MUSHMANS Footwear 2018SS 新作アイテムの御紹介です!
皆様こんにちは
MUSHMANS代表の藤田です
本日、4月1日という事で世間は新年度のスタートですね
我々MUSHMANSも3月末決算としております為、月末は決算棚卸し休業をいただきまして御迷惑をお掛けいたしました。
昨日の31日は土曜日という事もあり、流石に休業には出来ませんでしたので営業いたしましたが、本日から新たな期をスタートさせます。
元旦と同じような、新たな気持ちで今期をスタートさせていただこうと思います
新年度のスタートという事で、気持ちも新たにMUSHMANSオリジナルアイテムのリリース
チャレンジの年ならではの、チャレンジングなレザーを纏った新作です。
一発目から全開でスタートさせていただきます

MUSHMANS Footwear
2018 Spring Summer Collection
"Norwegian Front Shoes" [AWA AI/阿波藍]
&
昨シーズンよりスタートし大変好評いただいている
の2018年Spring Summer(春夏)アイテムのサンプルが完成いたしました。
今作は昨年リリースいたしました"Norwegian Front Shoes" と"Plain Toe Shoes"
をベースとして、よりプレミアムなマテリアルを使用した特別なモデルが完成しました。
画像を御覧いただきます通りの美しい発色は何なのか??
それを以下で御紹介させていただきます
【マテリアル/素材】
今回の新作アイテムで使用するマテリアルは、"藍"の本場徳島で生まれた特別なマテリアル。
近年、日本古来の染色技術"藍染"の評価が世界的に高まりつつあるのは周知の事実であり、様々なアイテムに藍染で染色されたマテリアルを使用する事が多くなっております。
我々の提案する服飾カテゴリーでも例外なく、その美しい発色は性別人種問わず評価されており今最も注目されている染色技術
と言っても過言ではありません。
今回MUSHMANS Footwearで使用するレザーマテリアルは、この天然藍によって染色されたステアハイドを使用し、その美しい発色を存分に楽しむ事が出来るマテリアル。
合成インディゴでの染色とは異なり、天然藍染めならではの奥行きを感じる発色と経年変化をお約束します。
以前、合成インディゴと本藍についてご説明した事がございましたが、結構前の事ですので再度ご説明いたします。
なるべく簡単にご説明しておりますが、それでも文字数が多くなってしまいました。さらに深堀したい方はご自身で(笑)
①藍(天然インディゴ)
「藍」とは、ある種の植物の中に含まれている成分が変化して生じた、藍色の色素を含む染料を指します。
また、それを生み出す植物や色を指すこともあります。
藍の色素は、インディゴ(インジゴチン)と呼ばれ、これを繊維に染めつけることで、藍色の染色ができる訳です。
インジゴとは本来はインドで栽培されている藍植物からとれる天然藍(インド藍)のことを指し、「インドからきたもの」というのが本来の意味であるのですが、その中に含まれる色素の物質名ともなっております。
ただし、今回のアイテムで使用するマテリアルはインド藍ではなく、日本古来の[スクモ]から藍を建てた"阿波藍"です。
②合成藍(合成インディゴ)
石炭から発生する石炭ガスによって、ガス灯が普及した19世紀末、その残渣であるコールタールを利用できないかと化学者が模索していた中、1856年に合成染料モーブを合成に成功。それをもとにドイツ人のアドルフ・フォン・バイヤーがインディゴを合成することに成功し、1883年その化学構造を確定します。これが、発端となって1887年ドイツにおいて初めて工業的生産に成功しました。
ユダヤ系ドイツ人のリーヴァイ・ストラウス(Levi's社の創業者)によって、世界的に合成インディゴ製品は広められました。
③天然藍染めと合成藍染めの違い
天然藍(天然インディゴ)と合成藍(合成インディゴ)の物質的な構造式は、同様の分子構造を持ちます。
しかしながら、染料として使用できるようになるまでに辿るプロセスは全く異なります。
天然藍はインディゴの前駆体であるインジカンを含有している植物から抽出され、発酵などのプロセスを経て染料として使用出来る藍液が作り出されます。
対して合成藍は[②]の章で述べた通り、科学的に合成する事によって生み出されております。
すなわち、天然藍と合成藍は同じ物質であり、製造のプロセスのみ異なるという事になります。また天然藍に比べ不純物の少ない合成藍は安価に生産できる事から、天然藍が衰退した歴史を持ちます。
④天然藍の不純物
上記項目で挙げた"天然藍の不純物"についてですが、合成藍は純度が高いのであれば天然藍は全く必要の無い染料のように思えてしまいます。しかも同様の分子構造を持っているのであれば尚更そう感じてしまうでしょう。
しかし、この"天然藍の不純物"にこそ発色のマジックがあるのです。
安定した単一な成分ではなく、天然藍には複合的な成分が交じり合っている為、様々な色が混在しております。
これによって温かみを感じ、奥深さを感じる事ができるのです。
これは非常に優れた機能を持つ人間の視覚であるからこそ感じられる色であるわけで、自然と天然藍の発色に魅せられるのは複合的な奇跡が折り重なっているからなのです。
という事でございます・・・。

