MUSHMANS Leather NEW MODEL "RACING JACKET"の全貌を公開!

 

 

60's Harley-Davidson

"Racing Jacket"

※Vintage(非売品)※

 

"キング オブ モーターサイクル"H-D社の歴史は100年を超え、その歴史と共にH-D社のオリジナルレザーウエアの存在も長い歴史を持っております。

H-D社のレザーウエア史上最も有名なモデルが"CYCLE CHAMP"であり、1946年にリリースされた名作です。

その後1956年にCYCLE CHAMP二世代目のモデルを、当時売り出し中であった『エルヴィス・プレスリー』が纏い、カタログのモデルになると全米中で知られる存在になったのです。

しかしながら、その後1960年代に入りCYCLE CHAMPシリーズの消滅と共に、同H-D社のレザーウエアはマスプロダクツ・マスクオリティへと方向を転換して行きます。

数々の名作をリリースしたH-D社のレザーウエアも、時代の流れと共にその存在感を失い、1970年代以降はそのクオリティを一層低いものに落とし現代に至っているのです。

 

今回MUSHMANS Leatherがスポットを当てるのが、1960年代 H-D社のレザーウエアがマスプロダクツ化されていく過渡期に作られたモデル。

ある一定の拘りが垣間見えるものの、部分的に量産用ディテールが採用され始めながらも、最後の輝きを持っているモデルと言っても良いでしょう。

 

シンプルな中にも、時代の流れに最後まで抗った、製作者達の願いを感じる事が出来るモデル。

 

1960年初頭当時に想いを馳せながら、このモデルを2019年のMUSHMANS Leatherは紐解いて行きます。

 

 

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レザージャケット、ライダースジャケットの中で最もスタンダードなモデルと言っても過言では無い『スタンドカラー シングルライダースジャケット』、シンプルなディテールによりモーターサイクリストのみならず広く世間に知られているモデルです。
そう、シンプルな構造であるからこそ、そのパターンやシルエット、またマテリアルが映えるモデルと言えるでしょう。
この世の中に何千何万もの"スタンドカラー シングルライダースジャケット"が存在しているでしょうが、今年はレザージャケットの原点に回帰すべく、あえて市場に多く存在するモデルに着手しました。
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ライダースジャケットとして、不用なディテールの一切を排除した極めてシンプルな構成。
フロントに装着される胸ポケット以外は"モーターサイクルを駆る"以上の機能性を求めていない、実に潔いモデルであるからこその魅力を感じずにはいられない。
MUSHMANSで保有するヴィンテージを紐解くと、そのシンプルさの中に真摯にライディングと向き合った痕跡を確認する事ができるのです。
特徴的なウエストのシェイプは、まさにライダーの着座時の快適さとライダーとウエアとの密着性能を総合的に鑑みたうえでの寸法と設計であると言えるでしょう。
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アクションプリーツを用いない背面デザインは、贅沢にマテリアルを使用する接ぎが極めて少ない構造。
このデザインはマテリアルをどれだけ豪快に贅沢に裁断するかで、このモデルの価値が決まってくるものと感じます。
北米産マスタングハイドを原皮として100%植物タンニン鞣しで生み出される、MUSHMANS Leatherオリジナルホースハイドには最高の舞台(魅せ場)であるとも言えるでしょう。

 
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絶妙なカラーハイト(襟の高さ)となっているスタンドカラーは、ヴィンテージの寸法をそのまま採用しました。
当時と現代とではヘルメット事情が異なる為、考え方によっては少々低めに設定する必要があるのかもしれません。
しかしながら、ただただモーターサイクリストだけの為に製作するライダースジャケットではありませんので、ここは当時のヴィンテージを忠実に再現しております。

 
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モーターサイクリストの冬季用レザーウエアでは無い為(タウンユースでは冬季も使用可能ですが)フロントジッパー内側にウインドストップフラップが装着されておりません。 しかしながら ある程度(実用の範囲内で)ジッパーからの風の進入を抑止するジッパー被せ構造となっております。

 
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ここで、1960年当時のMUSHMANS保有のヴィンテージ 各ディテールの画像を掲載します。
恐らくどこかのタイミングで所有者がライニング交換を行ったものと思われ、新品当時の生地に程近いものに交換されております。
この年代まではマテリアルも味わい深い物が使用されており、60年が経過した今でもその輝きは失われておりません。
資料として70年代初頭のモデルやAMF時代のH-D社レザーウエアも保有しておりますが、そのマテリアルの存在感は全く異なるものでございます。

