MUSHMANS 10th Anniversary Model !! 特別なコラボレーションモデルの発表です!!

 皆様こんにちは!!MUSHMANS代表の藤田です!!
 

 

帰国してからというもの、様々な事に追われまして、アメリカ横断の余韻に浸る暇もなく突き進んでおります。

実はこのアメリカ横断ツアー中に一件だけ仕事に関わる案件を入れておりまして、この案件をクリアした事で今回御紹介するアイテムが正式に発表できる段階まで来ました。
 

 

本日は先行予約受付を開始いたします事をPRいたしますと同時に、この特別な企画の詳細を掲載しようと思います。
 

 

 

 

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毎年恒例となっているTrujillo's/トゥルフィリオスとの別注ブランケットベスト。
リオグランデスタイルの伝統工芸品であるこのChimayoブランケットの、温かみと繊細さと美しさ、これをレザーとドッキングして物作りができないものか?
 
長年の夢であったアイテムが今ここに実現しようとしております。
ブランケットとレザーのドッキング、これを実現させるにあたって乗り越えなければならないハードルは数々ありましたが、ようやくこの段階まで来ました。
実は昨年私の大好きなブランドであるMister Freedomがブランケットとレザーのコンビネーションモデルをリリースしまして、完全に先を越されてしまった感があり、さらに大変素晴らしい仕上がりでもございましたので一度は企画自体を収束させるつもりでおりました。
どうしても後発でリリースいたしますと、デザインソースをマネたようになってしまい、尊敬するデザイナーさんにも申し訳ない感じになってしまいます・・・。
 
ただ、これを作るにあたって職人さんにも動いてもらっておりましたので、完全に収束させる訳にもいかない。
色々と想うところはありましたが、やりたかった企画を10周年という節目の今実現させようと思います。


 
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今回の企画に関しては、様々な方々に協力をいただき進めてきました。
 
まずはブランケット、こちらは毎年年始に別注企画を組んでいただいている米ニューメキシコ州のTrujillo's(トゥルフィリオス)に。
そしてレザーマテリアル、こちらは4年前にRaibow Countryとの別注レザーとして使用したホースハイド(馬革) "Neutral/ニュートラル"と同様のスペックのマテリアルを Rainbow Countryに供給いただいております。
そして縫製、このモデルはMUSHMANS Leather "FRIVOLOUS"のデザインパターンをベースにしておりますので、縫製はELECTRIC LEATHER STUDIOに担当いただいております。


 
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まずは【レザーマテリアル】からご説明して行きましょう。
2015年にRainbow Countryとの別注企画として製作したHorse Hide(馬革) "Neutral/ニュートラル"
自然な状態を楽しんでいただく為に、限りなく素の状態に近いマテリアルをご用意いたしました。
ただし全く染色を施していないという訳ではなく、人間の皮膚のような肌色にならないよう若干の染料を含ませております。
ですのでマテリアルの名称もNatural(ナチュラル)では無く、Neutral(ニュートラル)という表現となっております。
この若干の染料が美しい経年変化を生み出し、汚れが目立つ事無く美しい飴色を実現いたします。
勿論、ベジタブルタンニン100%鞣しとなっておりまして、クロームコンビネーション鞣しではございませんので、その経年変化も凄まじいものとなります。
この時点で素晴らしい品質のレザーマテリアルでありますが、これにELECTRIC LEATHER STUDIOにてオイル仕上げを施しております。 今回使用しているブランケットの表情によりマッチさせる為の配慮です。
その為、以前リリースしたNeutralとは発色感とオイル感が異なっておりまして、より粗野なオーラを感じていただける仕上げになっております。


 
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自然さを追求した為に、上記画像での襟部に見られるような馬体が生きていた時についた傷がどうしても出てきます。
我々としては、この粗野さこそ今回の"Rio Grande Leather Jacket"にマッチしていると考えておりますので、あえてこういった箇所をガンガン使用していきます。
勿論、強度に関係するような傷は逃げて裁断しますので、耐久性等には影響しないよう、細心の注意を払って裁断しております。
極力自然な状態、まさに自然素材を使っている事を存分に楽しんでいただきたいと思っておりますので、こういった箇所が好きじゃないという方には不向きなアイテムかと思います。
またオーダー時に極力傷跡の無い物を作って欲しいといった要望もお受けできませんし、その逆で傷だらけの革を極力使用して欲しいというオーダーもお受けできません。 全てはバランスの良い、我々が考える"Rio Grande Leather Jacket"の雰囲気を構築して行きたいと思っております。


