Rainbow Country 2020SS Special Edition Type A-2のご予約受付をスタートいたします!

 皆様こんにちは!MUSHMANS代表の藤田です!!

 

MUSHMANS南越谷での営業も本日を含めて残り5日間となりました。

明日からは三連休となりますので、是非お越しいただけたらと思っております。

 

本日はこの三連休に合わせまして、Rainbow Countryの2020春限定モデルの予約受付を開始すると共に、そのサンプル展示を行います。

それでは、その限定モデルの詳細を御覧いただきましょう!↓

 

A1-630.jpg

Rainbow Country/レインボーカントリー

JACKET FLYING SUMMER TYPE A-2

ROUGHWEAR CLOTHING Co.

CONTRACT NO.W535AC-16159

GENUINE FRONT QUARTER HORSEHIDE

[RCL10070 Limited]

 

Type A-2、アメリカの服飾文化に興味を持った人間の多くが魅了されるモデルであり、フライトジャケットを語るうえで欠かせない存在だ。

この米陸軍航空隊で使用されたフライトジャケットを、日本で本格的にリプロダクツ(復刻)しファッションとして認知されてから、実に33年という月日が経過している。

最早"定番"として君臨するこのモデルであるが、毎年多くのブランドによってリプロダクツが行われており、今となっては日本で生産されたリプロダクツA-2の数は、当時米軍に納入されたA-2の数を上回っているのではないか?と思えてくる程である。

様々な解釈のもと、このA-2というモデルをベースに生み出されるレザージャケット、オリジナリティ溢れる新しい解釈で作り出される物も面白い。

我々MUSHMANSにおいても、ほぼ毎年と言って良い程に様々なオリジナリティ溢れるA-2を企画し、多くのユーザーに指示いただいており、このシンプルで男らしいディテールは、洋服としての懐の深さをも感じるものである。

 

そういった中で、今回レインボーカントリーより新作A-2の案内が届く。

レインボーカントリー(California MFG)の新作A-2。

同ブランドの創業から15年以上が経過し、その中でラインアップされたA-2のモデルは4型。

2019-20FWモデルにおいては、2型しか運用されていない。

そういった中での新作A-2のアナウンスは、否応無しに期待が高まり、どれだけ驚かせてくれるのだろうと胸躍るものであった。

コントラクターは?品番は何をリプロダクツするの? 新しい物を求める我々バイヤーとしては率直にそういった期待しかなかった。

届いたカタログに掲載されていたコントラクターはROUGHWEAR CLOTHING Co. そしてモデルはW535AC-16159と書かれている。

正直ガッカリだった。

何年も同じモデルをやっているではないか。。確かに一昨年・昨年と16159はレギュラーでラインアップされていなかったが、また同じモデルの焼き直しをやるのか・・。

こんな事を思ったと、同ブランドの総統に知られたらタダじゃ済まないのであろうが、それが私の率直な感想だった。

 

少々低いテンションから、その内容についての詳細を読み進めるうちに、考え違いをしていた事に気が付く。

そして、ガッカリした自分にガッカリする事になるのだ。

 

洋服屋として新しい物や斬新な物だけに目が行っていた自分、それは間違いでは無いとも思うし、それがファッションというものである。

ただ、そういった領域だけではなく、ただひたすらに実直に米軍衣料に向き合い、今出来る最高の復刻を目指すという事も、その筋で生きる人間の実直な姿であると感じさせてもらう事が出来た。

定番とされる物を掘り下げる、斬新さやオリジナリティを追う事無く、必要とあれば立ち返って再度向き合う事ができるという事。

ハッキリ言って商売っ気を感じない姿勢こそが、信頼に値する事に繋がる。

 

それではRainbow Countryの新作A-2をご紹介しよう。↓

 

A2-630.jpg

 

1931年5月9日、米陸軍航空隊に標準服として採用され、第二次世界大戦全期を通じて着用されたA-2は、当時の搭乗員に単なる制服としてだけではなく、ステイタスシンボルとして扱われていた。

A-2ジャケットには『馬革を使用すること、明るい茶色の裏地、襟はレザー、茶色の袖と裾のニット、ジッパーによる前開き』という前提が与えられ、多くのコントラクターにより製造された。

