襟ボアは男の戦闘服。
皆様こんにちは
MUSHMANS代表の藤田です
レザージャケットに袖を通す日が多くなりまして、毎日何を着ようか迷ってしまうシーズンですね。
着る物でテンションが上がるというのは、非常に有意義な事だと思いますし、古来から装束というのはそのシチュエーションで様々なバリエーションがございます。
戦国時代の甲冑なんかは良い例で、戦国の世に生きていない我々でも、その時代の甲冑が展示されておりますと戦う気持ちが湧いてくるもので、本当に生き死にの決着をつける際の勝負服、勝負装束としての"究極"とも感じてしまうオーラを纏っております。
話しが飛躍してしまいましたが、昨今ではそういった緩急つけた着こなしというものがお座成りになってしまっている世の中になっている気がして、少々寂しい気もしますね。平和である故の事なのかな?とも思ってしまいますが。。
勝負服、皆様持ってますか?
あ、、MUSHMANSのブログでそんな事言っても意味無いね、お座成りになってないから見てくれてるんですもの
さて、勝負服という事で、今回は女性ウケの最も良くないアイテムを自信を持って御紹介いたします



推定1943年から1947年に製造されたUSN・USMCの"M422Aの後継にあたるモデルが
今回御紹介するAN6552です。
品番の頭文字となる"AN"はARMY AF(陸軍航空隊)の"A"とNAVY(海軍航空隊)の"N"を意味し
本来は陸軍航空隊と海軍航空隊の共通ジャケットにする為に開発されたモデルでありました。

その為、襟裏には共用出来るよう"US"のステンシルのみが入っております。
結果的には、このAN6552は海軍航空隊でのみの採用となり
陸軍航空隊では同型のコットン製フライトジャケット"B-10"が採用される事となります。
当時物での話しですが、AN6552の生産は9割方がサイズ38若しくは40であり
それ以上のサイズは旧型のM422Aで賄えたと言われております。


ここで使用されるマテリアルはベジタブルタンニン鞣しのゴートスキン。
仕上げはアニリンハンドフィニッシュとなっており、経年変化の楽しめるマテリアル。
カゼインによって発せられる新品時の光沢感と、着用年数とともに深く刻まれる皺をお楽しみ下さい。

シールブラウン系のマテリアルに良くマッチするレッドリブも魅力のひとつです。

さて、着用してみますとこの様になります。
画像の人物はサイズ38を着用、男臭さの極みと言った風体をお楽しみ下さい。
この襟ボア仕様のジャケットというのは、本当に女性や奥様ウケが悪いアイテム。
すっごいカッコイイんだけれども・・コレ着てたら何て言われるか・・
というお声を、試着されるお客様から6割程度の確立で言われます(笑)
それを言われる6割程度のお客様の、さらに6割程度のお客様に対し私は返します。
「男がカッコイイと思って着てる物に文句つける女は、女じゃねーよ。」と。。
即ち、襟ボア仕様のジャケットを試着いただく3割6部の確立でそんな発言をしている訳で
男女平等を謳う世の中、生き辛く肩身が狭い理由がこういった事象の一端から垣間見られる訳で。
打率で言ったら、中々の成績な訳です。

話をもとに戻しますが、このBUZZ RICKSON'SのAN6552は
それほどタイトに絞り込んだシルエットではありません。
また、構造上アクションプリーツ仕様になっており、動き易い事が特徴です。
この程度のシルエットであれば、インナーに比較的厚めな物を使用出来ますので
関東地方にお住まいの方であれば、真冬の装束として活用出来るかと思います。

只今絶賛予約受付中の
COLIMBO×Rainbow Country×MUSHMANS

と比べると、シルエットの違いが明確ですね。
こちらのモデルは、タイトなパターンとなっておりますので
貴方の好みでチョイスして下さいませ。
只今サイズ36と38は御予約が可能です。

人が物を着るという事は
物理的に着る事以上に、精神的に着る部分が大きい。
男にとっての衣装というのは"着飾る"とは別次元での衣装があると思うんだ。
スマートとは逆行するからこそ、気持ちが盛り上がる物がある。
ソレが
"襟ボア"
男は高倉健のようでありたい訳で。