さて、今回のマテリアルに使用している藍の原料は、阿波(徳島)で生産される[スクモ]を使用しております。
そのスクモを用いて行う染色技法『天然灰汁発酵建て』によって、一枚一枚を丹念に職人の手仕事によって染め上げております。
藍は空気に触れる事によって発色が変化します。その具合を見ながら染色と乾燥を繰り返すのです。
まさに職人の長年培った勘と、手間隙の一切を惜しまない事で生まれる日本が誇る美しいレザーマテリアルなのです。
布地であっても途方も無い回数の染色を繰り返して完成しますので、革となるとそれは相当の労力を必要とします。
革表面に、サラッと藍染料を施した革とは一線を画すものであり、時間をかけて染め上げられているからこその発色。
だからこそ、簡単には色移りもしないし、簡単に発色がフェードしてしまうような事もありません。
藍染ならではの発色を永くお楽しみいただけますし、だからこその経年変化をお楽しみいただけます。
そしてこの技法は、革なら何でも染められるという事ではございません。
『天然灰汁発酵建て』を行う為に専用に鞣されたステアハイドを使用しております。
しなやかなで、追従性の高いレザーマテリアルは足に纏った際のフィット感が高く軽快に歩行できるマテリアルです。
それでは、以下でディテールに関してのご説明をさせていただきます。

"Norwegian Front Shoes" [AWA AI/阿波藍]
アメリカントラッドなノルウィージャンフロントシューズをMade in Japan で再現した一足がこちらのモデルです。
一般的な日本人の足に最適なラスト(木型)を用い、作り込みの良さと履き心地の良さを追求。
カジュアルスタイルでは勿論の事、ジャケットスタイルなどのスマートカジュアルシーンでも使用いただけるアイテムで、使い倒せる1足を御提案いたします。

スマートさを持ちながらも、コバを張り出させた事によって足元のボリューム感を演出しております。

日本人用に甲高な設計を用いておりますが、それが外見からは判断できないバランスの良い仕上がりです。
繊細な運針数(ミシンピッチ)で製甲しておりますので、所有者の満足度が高いのも魅力のポイント。

最大の特徴である"Norwegian Front"
ノルウェー漁師の陸上靴を起源に持つ形状である事から、そう呼ばれる製法です。
日本では『飾りモカ』や『掬い縫い』と呼ばれており二枚の革を接合している訳ではなく、ワンピースのToeに職人による"手縫い"によってこの表情を生んでおります。
強いテンションで掬い縫いを行いレザー表面を浮き上がらせるのが特徴で、ここまでハッキリと浮き上がらせるには熟練の技が必要とされます。
一本一本のステッチと掬い出されたレザーが躍動している、そんな表現がマッチしているかと思います。

全周に渡ってウェルトが走る、ダブルウェルト仕様。
これによって少々太めのシルエットのボトムを用いてもバランス良く履いていただけます。
さらに、今作はカジュアル要素を強める為にコバの磨き込みを最小限に抑え、マットな仕上がりにしました。


アウトソールにはゴム材とレザーをコンビネーションさせた、通称"プランテーションソール"仕様です。
米ALDEN等でもよく見られるソール仕様で、カジュアルシューズやカジュアルブーツに用いる事が多いソールです。
爪先の引っかかりを防ぎ、耐磨耗性も上がるTOE側のレザーソールとハイブリッドになっているのが特徴で、その底付けは単純な作業ではありません。
少々苦労したポイントでもありますが、クッション性の向上で長時間履き続けても全く疲れる事がない、スニーカーライクな優しい履き心地を実現しております。
そして、同時リリースとなるのがコチラ

先に御紹介いたしました"Norwegian Front Shoes"と同様のラスト(木型)を使用し、シンプルなプレーントゥシューズを同時リリースいたします。
Toeのステッチ以外は全て共通の仕様となっており、お好みに合わせてお選びいただけるようになっております。

Toeのボリュームを抑え、スマートなラストながらストームウェルトとウェルト部のコバをしっかりと張り出させる事で、様々なトラウザースとの相性が良くなっております。
適度なバランスとなっておりますので、夏のカジュアルシーンに良くマッチする事でしょう。

