ADJUSTABLE COSTUME×MUSHMANS 夏のセットアップのご提案です!
皆様こんにちは
MUSHMANS代表の藤田です
本日御紹介いたしますモデルは、遡る事4年前。
ADJUSTABLE COSTUMEとのコラボレートによって完成したSummer Jacketがありました。
英国の伝統的なアートファブリックブランドである"Liberty/リバティ社"のファブリックを用いて製作したサマージャケット。
そのアートデザインをジャケットに用いるという事で、多大なる反響をいただいたモデルでございます。
今回はその第二弾という事で、前作にも増して洗練され、よりインパクトの強いモデルが誕生いたします。
つい昨日の事のように感じる、前回モデルでございますが 四年も経過していたなんて・・・。
時の流れは早いものです。
それでは御覧下さい

ADJUSTABLE COSTUME×MUSHMANS
William Morris Strawberry Thief "Summer Jacket"[AJ-087MS]
William Morris Strawberry Thief ”Baggy Shorts"[AP-016MS]
William Morris/ウィリアム・モリス
![designer[1].jpg](https://blog.mushmans.com/wp-content/uploads/2018/20180517_2704033.jpg)
19世紀の英国で多方面で精力的に活動し、またそれぞれの分野において大きな業績を収めた「モダンデザインの父」と評される人物。
このウィリアム・モリスの遺したアートデザインは現代でも多くのファンを魅了し続けております。
そのモリスデザインの中でも最も高度な技術を要し、最も有名なデザインと言っても過言では無い"Strawberry Thief/いちご泥棒"のプリントを施したファブリックを使用するジャケットとパンツ。
いちご泥棒のデザインは、園芸家たちの日常の暮らしの中にある小さな悩みからインスピレーションを得ています。モリスはケルムスコット・マナーでいちごを育てようとしましたが、食いしん坊の鳥たちに食べられてしまいます。モリスの手記にも記述されていますが、本当は種類の異なる鳥だったのですが、ツグミに替えてデザインされました。
この色数の多いプリント、現代でも技術を要するプリントですが驚く事に1883年にリリースされたものなのです。
私が生まれる100年も前にこのようなファブリックが生まれていたという、驚愕の事実があるのです。
日本はその頃明治16年、そう考えると中々に感慨深いものがございますね。
まずはジャケットから御紹介して行きましょう

William Morris Strawberry Thief

ノッチドラペル、背面にはプリーツの無いプレーンな三つボタンジャケットで今回のモデルを製作しました。
サマージャケットですので、裏地無しの仕様となっております。
今回のMORRISファブリックは、珍しいライトオンスのダック生地となっておりますので、この時季のサマージャケットに最適なファブリックです。

背面はプリントセンターを合わせて製作されており、シンプルなプレーンの構造と絶妙なバランスで構築されます。
新品の状態よりも、ある程度着込まれて生地が馴染んできた方がより風合いが良くなってくる事でしょう。

ダブルネームとなっております。

フロントボタンには天然椰子釦でサマージャケットの雰囲気を盛り上げる構成。

カジュアルなパッチポケット仕様となっております。

裏地無しで総パイピング仕上げになっております。
生地の折り返しによって垣間見えるプリントが何とも良い雰囲気を醸します。

ライトオンスダックがベースとなっているからこそ、デザインの立体感が感じられる。
眺めているだけでも満足出来てしまうアイテムですね。

さて着用してみましょう。
いつもこのようなアイテムを企画すると「こんなの着れないよ!」との声があります。
しかしながら、そんな事を仰るお客様ほど試着後の購入率が高い(笑)
何故かと言うと、こういった伝統的なデザインは生活に馴染むから生き残っているのです。
140年近く、カーテンや壁紙に留まらず様々な生活用品に用いられてきた歴史。
それを洋服に用いたらどうなるか・・?
そりゃあ絶妙なマッチングとなる訳です。
画像の人物はサイズ38を着用、インナーにはスタンダードな白T-Shirtsで合わせます。
ボトムにはこれまたスタンダードなCHINO PANTSを合わせて着用。
いや〜、やっぱり好きだなこのデザイン。
続きまして、SHORT BUGGY PANTSを御紹介します

William Morris Strawberry Thief

こういったファブリックデザインを用いてジャケットを作った際は、最終的にセットアップしたくなるのが常でございます。??
セットアップなんて出来ないよ!ってお声も聞こえてくる気がしますが、この柄はショートパンツが良く似合います。
おそらくジャケットよりも、こちらのショートパンツを待っていたという方の方が多いかもしれませんね(笑)

アジャスタブルコスチュームで最も人気のあるバギーパンツをショートタイプにした"BUGGY SHORTS"にこのファブリックを用いました。
適度なワイドシルエットですので、夏時季に気持ちの良い履き心地となっております。



ジャケット同様に椰子釦を使用し、フロントはジッパーフライになっております。

ヒップポケットは玉縁仕様。

バックルバック仕様となっており、オールドなディテールを楽しめます。

それでは着用です。
ブラックがベースとなる今回のファブリックはブラックのShirtsとの相性が良いです。
勿論ホワイト系でも合いますが、少々ダークテイストな着こなしがカッコイイ。
シンプルなレーヨンシャツと合わせていただきますと、リゾートなマフィア感が良いですね。
画像の人物はサイズ32を着用、サスペンダー対応ですので少々大きめな作りです。
通常32を穿かれる方で、当製品を着用されますと若干ユルいと感じるでしょう。
ショートパンツなので、その位のサイズ感が良いかと思います。
そして

やはり、このコーディネートが良いですね〜。
世の中に流通するモリスのファブリックは、通常Shirtsに用いるのも難しい程に
ライトなファブリックの場合が多いのです。
今回、ようやくダック生地で作られたモリスファブリックをアジャスタブルコスチューム小高氏
が発見した事から、この企画が発動しました。
このファブリックを発見した小高氏は、直ちに私に連絡してくれました(笑)
その日は車で出張中でしたので、電話に出られる状態ではなかったのですが
それはもう執拗に電話とメールの応酬(笑)
何事かと思ったら、この生地の発見とコラボ企画の提案でした。
嬉しいですよね、そのテンション感と好みを理解してくれている感じ
そして私も直ちに賛同した訳で。
こちらのアイテム、ファブリックが超希少な為数量も極少量でのリリースです。


ADJUSTABLE COSTUME×MUSHMANS
William Morris Strawberry Thief "Summer Jacket"[AJ-087MS]
William Morris Strawberry Thief Baggy Shorts[AP-016MS]
まさに
オールド&モダン
その両局面の調和こそモリスである。
現代でも通用するモダンさ。
されど感じるオールドテイスト。
永く愛される理由というのは、全てにおいてバランスである。
それはデザインだけに言える事ではない。
アンバランスである事のバランス感覚は意図的にしか成し得ない。
どう演出するか?
それがプロの仕事なのだ。