 
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続きまして【ディテール/縫製】に関してのご説明です。
今回の企画は縫製をELECTRIC LEATHER STUDIOに依頼して製作しております。
ベースとなったモデルはMUSHMANS Leather "FRIVOLOUS" 現在まで多くのお客様からの支持が厚いモデルであり、仕様に関しても熟成されたモデルをベースとする事で、より洗練された製品となっております。
縫製テストを繰り返し、ブランケットとレザーを組み合わせる際のネガティブな部分は全て洗い出しが完了しております。
縫ってみないと解らなかった、新たな発見があったりと時間をかけてテストした結果、最終テストサンプルは量産品と変わらぬスペックで仕上がっております。


 
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様々なディテールとデザインを試しましたが、このショルダーからアームの仕様以外ではブランケットとのドッキングは難しいという結論に至っております。
やはり異素材同士のドッキングは様々な制約の中で組み上げて行く必要がありました。


 
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当初サイドポケットは無しにして、ブランケットの表情を全面に押し出そうという事になっておりましたが、作ってみるとフロントの表情が寂しいという事もあり、スラッシュポケットを採用しました。
このスラッシュポケットはLeather Gilet"Tennesean"に採用している構造を用いております。
まさにMUSHMANS Leather ELECTRIC LEATHER STUDIO ヴァージョンの集大成とも言える仕様で、現在までに蓄積されたトライの結果を反映して製作されております。


 
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ライニングにはサテン地を使用せずに、コットンファブリックを採用し、レザーマテリアルとブランケットの表情に合わせております。


 
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インナーポケットも採用されており、DAREDEVILやFRIVOLOUSに採用されている構造を用いております。
様々なインナーポケット構造がありますが、この仕様が結局使い勝手が良いと感じております。



 
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それでは、今回の主役とも言える【ブランケット】に関してご説明しましょう。
MUSHMANSを日頃ご愛顧いただいている皆様には、最早説明不用かもしれませんが、今回に関しては現地まで足を運びコラボレーションの公認を取得して来たという事もありまして、改めてご説明しようと思います。
 

米ニューメキシコ州のチマヨ村に存在する伝統工芸を今に伝承する三大ブランド

【ORTEGA'S/CENTINELA/TRUJILLO'S】

は、ひとつひとつを手作業にて織り、時間を惜しまず伝統的製法で生み出される人間の温かみを感じるブランケットを、今に継承しております。
 

その中でも[TRUJILLO'S/トゥルフィリオス]のブランケットは卓越した技術力の高さに定評があり、根強いファンを抱えるブランドです。

 

現在でもその当時の製法を変える事なく、頑なに古の製法にて作り出されるブランケット。

電気的な力を借りる事なく、全て人と自然の力だけで織り出される一枚一枚のブランケットには、遠くニュースペイン(メキシコ)の地からアメリカへ向かった人々の生きる力と希望を感じられるものでございます。

 

ブランケットデザインは、年始にリリースした別注VESTのデザインを使用。

※ちなみにVESTは若干数を再生産しましたので、XSとSサイズはストックがございます。※

多くの皆様より好評をいただき、私個人的にも史上最も完成度の高いデザインと発色になったと思っており、予てから企画していたブランケットとレザーのコンビネーションモデルに最適と判断しました。

今回の"Rio Grande Leather Jacket"用に、ストライプ柄とチマヨ柄のサイズバランスと間隔は特注しており、先にリリースしているベストとは若干デザイン感が変わっております。

こういった細かいワガママも忠実に再現してくれた事に感謝しますし、このオーダーを仲介してくれている業者様のコミュニケーション能力にもより一層の信頼感が湧きます。

 

 

 

さて先週実施した【アメリカ横断 ROUTE66 弾丸アタック】でございますが、実は途中ルートを外れて北上し、このブランケットが作り出される現場に立ち寄らせていただきました。
 