上記のような前提を基に各コントラクターによって製造されるのであるが、それぞれ解釈の違いや調達する資材によってそのデザインや仕様に違いがあり、その違いによる面白さがA-2であると言っても良い。

 

数あるコントラクターの中でも標準採用から第二次世界大戦末期まで、5回もの納入実績を誇るのがROUGHWEAR社だ。

このROUGHWEAR社というコントラクターが作るA-2は台襟が設けられ大きめな襟と高い衿付けが特徴。

軍服としての威厳を持つ、威風堂々としたディテールで多くのコレクターから羨望の的であると言えるモデルである。

 

Rainbow Countryでは、創業当初からこのROUGHWEAR社のA-2を復刻しており、初期モデルはAC23380、その後AC16159を復刻する。

ちょうど10年前、我々MUSHMANSが立ち上がった時と同じくして新作ラインアップされたAC16159モデルは、そのファーストモデルを私も個人的に購入し、喜々として着用した事を憶えている。

日本人体型に寄り添ったパターン、比較的タイトな着用感に、これまでA-2に感じて来なかったスタイリッシュさを感じるものであった。

 

 

A5-630.jpg

 

今回、新作としてリリースされるからには、全てのディテール・パターンにおいて一新されている。

まずはそれらに関して実物ヴィンテージを用いながらご説明をさせていただこう。↓

 

IMG_1759.JPG

IMG_E1761.JPG

画像上が実物ヴィンテージ、画像下が今回の新作モデル。

ROUGHWEAR社で最も特徴的と言える襟の形状に着目し、襟の先端部やラインを変更。

これにより、従来までのモデルに比べ更に大きい襟となり、襟付け位置も高くなった事でより実物ヴィンテージに近いものとなった。

後襟から襟先にかけての微妙なカーブを忠実に再現。

 

IMG_1771.JPG

IMG_E1767.JPG

誇り高きパイロットのステイタスを感じる、高い衿付け。

 

IMG_1757.JPG

IMG_E1753.JPG

その湾曲線すらも忠実に再現されている。

これはAC-16159ならではのステッチ形状である。

 

IMG_E1765.JPG

後襟のセンターが膨らんでいるのが解るだろうか。それすらも再現されている。

本来の職人仕事であれば、襟裏の剥ぎ部分を縫製する際に部分漉きを入れて、こういった膨らみを無くするのであろうが、戦時下の大量生産に対応する為に、そこまで配慮する事ができなかったのであろう。

それに着目し再現するあたり、やはり長年に渡って研究している同ブランドならではのディテールである。

 

 

IMG_1778.JPG

IMG_1777.JPG

画像上が実物ヴィンテージ、画像下が今回の新作モデル。

襟ディテールの変更に留まる事なく、サイズネームの取り付け位置に関しても完全再現。

 

 

IMG_1755.JPG

A4-630.jpg

画像上が実物ヴィンテージ、画像下が今回の新作モデル。

AC 16159に関してはサイズネームもライニングに縫い付けられていた事が確認できる。

これをも再現しているのが今回のモデル。

 

A9-630.jpg

一新されたのはディテールに留まらず、パターンも変更されている。

前身丈を伸ばすことによって、現代のファッションシーンで用いられるボトムの股上の深さに対応している。

従来モデルよりも、さらに着こなし易い寸法感になっているのが解る。

さらに肩パターンの変更を実施する事で、着用感をより自然にしており、長年共にするであろうA-2により親近感を感じる事ができる着心地を実現している。

これに関しては、是非実物を試着してもらいたい。実際画像だけでは判断できないであろう。

 

 

ここまでご説明した通りディテールとパターンが一新された訳であるが、今回はマテリアルが特別だ。↓

 

A8-630.jpg

今回、このアイテムの題目に[LIMITED]も文字が入っているには訳がある。

この一新されたAC16159モデルは、今後同ブランドのA-2において柱となるモデルになるだろう。

これから先数年間は、このモデルを手に入れる事ができる筈だ。

では何故Limited(限定)なのか? 普通にラセットブラウンじゃないか?

