2025-26FW "MUSHMANS Leather" Custom Order Exhibition 【ADVENTURER-χ-】について。
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皆様こんにちは!!MUSHMANS代表の藤田です!!
さあさあ、連続での掲載!
今回もお付き合いくださいね!

開催日程:2025年2月11日(建国記念日)〜2025年3月23日(日)
注1※期間内の水曜日は定休日の為、日程には含まれません。※
注2※期間内に生産限界数に達した場合は早期終了する場合があります。※

Part4
Indiana Style Sports Jacket
【ADVENTURER-χ】
2016年MUSHMANS Leather オリジナルジャケットとしてリリースした映画"Indiana Jones"仕様のレザージャケット。
あれから9年の歳月が経過し、パターンを刷新してフルモデルチェンジ。

MUSHMANS Leather
2025-26 FW
Indiana Style Sports Jacket
ADVENTURER -χ-
男子たるもの、一度ではなく二度三度と観た映画"Indiana Jones/邦題:インディージョーンズ"で、ハリソン・フォード演じるDr.Henry Walton"Indiana"Jones,Jrが着用したレザージャケットの、デザイン・ディテールをベースに、MUSHMANS Leather独自の観点から再構築したのがこちらのモデル。
初リリースから延べ数百着の生産を経験し、長年の着用と共に見えて来た改善点を元に、デザインベースはそのままに、細部のデザイン・パターン・ディテールを完全刷新するのが【ADVENTURER-χ/アドヴェンチュラー-カイ-】である。
このジャケット、パターンを構築する方向性を一歩間違えると、物凄くダサいものとなってしまう。
昨今このデザインで作られたモデルを見る事があるが、あくまで個人的な見解として、非常に残念な雰囲気になってしまっている物も多いと感じる。
ただデザインだけ再現するだけではダメなんだ。と。
着用する我々はハリウッドスターでも無ければ、映画の中で着る訳ではない。
あくまで日常で、そしてファッションとして着るのという事を忘れてはならない。
カスタムベースプライス 268,000(294,800)


この刷新ポイントは以下の事を念頭に置いて進められた。
・デザインのベースはそのまま。
・野暮ったい部分の改良。
・動き易さは従来以上のものとする。
・実物に囚われ過ぎず、革ジャンとしてより完成度を高める。
・ネガと感じていた部分は全てクリアする。
といった項目だ。
実際、以前のモデルにおいても、年度毎に問題点は小変更を繰り返していたもので、完成度はかなり高い物となっていた。
今回、根本からフルモデルチェンジをするにあたり、ネガと感じていた部分を全て改修した。
これは、オリジナルへの敬意を持ったうえで、レザージャケットとしてあるべき姿への改修で、オリジナルに忠実である事に執着する事を捨てるという決断でもあった。
私達が求めるものは、コスプレではなく、あくまで優れたレザージャケットを作りたいという欲求からくるものであり、デザインのベースを映画から引用したに過ぎないものであるという事だ。
私がネガと感じていた部分は、オリジナルに忠実である事が問題であるという事が災いして起きていた。
これを改修するという事で、デザインは変わらずとも、構造の根本に変更が求められた。
突き詰めて行った先は、レザージャケットを生産するうえで、極めて手間の掛かる仕様へと変貌する事となる。
手間が掛かるイコール時間を要する仕様となった事で、ダブルライダースを製作するよりも遥かに生産効率が低下し、革素材もダブルライダース以上に使用する事となった。
故にプライスも従来のモデルよりも高額となるもので、これに関してはとても難しい選択に迫られた。
自身がネガと感じる部分はそのままにして、価格との折り合いを付けるのか?
全てのネガを解消し、自信を持ってリリースするのか?
利益を追求するなら前者、自己を満足させるなら後者・・・。結局、後者を選んだという事になる。
という事で、こういった話からスタートしたので、最初に大きくディテールを変更した部分の解説から。

↑旧モデル
↓新モデル


↑旧モデル
↓新モデル

画像上が従来までのモデル。
ADVENTURERにおいて、最も特徴的とも言えるのが、背面に大きくスリット状となるアクションプリーツ。
このアクションプリーツ部、芯材を入れてもどうしても着用時にうねってしまうのが気になって仕方が無い。
最大の見せ場であるからこそ、ここはストレートに張りのあるものにしたい。
対して画像下がフルモデルチェンジ後の作品。
歴然とした差が見て取れるように変貌した。

↑旧モデル
↓新モデル


↑旧モデル
↓新モデル

画像上、従来モデル。
画像下、フルモデルチェンジ後の作品。
これまで、スリット部や裾末端部分は全て折りたたみで始末してあったものを、全周に渡って身返し構造にする事によって、表面と裏面が付き合わせてある事になり、末端部にハリが出る。
どういう事なのか?言語化するには私のボキャブラリーが乏し過ぎて難しいのであるが、要するにこの断面部分が旧モデルでは折りたたんでいただけなので革が二枚、今作では先に二つ折りにしてある革を裏表で縫製し、織り込んでさらに縫い上げる事で合計4枚の革が断面に来るという事になる。
解るかな?ちょっと厳しいので、実際にご来店いただければ現物を御覧いただきながら解説する。
とにかく、この構造によって全ては解決した。

