MUSHMANS Leather Series 【CYCLE CHAMP】&【ADVENTURER】のその後。

 皆様こんにちは楽しいMUSHMANS代表の藤田ですグッド

 

北の国からシリーズで無事にテストを完了しました、今シーズンのMUSHMANS Original Leather Series

【CYCLE CHAMP】 & 【ADVENTURER】

この2アイテムの今後と、その経年変化について纏めておこうと思います。

 

まずは、Double Riders Jacket 【CYCLE CHAMP】から行きましょう。

 

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MUSHMANS Leather

Double Riders Jacket

【CYCLE CHAMP】

MUSHMANS Original Horse Hide

 

極限までハードなレザーを目指し作りこんだ革。

強固であるが故の経年変化が楽しめる、そんなレザー。

この48時間の、極めて過酷な状況下での使用によって、素晴らしい経年変化となりました。

 

新品時と比較すると一目瞭然。

 

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新品時、自立する程にハードな仕上がり。

基本的にMUSHMANSで提案しているレザーマテリアルは、しなやか且つ皺の入りやすいものが多く

今回のような、硬く皺が入りにくいレザーは珍しいと言えるでしょう。

50年代当時、ハーレー社で使用されていたレザーマテリアルに想いを馳せ

それを再現すべく作りこんだマテリアル。

1.2mm〜1.4mmレンジの厚手のホースハイド(馬革)は

ダブルライダースを作るに相応しいマテリアルでございます。

 

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48時間着用。

ベジタブルタンニン鞣しによって、じっくり時間を掛けて鞣したホースハイドは

新品時のハードさはあるものの、一度しっかりと皺が入ればその風合いは保たれます。

これこそが、ベジタブルタンニン鞣しの特性で、ジャケットを脱いだ後も

あたかも人間が着ているかのような形が維持される訳です。

という事は、オーナーの形が維持され、着用期間が長ければ長いほど

オーナー自身の皮膚となり、強固な結束が生まれるという事になります。

 

 

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アームホールは、それほど追い込んだタイトパターンにはしておらず

さらに、硬質なレザーである事によって、細かい腕皺ではなく大柄な腕皺が入ります。

ただ、深く皺が刻まれるので、非常に男くさいヘヴィーデューティーな印象です。

 

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上記で5枚連続した画像で見られるように

着用時の擦れと共に、芯色が顔を覗かせます。

まさに茶芯特有の経年変化をお楽しみいただけるという事です。

ヴィンテージのそれと同様に、アタリの強い部分の塗膜が剥がれ、少しずつ中の色が出てくるというものです。

 

ただし、これは通常使用の48時間では これだけの変化は起きないでしょう。

長い期間を経て、こういった変化が現れるものです。

 

何故、今回のテストでここまでの変化が起こったのか?

それは、長時間雨に打たれた事がその要因。

ただ雨に打たれただけでは、ここまでにはなりません

バイクによる走行の場合、降雨といってもかなりの水圧がかかります。

この水圧により、レザーに水が浸透します。

レザーに浸透した水は、レザー自体をふやけさせ それによって塗膜の定着が弱まります。

塗膜の定着が弱まったところが擦れる等によって、このような現象が起こる訳です。

買って二日でこんなになるのか・・。御安心下さい、そんな使い方をしなければ大丈夫です。

 

 

着用感はこのような感じです。

アメリカ的な野暮ったい雰囲気のシルエットは生かしつつ、そぎ落とす部分はそぎ落としました。

MUSHMANS Leather のダブルライダース【DAREDEVIL】と比較するとルーズフィット

という事になるでしょう。ただし単純に大きめな作りにしている訳ではありません。

あくまでアメリカ的な雰囲気を残しつつ、スタイリッシュにというのがコンセプト。

画像の人物は、マスターサイズ"38"を着用しております。

この状態から、袖丈や袖幅等の修正を入れていきます。

 

バックシルエットを御覧いただきますと、バスト周りのシャープさが解ります。

ルーズフィットと言えど、このアームホールの落ち着きはただただ大きく作っただけ

では無いというのをご理解いただけるポイントなのではないかと思います。

 

 

只今、修正点の洗い出しを完了し、新たなパターンの製作に入ります。

その後セカンドサンプルを製作し、テストを実施、それらが全て完了した時点で

グレーディングに入ります。

今の段階では、確定的なサイズスペックがお伝えできませんが

サイズの御相談は承る事が可能ですので、ご質問等はお気軽にご連絡下さいませ。

 

 

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続いて【ADVENTURER】です。

 