そう思われた方も多いであろう。

 

しかし、今回のマテリアルは特別だ、それをこれから説明しよう。

 

まずは上記で掲載したA-2画像の背面姿を御覧いただきたい。

背中心に一本の線が入っているのを確認いただける筈である。

馬のタテガミのように入る一本の線。

そう、これ本当にタテガミのラインなのだ。

 

馬革部位.jpg

上記の図は、馬革を腹下で切り開いた状態の図である。

ちょうど首の下辺りがフロントクォーターホースハイドと呼ばれ、人間で言えば肩から胸にかけての部分にあたり、しなやか且つ強度の高い部位と言われている。

非常に大判であるホースハイドは、ピット槽に入れるにあたり背中心から半分にカットされる『半裁』になるのであるが、今回のA-2に使用されるホースハイドは繊維の密な小判ホースハイドを厳選し鞣される為、これを半裁にする事なくそのままピット槽に入れる事ができる。

ホースハイドとして最もしなやかで強度がある部分を、A-2にとって最も大切な背面身頃に使うことができるという利点がある。

しかも小判のホースハイドは非常に希少であり、さらにタテガミラインがくっきりと出ているマテリアルを厳選して使用するという徹底ぶり、それ故に生産できる着数が限られるという事になる。

こういった事からLimited(限定)という事になったのである。

 

 

IMG_1443.JPG

XSZI8716.JPG

Rainbow Countryファクトリーでの裁断の様子。

ホースハイド背中心とA-2の背面身頃がマッチするよう、型紙が配置されているのがお分かりいただけるだろう。

今回の限定モデルは、全てにこのセンターライン(タテガミ)が入るように裁断されるという事で、相当に贅沢な裁断をする事になる。

 

 

Rainbow Countryで使用するホースハイドは、全て"新喜皮革"で鞣されるベジタブルタンニンホースハイドだ。

上質なホースハイドが作り出される過程を、同ブランドから頂戴した貴重な画像で御覧いただこう。↓

 

IMG_9755.JPG

塩漬けの状態で積まれた馬革原皮。

 

IMG_9756.JPG

植物タンニン鞣しに用いられるピット槽

 

IMG_9759.JPG

このピット槽に時間を惜しまず浸けこみタンニンを浸透させる。

 

IMG_9758.JPG

鞣し工程を終了し、乾燥させ更に熟成される馬革。

上部に吊られているのはコードバンか?

 

IMG_0886.JPG

ステーキング(揉み解す)を経て、染色される。

その後、熱アイロンによって染料を定着させ、再度ステーキング(揉み解す)事で

マテリアルとして完成する。

 

と、簡単に行程をご説明したものの、この間には多くの職の手による労力がある事を忘れないで欲しい。

 

A10-630.jpg

こうして作られた特別なマテリアル。

ここまでのご説明を読んでいただけたのであれば

この背面ショットには特別なものを感じていただけると信じている。

 

はっきり言おう。

パッと見じゃあ、従来と何が変わったのか解らない。

だからこそ、この限定モデルに魅力を感じないか?

奇を衒う事なく、定番的でありながら

並々ならぬ労力をかけて作り出されるレザージャケット。

判る奴にだけ判って欲しい。

そういった作り手の意図を感じずにはいられない。

そういった無骨な理念から生まれた限定モデル。

 

冒頭でガッカリした自分の軽薄さを呪う。

スペシャルモデルだ。

 

 

DSC_8144.jpg

サンプルサイズは38。

明日1月11日(土)から1月14日(火)MUSHMANS南越谷最終営業日まで展示いたしまして、実物を御覧いただこうと思います。

レインボーカントリーにおけるROUGHWEAR AC16159モデル10年目でのモデルチェンジ。

その本気を肌で感じて欲しい。

今回限りの限定マテリアルを使用したスペシャルモデル。

この春、スペシャルなA-2を纏う事が出来るチャンスだ。

 

※こちらの製品の納期予定は2020年5月頃となっております。※

 

 

A1-630.jpg

 

 

Rainbow Country/レインボーカントリー

JACKET FLYING SUMMER TYPE A-2

ROUGHWEAR CLOTHING Co.

CONTRACT NO.W535AC-16159

GENUINE FRONT QUARTER HORSEHIDE

[RCL10070 Limited]

 

 

 

 

 

 

 


コメント
コメントする







RECENT ENTRIES

CATEGORIES

ARCHIVES

RECENT COMMENT

LINKS

SEARCH THIS SITE.

MOBILE

qrcode