 
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あえてマスプロダクツ化されたディテールをも再現してみました。
ジッパーエンド部分がそれです。 このディテールが簡素化され始めた証拠と言える部分です。
それとも単にミステイクなのか? 確かな真相は不明ですが、あえてここは再現してみました。
↓↓↓ ヴィンテージも同様の仕様となっております。
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ひとつ、ヴィンテージに無かったディテールを追加しております。

それはインナーポケットです。

これに関しては、個人的に必ず付いていて欲しいディテール(バイクに乗るうえでも、タウンユースでも)なので、問答無用で追加しました。

ライニングに関してはMUSHMANS Leather CYCLE CHAMPと異なりキルティングではない一枚物となっております。

これによって非常に軽快な着心地となっておりまして、秋春夏(夏はバイクで)といった長いシーズンでご使用いただけるようになっております。

また、これに関してもヴィンテージ同様の仕様でございます。

 

 

 

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マテリアルに使用されるレザーは、既にMUSHMANSでは馴染み深いものとなった"北米産マスタングハイド100%ベジタブルタンニン鞣し" 。通常のホースハイドに比べ厚目(1.4mm〜1.7mm)であるものの、実用の範囲内のマテリアルであると言えるでしょう。

ある程度の運動性能が必要となるライダースジャケットですから2.0mm厚まで厚口のレザーになってしまうと着ていて苦になってしまいます。

そういった意味で、実用の範囲内でのヘヴィーな素材であると言えます。

所によって荒々しい表情を魅せる馬革特有の不安定さを表現しており、上級グレードの厚口レザーながらあえてピグメント(顔料)によって着色を施しております。

その為、着用し擦れることによって顔料が剥離し下地に使用される薄茶色が顔を出すようになっております。

長年使用いただく事で、様々な表情を演出する素晴らしいレザーマテリアルです。

 MUSHMANS Leather CYCLE CHAMP で使用しているマテリアルと同素材となります。
この経年変化は→こちらをClick いただきますと御覧いただけます。

 

 

 

さて、ご説明はこの辺にしておいて、実際の着用感を御覧下さい。↓

 

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ライダースジャケットでありながらも、タウンユースでの着用を前提に作りこまれております。

その為自然な立ち姿勢で居られるパターンにしております。

ヴィンテージを元に製作しておりますが、だからといってサイズ感やパターンまで全てコピーしている訳ではなく、日本人体型と現代にマッチしたスペックを割り出してパターンを引いているのです。

闇雲にタイトでスッキリしたシルエットにしようとはせず、アメリカンヴィンテージらしい無骨なシルエットを演出しているのが特徴的なところです。

細すぎないアームホール、入り過ぎていないショルダー、短すぎない着丈、ヴィンテージサンプルの特徴であるウエストのシェイプ、全てにおいてバランスを重視して設計しております。

 

画像の人物はサイズ38を着用、インナーにShirtsや薄手のSWEATを着用いただいても問題ありませんし、T-Shirts一枚の上に羽織っても良いサイズ感です。



 

 

 

続いてモーターサイクリスト的コーデ↓

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先の画像とあんまり変わらねーなって思った方も多いでしょ。確かに(笑)

モーターサイクリスト的コーディネートという事で、T-Shirtsにレザージャケット、デニムパンツ(は同じですが)にエンジニアブーツといった定番的なスタイリングです。

この感じで春夏秋と3シーズンに渡って着用いただきたいです。



 

 

 

 

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既に多くの反響をいただいておりまして

まだ最終形態のパターンを決定する前から

ご予約をいただくお客様もいらっしゃいました。
 

 

信頼いただいております事を胸に

最終的に素晴らしい製品にできるよう

ひとつひとつの確認作業を進めます。
 

 

まずは、来週頭にテスト走行の一回目を実施

その後、日常の使用を続け

5月には二回目のテスト走行を実施します。
 

 

その頃には、最終的な修正ポイントが見えてくるものと思われます。
 

テストサンプルは店頭で御覧いただけますので

引き続きよろしくお願い申し上げます。





 

 

 

 

 

 

 

 


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