初のB-6別注企画!
皆様こんにちは!!MUSHMANS代表の藤田です!!
秋深まり、街路樹も美しく燃え上がっている今日この頃。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
先週末も多くの皆様に御来店いただきまして、色々なお話をさせていただきました。
いつも、ホームページを御覧いただきまして有難うございます<m(__)m>
さて、本日は今期2021-22FWにおけるMUSHMANS別注モデルのファイナルモデルをご紹介いたします!!

今期も大変好評いただきましたCOLIMBOとの別注企画"B-3"BLACK EDITIONは、大変好評をいただきまして限定着数に達しましたのでご予約受付を終了いたしました。
近年高騰の一途を辿っているムートンジャケットでございますが、MUSHMANS別注モデルはマテリアルの品質と縫製技術の高さに反して、価格設定が適正であるという事で、多くの皆様より高い評価をいただいております。
今回このB-6を企画するにあたり、"B-3"BLACK EDITIONで使用したマテリアルをそのまま転用するのではなく、このB-6に対して『何が最も仕上がり映えが良いか』を追求し、専用にマテリアルをご用意いたしました。
それでは、御覧下さいませ。

"Type B-6"
米陸軍航空隊(U.S.ARMY AIR FROCE)の防寒用フライングスーツとして、"B-6フライトジャケット"と"A-5フライング・トラウザース"が1939年6月12日に採用されました。
羊の毛皮を裏返した"シアリング"製で、その毛皮は厚さ1/4インチの刈り込みと決められておりました。
このB-6はインターミディエートゾーン用のフライトジャケットとして開発されており、ヘヴィーゾーン用のB-3(刈り込み3/4インチ)と比べて毛足を短く設定していた物です。
位置付けとしてはライトゾーン用のA-2、ヘヴィーゾーン用のB-3の中間に位置付けされるモデルで、武骨な中にスマートさを感じるフライトジャケットです。
その防寒能力としては、地上における一般的な冬季の気温である摂氏10℃〜-10℃に合わせて開発されており、WW2時には中型爆撃機のクルーや冬季における戦闘機のパイロットに愛用されておりました。

今回の別注モデルで採用したのは、前期(Ver.1)と後期(Ver.2)に分類されるうちの前期(Ver.1)モデル。
このVer.1モデルは1940年〜43年にかけて納入されておりますが、全てがエアロレザー社製でございました。

Ver.1とVer.2を見分ける際の最も大きな違い、Ver.1にはウエスト部分にアジャスタージッパーが付いており、Ver.2にはアジャスターベルトが付いております。
B-6を判別する際に"サイドジップ"若しくは"サイドベルト"と記載される事が多いですが、サイドジップ(前期/Ver.1)、サイドベルト(後期/Ver.2)と認識いただければ良いという事です。
上記画像を御覧いただきます通り、ジッパーが装着されておりますので今回のモデルは前期(Ver.1)という事になります。


今回御覧いただいている画像は、量産前のファーストサンプルでございますが、ファーストサンプル用のレザーの仕上がりが意図した通りの仕上がりになりませんでしたので変更させていただきます。。
まずレザー表面の光沢感が強すぎる為、今期の別注B-3と同等の光沢レベルまでコーティングを抑えます。
また毛足がB-6の1/4インチよりも長く仕上がっておりますので、画像の毛足よりも若干(-3mm程度)短く仕上げます。


今回B-6を企画、このシールブラウンカラーとコニャックカラーの配色がどうしてもやりたくて実現させたと言っても過言ではありません。
かなり濃色の茶(シールブラウン)と、かなり薄色の茶(コニャック)は色が大きく離れる為に結構派手な印象になります。
これをB-3に配色してしまいますと、肘部の補強レザー等にもコニャックカラーを使用する為、あまりにも派手なジャケットとなってしまう。。
じゃあB-6ならそこまで派手にならないのではないか?と考え、今回の企画に至った訳でございます。
ファーストサンプルが完成して、自分の感覚が間違っていなかった事を確認。
適度にトリムが際立って、ジャケットの印象を引き締めてくれております。カッコイイじゃん。

