CHURCHILL×MUSHMANS Motorcycle Glove "CGP-MS" [Real Bikers Edition]が完成しました!
皆様こんにちは!MUSHMANS代表の藤田です!!
我々MUSHMANSにとってのハイシーズンに入りました11月。
今年の11月はどうなるのだろう?と、こういった状況の中で非常に不安視しておりましたが、大変有難い事に例年以上に忙しく、MUSHMANSらしいハイシーズンを迎えております。
思い返してみれば、例年以上に忙しくなる時季が早く、8月末に北海道で走ってからの今まで一切バイクに乗れていない事に気が付きまして・・来シーズンは『MUSHMANS Racing Team』の開設が現実的になってきた事もありまして、より一層公道でバイクに乗る機会が減るのかなぁ?と思ったりしております。
とはいえ、変わりなく活動して行きたいとは思っておりますが。。。
さて、本日は兼ねてから企画していた別注アイテムが仕上がって参りましたのでご紹介させていただきます!

CLASSIC GAUNTLET PORON™® PADDED PALM
長年、一般公道におけるモーターサイクルグルーブはこのJames Churchill Glove Company(以下 CHURCHILL)のグローブを愛用しており、様々なグローブメーカーの製品を試しては、結局このCHURCHILL製に戻るという事を繰り返してきました。
手馴染みの良い、上質なDeer Skin(鹿革) と適度なフィット感。さらに無駄の無いデザインと、ぱっと見は何の印象にも残らない地味なグローブなのですが、一度使うとこの装着感は忘れる事はできません。さらに新品時地味で面白味が無いと感じていた物も、使い込む程に味わい深い表情へと変化を遂げ、何とも言えない光沢感を発する頃には、このCHURCHILL製グローブの虜になっているものでございます。
ワシントン州にあるCHURCHILLの工場へ潜入した際の記事は→コチラをClick!

今まで使ってきたこのCHURCHILL製グローブには何の不満もございませんでしたが、より本気なバイカーに向けたハイスペックなグローブを作ったら最高なんじゃないか?と思い始めました。
私が考える、モーターサイクルライディング時に最適と思われる仕様を具現化したアイテム。
それが今回ご紹介する"CGP-MS"Real Bikers Editioin。
我々MUSHMANSがCHURCHILLに別注をかけた限定モデルを御覧下さい。

ハイスピードクルージングにも対応できる[GAUNTLET(ロングカフ)仕様]に細かなカスタムを施した仕様です。
特に重要なカスタム箇所としては、手掌部分を中心とした構成です。
一般公道におけるライディング時に、グローブに対して最も重要視するポイントはプロテクション機能以上に操作性能であると言えるでしょう。
サーキット走行時とは異なり、頻繁に転倒するようなリスクが少ない。。というよりも転倒してはならないという状況下。
無理にプロテクター等を装備して操作性を損なうよりも、転倒する事の無いようライディングに集中できる操作性の高さが求められると思っております。
そういった考え方から手甲部には一切のプロテクターを装備せず、操作性を損なう事の無い仕様となっております。
重要なのは手掌部。
今作では手掌部にPORON™® PADDED PALMを装備しました。
この装備の主な役割としては、長時間のハイスピードクルージングにおけるステアリングの振動を吸収し、握力の低下を抑止します。
このPORON™® PADDED PALMは超高密度のウレタンフォームパッドでありながらも超柔軟。操作性を損なう事無く長時間のライディングで効果を発揮します。
さらには、万が一の転倒時のプロテクション効果も高いものでございます。冒頭で手甲部にはプロテクターを装備しないと申しましたが、実は一般公道におけるある程度低速での転倒時は、手甲部よりも手掌部にダメージを負う事が多いとも言えます。
転倒時、とっさに人間が取る行動は身体を守る為の自己防衛的行動でございますが、一般公道での転倒スピードは100kmを超えるシーンというのは比較的少なく、それ以下の低速での転倒時は手掌部を先に路面に接触させる場合が多いと言えるでしょう。(100km以上での高速転倒時は頭部を守る為に手を使う為、手甲部にダメージを負う可能性が高い。)
そういった意味からも、手掌部にPORON™® PADDED PALMを装備するのは理にかなっていると言えます。


