DENIMEより"ISK SERIES"224-66の入荷です。
皆様こんにちは!!MUSHMANS代表の藤田です!!
三寒四温とはこの事で、まさに春に向うという事を感じさせる気候となっております。
春夏アイテムも入荷が始まり、春に向けたアイテムをお探しのお客様も多くなってまいりましたね。
このシーズンになると、新たなデニムが欲しくなるというものでありまして、新年度に向けて新たな一本をお探しのお客様も多く御来店いただいている、ここ最近。
そういったところで、入荷のお知らせでございます。

2023年にウエアハウスによって新たなスタートとなった"新生DENIME"は、当時のDENIMEを知っている方から、当時を知らない方まで、多くの皆様にご指示いただき、常に品薄な状態が続いている状況。
私個人的にも穿きこんでおりますが、やはり良い。
生地の雰囲気は勿論、DENIMEらしいシルエットも好評の理由でしょう。

さて、今回入荷のDENIMEは"ISK SERIES"と名付けられた、ベーシックシリーズとは異なる生地を使用したコレクション。
このISKの名称は『石川台/ISHIKAWADAI』から取られた文字列。
この石川台って何?ってなりますが、地名ではありません。

石川台
1953年、石川製作所が製造したリング精紡機。
現在日本で稼働する精紡機で最古の機械です。
最新鋭のリング精紡機であれば、この石川台精紡機の3倍を超えるスピードで紡績出来るのでありますが、ゆっくりと紡がれる事で綿への過剰負荷を抑える事が出来るうえに、最新鋭のマシンでは生み出す事が出来ない、まるで手紡ぎのような独特のムラ感が現れます。
この石川台精紡機を保有する大正紡績によって作り出される糸ですが、今作にはデニム用の「ラフィ」を紡績して作られた世界初のデニムファブリック。
糸を製造する過程で捨てられてしまう所謂"落綿"を再利用するのがラフィですが、天竺地などには使われているのは見た事がありますが、デニムでは初めて。

最後の精紡機"石川台"で紡がれるデニム用"ラフィ"を、旧式のシャトル織機"TOYODA GL-3"で織り上げる。

この生地の躍動感あふれる表情は、紡績での糸ムラと旧式シャトル織機による相乗効果によるもの。
是非このプレミアムな素材を楽しんでいただきたいと思います。
オンスに関しても、ベーシックシリーズが15.5オンスなのに対し、ISK SERIESは13.7オンスとなっております。
これからのシーズンでも苦無く使えるオンスなのも嬉しいですね。


ディテール・パターンは、DENIMEの代表的な存在である[244 66Model]でございます。
シルエットの良さを実感するのは間違いなく、きっとご満足いただける事でしょう。
それでは、ディテールチェックを。


66モデルの意匠を踏襲し、ポケットはバータック仕様となりリベットを廃している仕様。

リベットは打ち抜き(貫通)タイプから、キャップ(被せ)仕様へと変化した年代ですから、それも忠実に再現されております。
細かい部分ですが、こういった所がヴィンテージレプリカデニムのポイントでもありますね。

パッチは勿論、紙パッチ仕様。

ポケット裏のステッチを見ると、このモデルが66モデル前期をベースにして作られている事が解ります。
ちなみに66後期は、この部分がチェーンステッチ仕様となります。
1973年から1970年代後半?1980年代前半?まで製造された、この66モデル。
付属するフラッシャーに1966の文字があった事から、66モデルと呼ばれるようになりました。
70年代のファッションシーンで積極的に取り入れられた、デニムパンツの代表的な存在であり、ワークウエアからファッションウエアへ成熟して行く過程の一本。


着用感はこのようになります。
66モデル前期らしい、スッキリとしたヒップラインと美しいストレート。
ファッションとして成熟しはじめる、古き良き時代のシルエットをお楽しみいただけます。
癖の無い、素晴らしいシルエットは、当時のDENIMEを超えた魅力をも持ち合わせておりますね。
どれをスタンダードと捉えるかは、皆様それぞれの感覚があるかと思いますが、私自身はこのシルエットが最もスタンダードと感じるものでございます。
レングスの設定は30インチ表記ですが、実際のところ縮み後で32インチ弱といったところになります。
日本人の平均的に言って、この位のレングスの方が裾上げしても自然かと思います。

慢性的な品薄となっております。
次回の入荷はいつになる事でしょう。
是非、出会いを大切にしてくださいね。


