その真実。

そのモノの持つ本来の性能。

例えば、クルマやバイク。
最高出力○○○hp
最高速度320km/h

そんなポテンシャルを持つマシンを手に入れた時。
人は必ずと言って良い程に、その実力を試してみたくなるものだ。

少なくとも、私はその部類の人間である。

クルマやバイクであれば、しかるべき場所を選べば その実力を試す事が出来る。
少なくとも、その環境と少しばかりの技術は持ち合わせているつもりである。

しかし、そのポテンシャルを試そうにも
どうしてもソレが出来ない場合が多々ある。
イイ物を持っていても、そこがフラストレーション。
そんな事を感じた事がある方、多いのでは?

本日はそのフラストレーションをひとつ解消します。

世界最高峰のワークブーツと呼び声高いブーツメーカー
『WHITE'S BOOTS』

そのセールスコピーには、大概の場合"強靭"や"質実剛健"の文字が並び
スタイリングと共に、その強固な作り込みがフィーチャーされている場合が多いですね。

確かに、私も何足ものWHITE'S BOOTSを所有し、愛用しております。
確かにその作り込みは強靭さを感じ、一度もトラブルに見舞われた事が無い。

といったところは、多くのWHITE'Sユーザーも確認しているところであるかと思われます。

で、本当のところはどうなの?

と聞かれても、このブーツの強靭さを確かめる
【環境】はもちろん無く
このブーツを追い込むだけの【体力】もおそらく無い(笑)
じっくりと追い込む【時間】も無く。
一足だけを履き続ける【忍耐力】も無い。

そう、人間それぞれ良い物を所有しても、試す機会に恵まれない場合が多い。

と、思っていた矢先。
素晴らしい機会を得る事が出来た。

そう、本職の方に履いてもらう。

ただ、ここ日本にスモークジャンパースは存在しない。
しかしながら、その本職に最も近い存在がMUSHMANSの常連様に存在した。

詳しくその方のご職業を公表するのは避けるが
我々を有事の際に守ってくれる強い見方である事は確かだ。

その方に頼み込み、6ヶ月間WHITE'S Smoke Jumperを預け
過酷な訓練に使ってもらう。
最高のシチュエーションが生まれたのだ。

日々訓練を欠かさない彼の足は特殊な状態となっており
採寸に関しても難しい。
誤ったサイズを渡してしまうと、WHITE'Sの強度実験どころか 訓練に支障をきたしてしまう。
腕の見せ所でもあった。


WHITE'S Smoke Jumper
【Material Leather】
Hunter Leather(Black)

【Sole】
Sole : Vibram #100 Sole +¥5,000-
Sole Edge Color :Black

【Hardware】
Hardware :Black(alleyelet)
Hardware Pattern :Regular

【Toe Style】
Regular to toe

【Toe Box】
Double Celastic Toe Box

【Toe End】
RooldTop

【Welt】
Double Welt

No Fingerloop

Blockheel

訓練に支障をきたさない、スペシャル仕様で完成。

そして、その6ヶ月間が経過した。
通常、WHITE'S BOOTSの6ヶ月間というと、少し皺が入って履きやすくなった程度。
しかし、本職は凄かった。


新品時の画像と見比べてみて下さい。
たった半年でここまでになったWHITE'Sを見た事はありません。


あえてノーメンテで使ってもらった、こちらのモデル。
過酷な状況がうかがえるToeの傷。


各写真で気付かれたか否か?
ソール真下よりも、角が丸くなって消耗しているのがわかります。
これは、タラタラと歩いたのでは無く 未舗装路を全力で走る事が多かった証しでしょう。


もともと、ブラックで塗られていたミッドソールとヒール
全て塗装が剥がれております。


この実験を引き受けてくれた彼曰く。
「マジで半年でぶっ壊すつもりで履きました、、でも全然壊れる気配がない・・。」
通常使用するブーツであれば、この時点で既に故障箇所が出ると言う。
フィット感も高く訓練に支障は全く無かったということで私は一安心。
薬莢が云々と・・ここでは明らかに出来ない発言も出て その訓練のすさまじさを感じます。

また、ハンターレザーを使用し防水性を高め、ステッチダウン製法の強みである耐水性。
これに関しても、極めて水の浸入は少なかったという事だった。

この状態ですと、普通に使用される方の30年分程度に値しますね。

さあ、ここまでの画像で このWHITE'Sもうボロボロじゃん。
と思った方も多いと思いますが。

通常メンテナンスで復活させます。
もちろん、一般的な方法でです。
↓


少々時間はかかりますが、ここまでパリッと復活します。
画像右がメンテ前、左がメンテ後。
言うまでもございませんが(笑)


時間の制約があったので、ここまでにしましたが
もっとじっくりやると、傷も隠れますし もっと新品に近づきます。
あくまで一般的な方法でやってです。

その一般的な方法は↓の書籍に詳しく掲載されております。

【ブーツ完全マニュアル】


ボロボロで終わったように見えたブーツも、通常のメンテナンスで復活します。
ただし、生半可なブランドのブーツであったら・・・
そうはいかないでしょう。


致命傷になってしまうであろう、レザーマテリアルの裂傷も
レザー自体が強い事によって大事に至っておりません。
革の繊維が詰まっていないレザーであったら、このToeの傷はToe Boxに達していたでしょう。

実験結果

WHITE'S BOOTS

"強い"

以上。

通常メンテ完了後、さらに御使用いただきます。
その後の報告もお楽しみに。

 

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