2015-16 RAINBOW COUNTRY 別注アイテムを御紹介いたします!

皆様こんにちは楽しいMUSHMANS代表の藤田ですグッド

いつも当ブログを御覧いただいている皆様は、おそらく本日のブログの表題を御覧になって少し驚かれた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
"2015-16 RAINBOW COUNTRY別注アイテム"
例年より御紹介が3〜4ヶ月早い!?
そうなんです、今年のRAINBOW COUNTRYとのコラボモデル、実はここ数年温めていたスペシャルモデル。
何度もレインボーカントリーさんと打ち合わせを重ね、この度テストサンプルの完成に至りました。

先に申し上げますと2015モデルは例年のモデルと比べ「経年変化」の部分で、非常に変化の大きいモデルです。
その為、早めにテストサンプルを完成させ、私自身が実験台になって経年変化させます。
もちろん、現段階で御予約を承る事も可能ですが、御購入いただく皆様に少しでも その経年変化の過程をお見せ出来れば、より安心して御予約が出来るのではないか?という事から、この時期の発表とさせていただきました。

まずは、この企画の発端を以下にまとめました。

戦後70周年を迎えるにあたって、戦中のフライトジャケットを扱う我々。
かつて敵国であった米国軍の戦闘服。
そいうった事を含めて、我々の洋服屋としての処しかた。

様々な思いの中で、2015年は"ニュートラル"になるべきと考えました。

戦前・戦中・戦後の歩み。
その時代、その時代で様々な事が起こり、そしてそれらに対して様々な理由で物事が動きます。
そして現代においても、様々な背景と考え方によって また同じ過ちを人類は犯していくのです。

先に挙げた"ニュートラル"
いずれにもかたよらない、中立的、中間的といった意味を持ちます。

国家の違い、宗教の違い、肌の色、利害関係、様々な要素を取り払い"ニュートラル"な精神状態で、先に起こった戦争について考えてみる時期なのだろうと思います。
おそらくそれは、戦後70周年だからではいけないのでしょう。
ただ、ひとつの区切りとして 我々の思う形を、この別注企画に思いを馳せました。

 

RAINBOW COUNTRY×MUSHMANS
2015-16 Special Edition
Type A-2 ROUGH WEAR AC16159
Color "Neutral/ニュートラル"

あくまでカラーネームは"Neutral/ニュートラル"
であるからこそのカラーリングとなりました。
100%ベジタブルタンニンナメシのホースハイド(馬革)を使用し
自然の状態に近いナチュラルレザーの完成です。

何故Natural/ナチュラルと呼ばないのか?
一般的にナチュラルと呼ばれるレザーは、一切の染料等を使用しない肌色に近いレザーです。
新品時は限りなく白に近い肌色となり、必ずと言って良いほどに汚れが付着してしまいます。
財布等であれば、使用と共に色が変化し気にならなくなりますが、レザージャケットとなるとそうもいきません。
汚れとエイジングは似て非なるもの
そのジレンマを解消したレザーカラーとは?
そこで、この"Neutral/ニュートラル"
特別な染料を若干使用し、オイルフィニッシュする事で限りなく自然なナチュラルカラーへ。

完全なド新品の肌色でもなく、だからといってバッチリ染色したカラーでもない。
極めて中立的なカラーリング
"Neutral/ニュートラル"
が完成いたしました。

完成した"Neutral/ニュートラル"ホースハイドをA-2へ。
ここでも幾重にも重なる苦難が残ります。
まず、A-2というベース。
このシンプルかつ無駄の無いデザイン、このシンプルさはパーツ点数が極めて少ない事で成立します。
パーツ点数が少ないということは、ひとパーツ毎の面積が大きい。
そこにきて、このレザー。

ナチュラルレザーから、若干の染料と仕上げによって完成している事は前述いたしましたが
この行程によって、ただでさえキズの多い馬革のキズ痕がより一層目立つようになるのです。
ナチュラルよりもキズが隠れるかとお思いかもしれませんが、実は逆です。
より一層目立つキズ、このキズを完全に避けて製作しようとなると・・・
100頭分の馬革を手配したとして、、一着もA-2が仕上がらないでしょう。
馬革らしい馬革を楽しむ、だからこそのキズは仕方ない。
しかし、やはりその選定が難しい。
ここは、裁断師の腕の見せ所。
通常よりも遥かに時間と労力のかかる裁断作業となります。

同じ馬革といっても、一枚一枚にそれぞれの表情があります。
人間の顔と同じように千差万別。
この"Neutral/ニュートラル"レザー、極めて薄化粧であるが為に
一枚一枚のカラーリングにバラつきが出ます。
このテストサンプルでも解るように、部位毎に若干色味が違うのがわかりますでしょうか?
製作側の私が言うのも、何か違うのかもしれませんが
このバラつき感が良くないですか?
おそらく、かつての米国陸軍航空隊で使用されたA-2は、このような感じだったのでは?
と思えて仕方ない。

"Neutral/ニュートラル"ホースハイドには、このリブがベストマッチかと?
Wool 100% MIX color

ライニングは通常通り、コットン100%のライニングが装着されます。

別注の証、カリフォルニア白タグにMUSHMANSタグとホースハイドタグの三連タグ。

さて、本日デビューの
RAINBOW COUNTRY×MUSHMANS
2015-16 Special Edition
Type A-2 ROUGH WEAR AC16159
Color "Neutral/ニュートラル"

一発目のコーディネート画像はコチラ↓

初回のコーディネートは、定番のDENIM合わせでいってみましょう!
着用初日でありますが、恥ずかしさが無いのがColor "Neutral/ニュートラル"
このレザーカラーであれば、例え少々の雨の中や 少々荒れる飲み会であっても
気兼ねなく着用いただく事が出来るでしょう。
気兼ねなく着用できるからこそ、経年変化が進みます。
一年間ガッチリと着込んでいただけるからこその変化。
それは、えも言われぬ変化を魅せる事となるでしょう。

当アイテムの入荷は2015年9月以降となります。
まだまだ時間がございます。
その為、これから2週間おきに経年変化状況を当ブログでアップいたします。
どんな変化となるのか?
好みの経年変化なのか?
そして、この革をA-2でオーダーするのか?
それとも別のモデルなのか?
じっくり検討いただけるようにいたします。
是非、一緒に経年変化を楽しみましょう。

既に予約したい気分に達してしまったお客様。
お電話、メールにてお問い合わせ下さい。
今後の手順につきましてご説明させていただきます。

何も知らない赤子のように何色にも染まってしまうナチュラルでは無く。
かといって
様々な事を知りすぎた何色にも染まらないカラーでも無い。

Color "Neutral/ニュートラル"

おそらく、今私達に求められているカラーがこれである。

何事にもニュートラルに、これからの70年を考える。

もしかすると、新たな考え方が生まれるかもしれないから。

 

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