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MUSHMANS Leather

INDIANA Style Leather Jacket

【Adventurer/アドヴェンチュラー】

BADALASSI Nappa Lux "MOST"

 

お馴染みBADALASSI社のレザーマテリアル、Nappa Luxを使用した

インディアナ・ジョーンズ スタイルのスポーツジャケット。

こちらもベジタブルタンニン鞣しによって鞣され

染料によって着色される高級皮革。

故に、汚れや雨染みが目立ち、神経質に取り扱う必要があると思われている方が多いですね。

中々こういった高級皮革は、御購入されたオーナー様自らの手で雨に濡らしてしまったり

極限までヘヴィーユースしてみるといった検証をするのは勇気が必要です。

というか、やる必要はございません。

 

ですので、我々がその検証を実施いたしました。

 

 

 

こちら新品時、サンプルで完成したばかりの状態の画像です。

デザイン的にはシンプルなレザージャケットですので、悪く言うと味気ない印象もございます。

マテリアル自体の上質さは、手に取っていただけなくとも画像で充分伝わるところでございますが

なかなか、このような上品なレザーの表情ですので、ハードな使用をした場合どうなってしまうのか

心配になるところでございますね。

 

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48時間着用後。

素晴らしい表情へと変化を遂げております。

上品さの中にも、革特有の荒々しさが混在し別のジャケットになってしまったように見受けられます。

BADALASSIレザー特有の、細かく深く入る腕皺はレザー愛好家垂涎の経年変化でございます。

 

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このNappa Luxは、カゼインフィニッシュによって光沢感を与えられておりますが

連続した降雨の中の走行により、カゼインの光沢は落ち着きました。

その代わりに、革本来の光沢感が上がってきており、新品時よりも艶やかな光沢を楽しめます。

 

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直線的なデザインであった襟も、着用とともに立体感を帯び、表情豊かな風合いです。

 

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ハンドフィニッシュ(手仕上げ)による色ムラが、各部強調されるように出てきております。

よーくご覧ください、長時間雨に打たれましたが雨染みになっていないですね。

しかも、本来ならご法度でありますが、乾燥時にオイルなどを入れておりません。

もしこれがBADALASSIでは無かったら、この風合いにはなっていないでしょう。

これで実証されました、BADALASSIは簡単にオイルが抜けてしまうようなことはありません。

 

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長年BADALASSIのレザーを使用して、様々な企画を実施してきした。

そして、私自身も様々なBADALASSI アイテムを所有しておりますが

ここまで手荒に使用した事は過去にありませんでした。

カルロ・バダラッシ氏(BADALASSI社 社長)と面談した際に、革のメンテナンスについて質問した時に

「下手にオイル等は塗ってくれるな」と言っていた事を思い出します。

そこら辺の革と違って、俺たちの作る革はオイルが抜けてしまうことは無い。

と自信満々に語っておりました。その時点では半信半疑でございましたが

今、彼の言っていた事は本当だったのだと、確信いたしました。

 

 

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着用感はこのようになります。

ベースとなったインディアナ・ジョーンズ仕様のジャケットから

現代のシーンでもスタイリッシュに着用いただけるようパターンをイチから製作。

適度なフィット感と、肩の収まりの良さを追求しております。

着丈も程好い長さになりましたので、インナーにシャツを着た際にもバランスが取り易いようになりました。

Adventurerに関しては、寸法上の修正は必要無いと判断しましたので

細かい縫製仕様の変更だけを実施して、量産の体制に入ります。

 

オーダー受付は、今月中で締め切りとなりますので、予めご了承下さいませ。

 

 

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バックシルエット。

背面パネルが男らしくてカッコイイと思いませんか?

画像の人物はマスターサイズ38を着用。

これからグレーディングを開始して、近日中に全サイズのサイズスペックを公表いたします。

 

INDIANA Style Leather Jacket 【Adventurer/アドヴェンチュラー】 BADALASSI Nappa Lux "MOST"

に関しましては、レザーの輸入の関係で20着以下の生産となります。

生産可能数に達しました時点でオーダー受付の終了となります。

 

サイズに関しましてのご相談も承りますので、お気軽にお問い合わせ下さいませ。

 

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今年はスペシャルなオリジナルレザーが数多く

多くのお客様から、一気に出しすぎだと怒られます(笑)

 

しかし、我々は その衝動をコントロール出来る程ビジネスマンではございません。

やれる時に、やりたい時にやって

出来ない時、やりたくない時には出さない。

 

そういう、自分の感覚に正直なアイテムを作って行きたいと思っております。

 

 

 

只今、両アイテム共に予約受付を実施しております。

皆様からのオーダーを心よりお待ちいたしております土下座

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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