "VOLCANO"】

に御使用いただきたいのは↓のアイテム

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MUSTANG P.WATER

35ml

 

こちらの"MUSTANG P.WATER"は浸透性に特化した性質を持ち

先に御紹介した"MUSTANG PASTE"の2倍の浸透スピードを持っております。

さらに蜜蝋を配合していない純度100%のホースオイルを使用している為、凹部分に蜜蝋が残り

白く凝固してしまうという事も無いオイルでございます。

原料である馬脂を精製すると油は大きく3層に分離します。

1層目は透明かつ液体状でサラサラしたオリーブオイルのような油

馬脂全体から1割しか精製されず、また浸透性が最高なので

今まで最高級のスキンケアOILの原油のみに使用されてきました。

2層目はトロトロした乳化状の油となり(マスタングペーストはこの2層目が原料)

そして残りの3層目がゼラチン状の油粕です

(この3層目は浸透性が低いため主に食用油脂に使用されます)。

P・ウォーターは、この熊本産の最高級馬脂の1層目(僅か10%しか取れない希少な液体油)

だけを100%使用した最高に贅沢な保革油です。

 

それでは実際に【BUSTED SHRINK HORSEHIDE DARK SEAL "VOLCANO"】を使って

オイルメンテナンスをやってみます。

DSC_1223.jpg

まずは表面にサラッとオイルを乗せます。

 

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直ちに手や指を使用して、塗り伸ばしてください。

非常に伸びの良いオイルですので、厚塗りにならないよう広範囲に広げてください。

この作業を全体に施していただくだけの簡単な作業です。

 

浸透性能を確認してみましょう↓

DSC_1236.jpg

レザー表面に"MUSTANG P.WATER"を乗せた状態です。

ここまでベッタリと乗せる必要はありませんが、実験ですので多めに乗せました。

↓

↓

DSC_1239.jpg

連続でシャッターを切りましたので、コンマ数秒後にはここまで浸透しております。

これは良いですね。

 

 

このオイルメンテナンスですが、頻繁に行う必要はございません。

革を作り出す段階で加脂を行っておりますので、特に初年度はオイルメンテナンスの必要は無い

と言っても過言ではありません。ただし、使用条件によっては必要になる場合がございます。

例えば雨に降られたり、バイクに乗っている時に濃霧に見舞われたり

そういった事で革がしっかり濡れた場合にはオイルメンテナンスが必要です。

また、そういった事で無くとも 日頃擦れる部分(袖口やジッパー廻り等)は

気が付かないうちにパサパサになっている事もございます。そうなっている箇所を発見したら

部分的にオイルを入れてあげると、長年に渡って生き生きとしたレザーの質感を楽しんで頂けます。

 

簡単にではございますが、相性の良い組み合わせを掲載しておきます。

 

【BUSTED SHRINK HORSEHIDE DARK SEAL "VOLCANO"】使用のレザー

MUSHMANS CYCLE CHAMP

"MUSTANG P.WATER"

 

Rainbow Countryの通常レザー

・THE FEWの通常レザー

・馬革全般

"MUSTANG PASTE"

 

・BADALASSIレザー全般

・MUSHMANS×ELECTRIC LEATHER系の馬革

"RENAPUR/ラナパー"

 

といった感じです、その他のレザーでお悩みの場合はお問い合わせくださいませ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


コメント
BUSTED SHRINKのメンテはマスタングぺーストで良いだろうと思っていたので
この説明は凄く有難いです!
ありがとうございます!
  • by BeOS
  • posted at 2017/10/28 12:17 AM
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