初めてのニューメキシコ州は、広大な大地に抱かれた まさに"地球を感じる"という表現がマッチする素晴らしいところ。

サンタフェの町からさらに北上すると、そこには素朴な建物と豊かな自然に抱かれたチマヨ村があります。

温かい人間力を感じるその地に"Trujillo's Weaving Shop"は在りました。

 

 

 

 


それでは、皆様も一緒にチマヨ村までのツーリングをしましょう。

ハイウェイ"I-40" Clines Cornersから北に逸れ、Santa Feの街はずれを通過しChimayoへ向かう1時間30分程度のツーリング。

これを10分に凝縮した動画を用意いたしました。
 

素人の動画編集ですので、大変見苦しいところもございますが、折角なのでChimayoまで一緒に走りましょう。↓

 

 



 

いかがでしたでしょうか?

車載カメラですと、実際の迫ってくる大自然を表現しきるのは難しいところですが、こういった地形のこういった雰囲気の場所で作り出されているという事は感じていただけたかな?と思います。

 

ここからは静止画で↓
 

 

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ニューメキシコ州でのプエブロの伝統建築であるアドベ調の味わい深い建物に、また味わい深いハンドペイントによる"Trujillo's Weaving Shop"のサイン。
何度も画像では見た事のある所に来たんだなぁ、と感慨深い。

 
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店内に入ると店舗兼ファクトリーとなっている為、巨大な織機が鎮座している。
歴史を感じるこの織機は先代(創業者 John R Trujillo)から使われている物で、サイズの大きいラグ等を織る為の織機だそうだ。

 
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何台もの織機が並ぶファクトリー内であるが、モーター音は一切しない。
全て人間の力と自然の力によって織り出されているからだ。

 
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ちょうど製作中であった為、どのようなスピードで織り上げられるのか、じっくりと観察させてもらった。
勿論頭では解っていた事だが、コンピューター制御されるでもなく、一人の人間がデザインの全てをコントロールする。
そう、全ては手作り。
ちょっとぐらい納品が遅れても、現場を見てしまったこれからは文句が言えなくなってしまうものだ。
本当に、途方も無く手作りだからだ。
現場を目の当たりにする事で、人(メーカー)に優しくなれる。

 
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そして、今回のモデルをチェックしてもらう。
画像左がカルロス氏、John R Trujilloを継承する人物。

 
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大変気に入ってくれたようで、MUSHMANS LeatherネームとTrujillo'sネームの両方が正式に取り付けられる、公認のダブルネーム製品の完成だ。
そう、ROUTE66から大幅に逸れて、ここまで来た目的はまさにこれ、現地で会って公認を得る。
以前よりデザインスケッチや仕様書で許可は得ていたものの、実際に訪問し現物を見せる、そして公認を得る事。
大切に織り上げられたブランケットを、遠く日本で加工して使用する、しかも歴史ある"Trujillo's"ブランドのネームを取り付ける。
ここまでするのが礼儀だとも思っている。
買い付けは一切しない、日頃世話をしてくれている仲介業者に仕入れは一任している、これも礼儀だと思っている。
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という事で、完成した"Rio Grande Leather Jacket"と共にカルロス氏と記念撮影。
この旅の重要な要素でもあった事だった為に、ひとつ肩の荷が降りた感じで安堵の表情が(笑)
もう半分以上旅は進んでいるが、これで完全にROUTE66に専念できると感じた瞬間だった。

 
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という事でTrujillo'sからも公認を得て、全ての準備が完了。
特別な想いを詰め込んだ限定モデルの登場です。
こちらのモデルはブランケットの生産に依存する形となります。
全てが人間の力だけに委ねられたブランケット。
大量発注に対応するのは困難です。
 
また、日本での組み立てもたった一人の職人に依存するものです。
どちらにしても大量生産は不可能です。



 
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15着限定生産

 
本日よりご予約受付をスタートいたします。
納期はブランケットの入荷次第にはなりますので
はっきり言って正確な納期が申し上げられません。
現在の予定では12月頃にデリバリーが開始できるよう調整中です。

経年変化の進行具合やコーディネート例は
後日改めてUPさせていただきます。
サンプルは店頭に展示しておりますので
是非現物を御覧下さいませ!!


 

 


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