THE FEW×MUSHMANS 2013-14 Special Model のご紹介です!


 皆様こんにちはMUSHMANS代表の藤田です


5月21日から開催いたしております【THE FEW MFG 2013-14 collection 受注内見会】には平日にも関わらず、多くのお客様にご来店いただきまして、まことにありがとうございます
暑くなりつつある、今日この頃ではございますが 素晴らしい完成度のアイテムが、店内に所狭しとラインナップされております。
是非、この週末も多くの皆様のご来店を心よりお待ちいたしております

さて本日は5月21日に、遠くニュージーランドから到着いたしました


2013年モデルのTHE FEW×MUSHMANS スペシャルモデル


のご案内をさせていただきます。

今期作も、今までの別注作に負けない個性とファッション性を兼ね備えた、我々MUSHMANSらしいご提案となっております。

若干長くなりますが、お付き合いいただけますと幸いでございます











時は1927年11月、後のフライトジャケットの代名詞『Type A-2』の祖先的存在となる『Type A-1』が制定されます。
このType A-1は、A-2が採用される1931年5月までに製造されたAAC(アメリカ陸軍航空隊 Army Air Corps)のフライングジャケットでありました。

今期の作は、1920年代から1930年代という短い期間ながらも、衣服の発達を遂げたこの年代に産声を上げたフライトジャケット。

『Type A-1 Flying Jacket』


これに、我々MUSHMANSの提案するエッセンスを加えてリリースいたします。





本来このType A-1はシープスキンを使用していた為に、非常に柔らかく動きやすいという利点の反面、強度的にはもろく 1920年代から30年代初頭のフライングジャケットという事もあり、現存する物はごくわずかであります。




1920年代後半から1930年代にかけてのアメリカ衣服というのは、デザイン・ディテールに関しても非常に丁寧に仕上げられていて、現代においても その根幹が根付いているとも言えるでしょう。
コサックジャケット(アメリカ騎兵隊用のジャケットが基)などは、まさにこのA-1のルーツとなっていると言われておりまして、このジャケットの歴史の深さはデザインや完成度の高さから来るもので、長い年月を経て人々に愛された装束であると言っても過言ではありません。
現代においても、このジャケットはファッションシーンにおいて大きな影響力を持つディテールとデザインを兼ね備えております。



話は変わって1920年代から30年代にかけて。
このジャケットが生まれた時代。



『狂乱の20年代』
という言葉があります。



アメリカ合衆国の1920年代を表現するもので、この時代の社会や芸術および文化の進歩を象徴する語句とされています。
第一次世界大戦が終結を迎え、政治的にはノーマルシー(常態)を迎え、JAZZミュージックの流行や、アール・デコ建築によるニューヨークの摩天楼など 現代においても非常に影響力のあった時代。
この時代は特に重要性を持つ発明や、過去に例を見ない製造業の成長と消費需要と欲望の上昇、さらに生活様式の大きな変化があったとされている時代です。



狂乱の20年代におけるマインドに、こんな事が記されています。
『現代性に関わる不連続性、すなわち伝統の破壊・・・。』
逆をかえせば、ここから新たな伝統が次々と生まれる事にも繋がっているのでしょうか。






そして












1929年10月24日 Black Thursday
狂乱の20年代は終結し、世界恐慌の幕開け。
実に1200万人に達する失業者を生み出し、失業率は25%を超えました。























移り行く時代の中で産声を上げたジャケット。
『Type A-1 Flying Jacket』



 




狂乱の20年代から世界恐慌、その時代を生きた人々は何を考え何を想ったのでしょうか。
カラー写真の無い時代、ましてや現存するA-1ジャケットが少ない中で幻のフライトジャケットと呼ばれるA-1ジャケット。
第一次世界大戦の終結からノーマルシー、その時代の産物だからこその遊び心が介在していても不思議では無い。
だからこそ、我々は今期 このジャケットに、その時代の思いを馳せ仮定の中でこの製品を企画いたしました。











【ディテール】


1931年に採用されたとされる、Order No『31-800P』

DWG No『AN-6501』をベースとしております。
















装着されるタグも、当時と同様とされるタグを装着。
AN-6501はA-1ジャケットの最終発注分に見られる仕様書名、アーミーとネイビーの共通仕様とされる「ARMY-NAVY」のAN仕様書に基づくナンバーで、1930年代の初期にUSNの革製37J1ジャケットと共通の仕様を試行した事が考えられるものです。
元来はフロントがすべてボタンであったA-1ですが、この取り組みでAN-6501は下2つのボタンをスナップ式にしたと言われております。
「US NAVY のA-1は皮革がグリーン、ARMY AIR CORPのA-1は皮革がブラウン」とも言われております。











【パーツ】
・リブ
Wool100%のベージュリブを装着。



・ライニング
マスタード コットン100%。




【マテリアル】
イタリアが誇る名タンナー[BADALASSI/バダラッシ]社製のステアハイドを使用。
レザーネーム[Nappa Lux]と呼ばれる、このマテリアルは バダラッシ社のラインナップするレザーの中でも、比較的薄く衣料品に転用するに相応しいマテリアルであります。
それでも、革厚は1.2mm〜1.3mmを誇り しなやかな中にもコシがあり、手懐けるにはそれなりの調教が必要になるでしょう。
フルベジタブルタンニンでナメされた同マテリアル、着色に関してはアニリン(染料)で革本来の表情を消す事無く仕上げられたカゼインフィニッシュ。
全てにおいて、レザーファンを唸らせる素材である事は間違いが無と言えます。



 




【カラー】
Ortensia(オルテンシア)
BADALASSI社の保有するレザーカラーの中で、最も鮮やかなブルーを発色するこのオルテンシアは、当初フライトジャケットらしからぬ鮮やかさを持つ。
鮮やか且つ華やかさを持ち合わせるこのカラーリングは、着用と年月の経過によって若干の緑味を醸しながら、深い青みへと変化を続ける。
ウールリブとステッチのベージュ色は、この鮮やかさの中でも適度に強調され 洗練されたファッションアイテムとしての風格を保っております。

先日リリースいたしましたJohn Lofgrenブランドとの別注Bootsでも、このカラーを使用しましたが、非常に深みのあるカラーリングへと変化を遂げました。
変化の様子は→コチラをクリック









THE FEW MFG×MUSHMANS
Type A-1 MUSHMANS Special Color
BADALASSI Ortensia
Size32〜46
178,500yen tax in
80年の時を経て、今に受け継がれるディテールとデザイン。
その時代であるからこその質実剛健さと、それとは対称的なファジーさ。
そこに、遊び心とファッション性を注入した、今期の提案です。
まさに男心というものを、存分に刺激する仕上がりとなりました。

是非お楽しみくださいませ。




今後、当ブログにて経年変化の状況をUPいたします

画像ですとレザーカラーの表現が難しい為、気になる遠方のお客様へはレザーのカットサンプルをお送りさせていただきます。

E-mail
fujita@mushmans.com
へ、件名『サンプルレザー希望』と明記いただき
・お名前
・ご住所
・お電話番号

をご入力いただけましたら、2〜3日中にレザーサンプルを普通郵便にて発送いたします。

どうぞお気軽にご連絡くださいませ


ちなみに・・・煽るとかそういうのでは無くて・・
すでにこの3日間で半数以上のオーダーが埋まっております。
オーダーいただきました皆様、本当にありがとうございます


THE FEW MFG 2013-14 collection 受注内見会は
5月26日(日)まで開催いたしております
是非、ご来店くださいませ

お付き合いいただきまして、ありがとうございました













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