デラックスウエア渾身のスウェットが登場です!!!
皆様こんにちは!
年内最後の週末いかがお過ごしでしょうか?
MUSHMANSは年内休まず営業いたしますので、お暇になられましたら是非お立ち寄りくださいませ!
本日はデラックスウエアより渾身の一着が入荷しておりますのでご紹介させていただきます。
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VINTAGE SEWING
[FLATLOCK-100]
デラックスウエアのスウェットはすでにS101-Pが入荷しており、高い次元の作りこみとスタイリングで大変ご好評いただいております。
本日ご紹介いたしますスウェットもS101-Pと同様に和歌山で編まれた旧式吊り編み機を使用した極上のスウェット。
製作工場との共同開発により実現したこの生地はヴィンテージウエアさながらのラフ・ムラ感を発揮し、着こむほどに柔らかさが生まれるのが特徴です。
今回のスウェットの何がスペシャルなのかと言いますと、使用しているミシンにあります。
昨今のアスレチックウエア商品でもよく耳にする「フラットーシーマ」。
1950年代にユニオンスペシャル社が開発したフラットシーマは上糸4本・上糸飾り1本・下糸1本の計6本の糸で縫製され、縫い目が水平に近く、自然な着心地が人気の縫製技法でございます。
そんなフラットシーマですが、その前身と言えるミシンが存在しておりました。
ヴィンテージミシン界においてユニオンスペシャル社と双璧をなす、ウィルコックス&ギブス社が1920年代に開発したミシン。
それが商品名にもございます「フラットロック」というミシンでございます。
上糸4本・上糸飾り1本・下糸4本の計9本の糸で縫製されるフラットロックは比較するとさらに滑らかな縫製面に仕上がります。

私の文章力の乏しさから、今の説明ですとわかりにくいと思いますので両者を並べて比較してみました。
下糸の本数が大きく違うので、裏面をご覧になっていただくとわかりやすいかと思います。
画像左がフラットロックで右がフラットシーマでございます。
フラットロックの方が糸数が多く、生地に対してよりフラットなのがお判りいただけますでしょうか。
フラットシーマは縫製面に大きな段差は生まれないものの、ぷくっとした山なりのふくらみが若干生じますが、フラットロックは生地とほぼ平行。
より滑らかな着用感と糸が切れても残りの縫い目がほつれたりしないのがフラットロックの特徴でございます。
フラットロックは現在補修パーツが全く手に入らないミシンでもあります。
フラットシーマが誕生する40年代以前のアスレチックウエアには当たり前のように使用されていたフラットロックですが、歴史の流れの中に消滅してしまい現在で幻とも言われるミシンです。
現存する機数が少なく、整備する環境もない。
あったとして整備出来る人間がいない。
デラックスウエア代表も、このミシンを運用できるようになるため構想から20年かかったそうです。
環縫いミシンの中でも最も複雑な縫い形状で、糸が解けないため失敗が許されず作業も非常に慎重に行われます。
一着にかかる時間もフラットシーマ使用モデルと比較すると85%ダウンという非効率的なミシンで、現在稼働しているのはデラックスエアのみと自負しております。





勿論、各ディテールもぬかりありません。
首周りには差し込みバインダーを入れ、強度を向上させております。
細かく杢が利いた生地はヴィンテージ感を増長させます。

密度の入った起毛は暖かく着用者の体を包み込みます。
冬季を快適に過ごせることでしょう。


それでは着用感をご覧ください。
画像の人物はMサイズを着用しております。
デラックスウエア特徴のすっきりしたストレートシルエットはそのまま。
袖付けを立体にすることでより動きやすく仕上がっているのもポイントです。
ともあれ歴史に埋もれた、幻のミシン「フラットロック」がおごられる事が何よりの魅力。
唯一無二の価値をこのスウェットに感じていただけた幸甚です。