さて、このトリムに使用しているレザーそれは、BADALASSI社ステアハイド"Nappa Lux" カラーはCognac/コニャック。
ホースハイドよりも肉厚なステアハイド、重さは若干増すものの、その存在感は唯一無二の物。
特に縫製箇所のトリム部分(各部に行き渡る細い帯)の盛り上がり、この箇所の経年変化は革好きには垂涎のものとなるでしょう。

B-6のディテールで人気なポイントが、ウエスト部分に設けられたスラッシュポケット。
これがハンドウォーマーポケットにもなって嬉しいというお声を聞きますね。
B-3はヘヴィーゾーン用フライトジャケットである為、このようにボディーに穴を空けてポケットを作ってしまうと冷気の進入のもととなってしまいます。だからあのようにパッチポケット構造になっているのでしょうが、このB-6はインターミディエートゾーン用のフライトジャケットという事で、B-3ほどストイックに考えなくてもよかったのだと推測されます。

さらにもう一点の特徴としては、背面のバイスウイング所謂アクションプリーツですね。
より運動性能を求められる中高度爆撃機のクルーや戦闘機パイロット用のディテール。
これによって比較的ジャストサイズで着用いただいても動きやすいものとなっております。

ジッパーにはTALON社製ジッパーを使用。


既にB-3で実証されている通り、非常に上質なムートンを使用しております。
従来までのムートンと同じスペックでマテリアルを作り込んでおりまして、ただ毛足の刈り込みを短く設定しているものです。
羊毛の密度も非常に高密度で、B-3よりも毛足を刈り込んだとしても、極めて気持ちの良い仕上がりとなります。
※冒頭で申し上げた通り、画像の毛足よりも短く刈り込みます。※


それでは着用感を御覧いただきましょう。
画像の人物はサイズ40を着用、比較的タイトシルエットな仕上がりとなっておりますのでサイズ40にしてみましたが、薄着なら38でも良かったかな?とも感じる若干の余裕がございます。
ただB-6という事で、インナーにもヘヴィーネル等を着用したりを考えるとこのサイズでもアリかな?と微妙なところではございます。
画像の人物程度の身長(175cm)の場合、38でも40でもどちらでも良い感じです。あとは好みの問題で、タイト目にスッキリ着たいなら38だし、WW2当時の雰囲気である程度余裕のある着用感を好むなら40といった感じなのかと思われます。
以下が平置きで測定した寸法です。
※通常のレザージャケットよりも大きい寸法となりますが、毛足があるという事を考慮いただいたうえでご検討下さいませ。※
36---身幅 53.5cm/着丈 64cm/肩幅 48cm/袖丈 60.4cm
38---身幅 56cm/着丈 66cm/肩幅 49.5cm/袖丈 61.7cm
40---身幅 58.5cm/着丈 68cm/肩幅 51cm/袖丈 63cm
42---身幅 61cm/着丈70cm/肩幅 52.5cm/袖丈 64.3cm
※製品の個体差等により、誤差が生じる事がございます。あらかじめ御了承下さい。
最後に、今回の企画のオーダー締切タイミングと御納品予定をPRしておきましょう。
ご予約受付期間:本日〜2021年11月14日(日)
ご予約受付着数:合計6着
納期予定:2021年12月末頃予定
となります。本日から11月14日(日)までオーダー受付を実施いたしますが、限定着数6着に達しましたら、オーダー受付締め切り日を待たずに終了する事となります。
予めご了承下さいませ<m(__)m>
急遽この企画が立ち上がり、かなりタイトなスケジュールになってしまいまして申し訳ありません<m(__)m>
ご予約受付の締切から1.5か月程度で御納品させていただくという、今までに無いレスポンスでの企画。
ただやはり、このムートンジャケットは年末年始の連休期間中に活用いただきたいという願いもございまして、このようなスケジュールとさせていただきました。


やっぱり良いな、ムートンジャケット。


