待望の新作!!MUSHMANS Footwear×RESPECTABLE All Leather Sneakers Model-3 のリリースです!
皆様こんにちは!MUSHMANS代表の藤田です!!
連日夏真っ盛りの陽気となっておりまして、毎朝の掃除と水撒きがちょっとしたスポーツとなっております。
かなりの暑さとなっておりますが、やはり冷夏で夏っぽくならないよりは、ここまでハッキリと夏になってしまった方が気持ち良いですね。
とは言うものの、それは我々のような職種の人間がそう感じるだけで、屋外でお仕事をされる方には厳しい季節ですよね。。
10代の頃、バイク便会社で働いていた時の事、暑さと忙しさのあまりバイクに跨ったまま青山墓地で気を失って倒れた事を思い出します。
タクシーのドライバーさんに助けてもらったなぁ、とそんな事を思い出す暑さです。
さて、企業によっては今日からお盆休みという方もいらっしゃるかと思います。
今年の夏休みは"Go to Travel"キャンペーンを実施中という事で、お得に旅を楽しむ事ができるようになっておりますね。
海外に発つ事が難しい状況ですし、国内で消費の波が高まるのは良い事だなって思いますが、未だウイルスの蔓延は落ち着いておりませんので、どう考えるか?
かなり難しい判断が迫られるところでございますが、感染対策フル装備を前提に、平時に近い動きが出来る世の中になれば良いなと思っております。
日本を支える業界でもある観光分野、どうか良い状況になりますように。。
とは言え、我々の業界も戦々恐々としているのですが・・・(笑)
今年のお盆期間中は"SANDALMANカスタムオーダー受注会"も開催いたしております。
さらに、先日お知らせしましたが、夏休み期間が8月8日(土)〜16日(日)という方もいらっしゃるという事でしたので、定休日にあたる8月12日(水)は営業する事にいたしました。ご来店いただけるお客様がどれだけいらっしゃるか解りませんが、とにかく店だけは開けておきたいと思います。
それほど密になるようなお店じゃありません(笑)から、どうか遊びにいらして下さいませ<m(__)m>
そろそろ本題に入ります!
本日はこのお盆期間中の目玉アイテムのご紹介です!
Model-1の発売以降、爆発的な人気を博した"All Leather Sneakers"シリーズ。
MUSHMANS史上、最も販売足数を伸ばしているシリーズとなっているのは言うまでもなく、これはリピーターのお客様がとても多いという事にも起因しております。
実際に所有され、実際に活用いただき、そのうえでリピーター様が多いという事実、これは純粋に喜ぶべき事実であると思いますし、このシリーズに協力いただいている工場様のお陰でもあると感じております。
妥協する事なく、高い品質を維持しながらも、工場様と我々との企業努力といった相互協力のもと、多くのお客様へ適正価格の製品をお届けするというコンセプトが、多くの皆様に共感いただいての事であると感じております。
作り手・売り手・買い手の三者が三位一体となって構築されているこの企画。
それがMUSHMANS Footwear×RESPECTABLEのAll Leather Sneakersシリーズと言えるでしょう。
Model-1・Model-2と、定番的スニーカーデザインとディテールを踏襲しながらも、グッドイヤーウェルト製法で作り上げるというスニーカーとブーツのハイブリッド仕様。
今作のModel-3に関しても、同様のアプローチで進めました。
この夏に是非活用いただきたい"Slip-On"タイプのスニーカーを、明確な道筋で作り上げたスペシャルなニューモデル。
どうぞ、ご覧くださいませ↓

スケーター・サーフシーンは勿論の事、ストリートファッションでも定番のSlip-onタイプのスニーカーを、オールレザーは勿論のこと、ワークブーツ等に用いられるグッドイヤーウェルト製法で作り上げた作品です。
1982年に公開された映画[Fast Time At Ridgemont High(邦題:初体験/リッジモント・ハイ)]で、ショーン・ペン扮するジェフの足元を飾った事で一躍ストリートファッションの第一線に躍り出たモデルをMUSHMANS FootwearとRESPECTABLEによるアレンジで、ブラッシュアップ。

もともと、スケーター用のスニーカーという観点から、今作ではクッション性と軽快感を求めて作り込みました。
外見からは従来モデルの仕様と、どの部分がクッション性が高く軽快なのかは判別する事はできないでしょうが、これは履いた方にだけ感じていただける仕様となっております。

使用するラスト(木型)は、従来モデルのスニーカー(Model-1/Model-2)と同様のJPSラストを使用し、サイズ感は共通。
履き口のサイドには強力なエラスティックを採用する事で、シューレース装着モデルと同等のフィット感を生み出しております。
また履口には従来以上にクッション材を入れ込む事で、フィット感の向上を狙いました。