↑旧モデル
↓新モデル

また、この構造にする事で、前身と後身に差を付けて作る事が出来るようになるので、ジャケットとしての完成度が高いものとなる。
従来の折りたたみ式だと、構造的に自由度が無かったものが、上記の構造にする事で自由度が増す。
これに関しても、この構造を採用する重要なファクターだ。
ただ、この構造にする事で、パーツ点数が各段に増え、さらに縫製する行程も格段に増える。
生産する職人は、この構造を『地獄』であると申していたのだが、それでも「良くする方法があるならやろう。」と快く引き受けてくれたのだ。
量産工場では絶対にこの構造は採用されない、極めて生産効率の悪いディテール。
このADVENTURER-χ-を10着作る労力は、DAREDEVIL-χ-を20着作る労力に値する。
1着ではそれほど差が出ないかもしれないが、これを量産する事になると大幅に遅れ始めるという事。
故に、時間がかかるという事はそれだけ1着あたりの工賃が上がる事になる訳で、どうしても販売価格に転嫁せざるを得ない。
2倍近くの時間を要するのであるが、だからと言って2倍の価格にする訳にはいかない。
この選択に迫られた場合、ビジネスとして考えたら従来通りの構造を採用するのが当然なのであるが、我々も職人もそれを許せる人間では無かったという話だ。

↑旧モデル
↓新モデル

アーム部分も従来モデルは比較的広めな設定であった。
オリジナルに忠実な事を狙った設定であったが、着心地をそのままにスマートなものとしたかった。
ここはDAREDEVIL-χ-で始まったフルモデルチェンジの経験をもとに、全体的なパターンを見直す事で、すっきりとしたアームでありながら可動範囲を確保している。
仕上がったサンプルをテストした限り、従来モデル同等ではなく、それよりも明らかに動き易くなっている。


野暮ったい襟の寸法も数ミリ変更。
このADVENTURER-χ-で我々が求めているのは、インディージョーンズのコスプレがしたい訳では無いという事だ。
映画を観て、直感でカッコイイと感じたアレと、同じ雰囲気で着たい。
そういった考えから「ここがもっと格好良かったら。」と感じるポイントは、迷う事なく変更する。
オリジナルに敬意を持ちつつ、アレンジを加える事こそ、今作る意味なのだと思う。


このポケット構造はオリジナルを忠実に再現しつつも、強度を担保する為の小変更は加えている。
さらに躍動感をより演出させる為の縫製仕様もポイント。
やはりこのジャケットの顔でもある、この大型のポケットは腕の見せ所でもある。

インナーポケットもゴージャスなものを再現。

ライニングにはコットン70%/レーヨン30%の新素材を採用。
コシがありながらも、滑らか、さらに艶やかさがある。
画像のシャンパンゴールド色以外に、ワイン色とブラック色の3色から選べるようになっている。

このサンプルではBADALASSI Nappa Lux "TABACCO"を使用している。
このジャケットのデザイン的にブラウン系のカラーがイメージカラーとされるが、勿論ブラックで作っても、色物で作ってもマッチするだろう。
表情豊かなGOAT SKIN(山羊革)で作っても良いかな?と個人的には思う。
貴方のセンスを発揮して欲しい。


それでは着用感を。
画像の人物はサイズ38を着用。
従来モデルと同様のデザインながら、最早別物と言えるものとなっている。
これは従来が悪くて、今作が良いという事ではないという事だけは申し上げておきたい。
私が作者として、あくまで個人的な理想を具現化しただけの話であるという事で、従来の物を否定している訳ではないという事。
スポーツジャケットとして、様々なシーンで着用する事を想定したサイズ感。
オリジナルの雰囲気をしっかりと踏襲しながら、日本人が如何に格好良く着こなす事ができるかを追求した一着。
ただレプリカするのではなく、レザージャケットとしての理想を追求している。
スッキリとしたので、サイズ感をタイトにしたのか?と言われると、実はその逆。
バスト寸等、従来モデルよりも若干余裕のある寸法設定にしている。
パターンのバランスを見直す事で、みた目にはスッキリさせつつ、寸法には余裕を感じる。
そんな仕様だ。
これまでのDAREDEVIL-χ-・WIRED-χ-・DEFENDERは、バイクライディングを意識したパターンを採用してきたが、今作に関してはスポーツジャケットというコンセプトから、ライディングパターンにはなっていない。しかしながら、パターンを刷新した事で非常に動き易くなっている為、スポーツ系のポジションでないマシンなら、充分バイク用としても使えるであろう。
勿論、サイズオーダーも可能。
☆袖丈調整+9,500(10,450)
☆袖幅変更+8,000(8,800)
☆袖丈+袖幅同時修正+13,000(14,300)
☆着丈修正+11,000〜(12,100〜)
☆身幅修正+13,000〜(14,300〜)
☆肩幅修正+9,000〜(9,900〜)

MUSHMANS Leather
2025-26 FW
Indiana Style Sports Jacket
ADVENTURER -χ-
理想を追求した結果が
万人に受け入れられる事になるとは思っていない。
ただ、同じ感覚を持った方になら
きっとご理解いただける事であろう。
そう、ここがそうなっていたらもっと良い!
こういった、モディファイこそ
我々の存在意義なんだ。

受注会期間中にオーダーいただきましたお客様には、予約特典としてMUSHMANS Original Leather Jacket Hangerを販売価格6,000円(税込6,600円)のところ、半額の3,000円(3,300円)でご購入いただけます。
オーダー時に併せてご検討下さいませ。
※ジャケットの納品時にハンガーも御納品いたします。※
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