さらに特徴的な仕様としては、親指・中指・薬指のパーツにラフアウト面(革裏面)を使用したという点です。
モーターサイクルライディング時に必要とされるグローブの性能で求められるのは、グリップ性能であると言えるでしょう。
夏でもグローブを装着したくなるのは、グローブを装着する事で得られるグリップであり、素手で操作するよりも適格な動作が行える点にあります。
しかしながら、ただ闇雲にグリップ力を高めただけでは適格な動作が遂行できる訳ではありません。
時にグリップ力を発揮し、時に必要なだけ滑って欲しい。
そんなワガママな性能が要求されるのがモーターサイクルグローブなのです。



例えばワインディング(峠道)を走行中。
コーナー立ち上がりからのスロットルワーク、ストレート走行中はスロットルを的確な開度で調整される事が要求される。その際にグローブに求められるのはムラの無いグリップ性能です。
続いて現れるコーナー(カーブ)、スロットルを開けていたところからブレーキ操作に移行します。同時に反対側の手ではシフトダウンに伴うクラッチ操作に移行する事になります。その際にグローブに求められるのは、適度に滑る事で次の操作をスムーズに行う性能。
さらに、本格的にブレーキングが開始されると、ブレーキレバーに入力した握力を逃さない為のグリップ性能が求められる。
そして、コーナーへのアプローチが完了しブレーキをリリースする際には、また適度に滑る事が求められる訳で、実はこの繰り返しは一日のツーリングで何千回もライダーが行う操作でもあるのです。
このグリップ性能と滑る事という相反する機能を併せ持つのが、レザー(本革)であり、さらにはDeer Skin(鹿革)にはよりその機能が備わっているものです。
さらにその機能を引き出す為に行ったのが、親指・中指・薬指のパーツにラフアウト面(革裏面)を使用する事でした。
よりグリップ性能を高めたい部位である親指・中指・薬指にはラフアウト面を使用し、よりグリップ性能を向上させました。
ただ闇雲にグリップ性能を上げただけでは、驚くほどライディングがし難くなるもので、手掌部にはレザー表面を使用します。
※一度手掌部までラフアウト面であるグローブを使用した事がありますが、あまりにグリップ性能が高く操作がオーバーアクションになります。いつも以上に疲れるだけではなく、上腕に力が入る為バイクの運動性能を活かす事も出来なくなる代物でした。ただ重い物を持つ事だけが要求されるワークグローブには最適な物であると言えるでしょう。※
上記のような事を考え、パーツを構成する事で、ライディングに最適な性能を持たせたのが今回のReal Bikers Editionでございます。

通常のライニング(シンサレート)無しGAUNTLETモデルには、カフエンドにベルクロストラップが装着されませんが、走行風の進入を極力抑止する為にカフエンドにはベルクロストラップを装備しました。
※ベルクロストラップをラフアウトにした理由は、単純にカッコイイかな?と思ったからです。特に性能上の意味はありません。※
また、ベルクロ上部に四角形状のステッチが写っておりますが、こちらは↓

MUSHMANS別注仕様の証でもある、MUSHMANSラベルを縫い付けてもらった事によるものです。

通常のCGPモデルにはリスト部のベルクロストラップは標準装備ではありませんが、こちらはよりフィット感を向上させる目的で追加装備いたしました。
※このパーツに関しても、デザイン的な意味合いからラフアウト面を使用しておりますので、性能上の理由はございません。※

モーターサイクルという乗り物は
排気量や馬力やトルク
そういった数値的な優劣で語るものでは無い。
車輛性能以上に求められるのは
それを操る人間の性能でしかない。
数値に踊らされる前に
装具を見直せ。
真のバイカーは数値で語らない
マシンと語り合う事に重きを置くものだ。

CLASSIC GAUNTLET PORON™® PADDED PALM