今作の生産にあたって、マテリアルの選定が最も苦労したポイントでした。
ファーストサンプルは、通例通りBADALASSIレザーを用いて製作したものの、どうもしっくりきません・・。
このモデルはディテールが複雑ではないという事や、カラー選定を一歩間違えると「・・・」な部分があるデザイン。
素材の上質さは勿論ですが、それ以上にパンチの効いた素材が必要だという事がファーストサンプルの完成時に感じたポイントでした。
これはアッパーに用いる革に最適と感じられる素材が出てくるまではペンディングかな?と、長期戦の様相を呈したのでございますが・・・。


ご覧下さい。こちらのレザー。
日頃アンテナを高く、特に革に対してはアンテナをビンビンにして生きているので、こういう素材と出会ってしまうのです!
ファーストサンプルの完成、そしてペンディング決定から一週間程で、このマテリアルと出会う事になります。
よーくご覧ください。
ただのチェッカーボード柄じゃないんですよ、Hair on Hide/ヘア オン ハイドです。
こんな柄の牛っているんですね!・・・ウソです。
遠目に見ると、チェッカーボード柄をプリントしたレザーという雰囲気に見えるかと思いますが、近くでご覧いただきますと、そこに毛並みが見えてくるのがポイントです。
よくこういった毛付きレザーを『ハラコ』という名称で販売しているところを見かけますが、その殆どは実際のハラコとは呼べないレザーです。
ハラコとは腹子を意味しており、牛の胎児(腹の子)の革を指しております。
昨今では動物愛護の観点から、そういった素材を作る事や使う事が無くなっておりまして、本当の意味でのハラコは存在しないものとなりつつあります。
今回のモデルで使用しているマテリアルも、ハラコでは無くステアハイドの毛付きレザーでございますので『Hair on Hide』と呼んでおります。
通常、ステアハイド(雄牛)の原皮は石灰等を用いて脱毛した後に鞣されるのですが、このレザーはその脱毛工程を省きそのまま鞣しが施される事で実現します。
漂白の行程が入りますので、白色に仕上がった毛付きレザーにチェッカーボード柄でプリントを施している素材です。

こういった素材を用いて靴を作る際に、何も気にしないで生産をしてしまいますと、毛並みの方向がバラバラになって仕上がります。
勿論今作に関しては、毛並み方向まで気を遣って裁断する事で、左右バランスの同調を取っております。
実際の牛を御覧になった事のある方なら解るかと思いますが、人間同様に牛にもツムジがあったりして、毛の生え方は一定ではございません。
ツムジを中心に螺旋状に毛が生えておりますので、革繊維の方向を見極めつつも、毛の流れまでも考慮して裁断をする必要がある為、通常の裁断作業よりも手間のかかる工程となる訳です。
今作に関しては、毛の流れをToe(爪先)に向う方向且つ、左右ともに外側に流れるように考慮された裁断を行っております。
これ実は非常に重要なポイントなのですが、言っておかないと気が付かないポイントでもございます。
毛の流れを気にして裁断すれば、違和感が無いので何も感じ無い事でしょう。
反対に毛の流れを気にせず、ただただ裁断した場合、完成時に寝ぐせのような毛流れとなってしまったりと、違和感を覚える出来上がりとなるのです。

今作では、3種類のレザーを使用しております。
上記で説明したチェッカーボード柄レザーが『Hair on Hide ステアハイド』
アッパー前方でパイピングに使用されている黒色レザーは『BADALASSI Minerva Liscio NERO』
中間で使用している白色レザーは『BADALASSI Minerva Liscio "BIANCO"』
と、全てに妥協の無いマテリアルを使用している事を感じていただけるスペックです。
さらに、ライニングにも今作専用で用意したアイボリー色の牛革ライニングを使用し、名実共にオールレザースニーカーに仕上がっております。
こんなに遊んでいながらも、ここまで素材に拘り、作り込みに拘り、さらに適正価格に抑えた製品、貴方は初めて目の当たりにするのです。


冒頭で申し上げました、クッション性と軽快感を生み出す仕様は、こういったアプローチで実現しております↓
まずクッション性に関して言えば、中底の下に内蔵される素材にクッション性の高い素材を用いております。
これはModel-1・Model-2とは異なる素材を入れ込む事で、このModel-3のデザインに合ったクッション性能を生み出しております。
また、履き心地の軽快感に関しては、従来モデルには使用されていた先芯(Toe部分の芯材)を排する事で、よりスニーカーらしい軽快な履き心地を実現しております。
通常使用するレザー(スムースレザー)では、先芯を入れる事が必須となるのですが、このHair on Hideならば先芯が無くても問題が出ないと考えております。
上記2点の変更により、Model-1・2とは明確な違いが出ております。
是非その違いもお楽しみいただけたらと思っております。

アウトソールには、お馴染みのVibram #9105 WHITEを使用しております。
軽さ、しなやかさ、減りにくさ、この三拍子が揃ったスニーカー型には最適なアウトソールです。
さらに、今回初の試みとなりますが、ホワイト色のアウトソールに対してミッドソール(コバ)色をブラックにしております。
通常白色系のアウトソールには、色滲みの関係もあり黒色を使用する事はございません。が、今回は徹底的に白×黒の配色に拘りましたので、無理を言ってお願いいたしました。
慎重に刷毛で染色すればイケるかもしれない、という事で、こういった配色になっております。


スニーカーと言えども、このスニーカーはMUSHMANS Footwearの生産を一貫してお願いしている工場さんの自社ファクトリーブランドとして立ち上げた"RESPECTABLE"とのコラボレーションで生まれたものです。
その為、スニーカーであるにもかかわらずグッドイヤーウェルテッド製法にて作り出されるスニーカー。
即ちオールソール交換を繰り返し行う事ができる、さらには芯材、ウェルト、中底の全てにおいてリペアする事が可能な設計となっております、言わば一生物のスニーカーなのです。
勿論、アッパー(甲)部分だけに留まらず、インナーライニングや中底といった全てのパーツにレザーを使用しておりますので、最早スニーカーの域を超えそうになっているアイテムです(笑) ※超えそうなだけで、スニーカーである事に間違いはありません。※
アウトソールとエラスティック以外は全てレザーマテリアルを使用した、最上級グレードのスニーカーであります。
今回は、その工場様より製作過程の画像をご提供いただきました。
お忙しい中にも関わらず、ひとつひとつの工程の進捗画像を送ってくれました。
送られてくるタイミングから察するに、撮りためた画像を一気に送っていただいたのではなく、その都度リアルタイムで工程の画像を撮影し送ってくれていたのだと思います。
日に日に形になっていく工程の画像を拝見しながら、モノ作りに対する誠実さを感じ、今年初めに工場へ伺った際の冬の秋田を思い出し、改めて、今回のモデルにも愛着が湧いて行くものです。それと同時に作る物に対する愛情をヒシヒシと感じるものでございました。
工場長様より、御提供いただきました画像の使用許可をいただきましたので、以下掲載させていただきます。

裁断が完了し、製甲の工程。

製甲が完了し、ラスティングのスタンバイ。
左上に見える指示書に、細かな"配慮"を感じます。

トゥラスターを用いたラスティング。

ラスター使用後に手仕事による吊り込み工程が入り
吊り込みが完了。

毛の流れも狙い通りの素晴らしい仕上がり。

この時点でカッコイイ。

ウェルティング後にアウトソール取り付け。
その後グラインダーで調整。

コバの張り出し調整と、アウトソールの削り出しが完了。

いやー、、これは緊張する作業。
刷毛を使用しコバ部だけを狙って黒色着色。
白ソールに対するコバ黒染めは、相当な神経を使う事でしょう。

ほぼ完成!
この後、仕上げ完了後、検品を経て出荷!
生産工程の全てではございませんが、一歩一歩構築されていく工程を感じていただけたのでは無いでしょうか?
この進捗状況を送っていただき、もしやお盆休み期間前に完成するのではないか?とドキドキしながら、いよいよ出荷の日が8月7日(金)に決定した瞬間、本来定休日であった8月12日(水)も店を開ける事に決めました。
コレが入荷するんじゃ休んでられねーよ!って感じ。
こうやって、作り手の気持ちを感じられる事で、売り手の気持ちも高まります。
売り手の気持ちが高まると、買い手も迷いなくその気持ちを受け取ってくれるものであると信じております。
そうやって、物作り文化を構築していったのが日本であったのだと思います。
作り手の都合、売り手の都合、買い手の都合、これらの相対的なバランスが取れてこそ良い商品。
昨今はどこか、この三者の何れかの都合が突出した絶対的なパワーバランスを感じる商品が多いような気がします。
だから、どんなに手作りであっても温かさを感じない物が増えているのかもしれませんね。
長くなりましたが、本日より販売を開始いたします!
こちらのアイテムは、受注生産としませんでした。
サンプルの製作から受注受付、その後生産となりますと、この夏時季に使っていただく事が適わないという事から、先行して生産を実施いたしました。
オーダー分は全て入荷いたしましたので、ストック分に関しましては即納させていただく事が可能です。

この夏、このような軽快なコーディネートに用いていだだくのも良いですよね?
501XX型5ポケットデニムに、T-Shirtsといったシンプルな夏のコーディネートに最適です。
さらには、秋に向った時季にSWEAT PARKA等と合わせていただいても良いですし、使い勝手は様々。
さらにSlip-Onスニーカーという、着脱の利便性もございまして、ちょっとした外出にだって気兼ねなく使えてしまいます!

All Leather Sneakers
第3シーズン
待望の新作モデルをいち早く手に入れて下さい!
只今開催中!↓

2020年8月8日(土)〜8月16日(日) 全9日間
※8月12日(水)は通常定休日ですが、お盆休み期間中という事で営業いたします。※
こちらも併せてよろしくお願いいたします。
<m(__)m>