こちらも日本人特有の甲の高さを考慮しつつも、アメリカ靴やイタリア靴のようなシャープな見た目を狙っております。
その為、履き心地は典型的な日本人足に馴染みますが、ボッテリとした野暮ったい印象にはなっておりません。




幅広のストームウェルトを用い、コバもしっかりと存在感がございます。
またミッドソール材のエッジ部分は、あまり磨き過ぎないように粗めな仕上がりにしております。
カジュアルシューズとしては、この位の仕上げが良い雰囲気かと思います。
※サンプル画像のウェルトステッチが若干荒れておりますが、プランテーションソールを実現する為に試行錯誤した事でこうなっております。本製品時は綺麗に纏まりますので御安心下さいませ。※

美しい仕上がりながら、カジュアル感をしっかり演出しております。
太めなトラウザースから、テーパードの効いたDENIM PANTS、さらには夏場のショートパンツとの相性も抜群でしょう。
ゴムソールならではのクッション性を生かして、アクティブに歩きたいというシーンにも最適です。
さて、この藍染革を使用したシューズをどう履きこなすか?
発色が美しく、コーディネートが難しいのでは?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、そんな事は一切ございません。
合成インディゴではなく、"藍染"であるからの発色の許容というものがございます。
ここではコーディネートの一例を御紹介させていただきます。


まずは個人的に最もお勧めしたい、DENIM PANTSとのコーデを。
同色系のコーディネートとなりますが、発色感が異なる為非常に綺麗にマッチします。
いつものDENIM PANTSと、いつものようにコーディネートしていただければOKです。
シルエットに関しても、太めの501XXシルエット(画像上)からモダンな細めシルエット(画像下)
までその許容範囲は広いと思います。
夏に重くなりがちなDENIMコーディネートですが、このShoesを使用する事で
その重さや暑苦しさを払拭できる利点がございますね!
続いて

こういった感じに、ワークなスタイルにも対応可能です。
定番的なワークスタイルのオーバーオールに
"Plain Toe Shoes"[AWA AI/阿波藍]
をコーディネートしてみました。
春夏を意識したナチュラルカラーのファブリックにも大変相性が良いですね。
かなり裾幅の広いボトムですが、存在感負けは一切しておりません。
さらに

このようなジャケットスタイルにも対応できます。
使用するラスト(木型)はジャパニーズフィットを優先しD〜Eワイズ設定です。
幅広・甲高の足にも、確実にフィットするラストです。
サイズ設定は24.0cm(US 6in)〜27.5cm(US 9.5in)までの8サイズ設定と
豊富なサイズ設定となっておりますので、確かな1足を御用意できます。
只今サンプルで26.5cmを御用意しております。
サイズ選びに関しましては、当店スタッフによる採寸も行いますので
サイズでお悩みの場合はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
Price:Norwegian Front 68,000yen+tax/Plain Toe 66,000yen+tax
ファクトリーとの直接取引によって実現するプライスも魅力です。
今までに培った知識を活かす事でメーカーと同様の内容を実現。
そして、ファクトリーと直接的に提携する事によって無駄なコストを削減出来ました。
専用BOXにてお届けいたします。
Delivery:2018年6月中旬〜7月中旬
徹底した生産管理と品質管理によって、大幅な納期遅れを防ぐ事をお約束します。
また、品質に関しましても不安要素を徹底的に排除し進めております。
今回のレザーは特別な仕様となっている為、資材の準備に関しての期間が読みきれません。
若干の納期誤差が出る事が予想されますが、何卒ご了承下さいますようお願い申し上げます。
Order:2018年4月1日より
本日より御予約の受付を開始いたします。
4月30日まではフリーでご予約を承ります。
その後生産数を確定となりましたら予約数が生産数に達した時点で予約受付を終了します。
MUSHMANSを初めて御利用いただくお客様に関しましては、内金として30,000円をお預かりいたします。
過去にお取引のあるお客様は、内金の必要はございません。
オンラインショップでの御予約は、銀行振込・クレジットカード決済・コンビニ決済のいずれかとなります。
銀行振込をご希望の際は、内金の30,000円がお振込された時点で正式に予約受付となります。
オーダーをいただきましても、お振込の確認が取れていない時点では正式に受付が完了しておりません。
予めご了承下さい。その後商品入荷時に残金をお振込いただくか、残金を代金引換にてご請求いたします。
クレジットカード決済コンビニ決済をご希望の場合は、全額前金としてお預かりいたします。
※過去にMUSHMANS ONLINE SHOPを御利用いただいた履歴のあるお客様は代金引換もお選びいただけます。※
キャンセルに関しましては、原則受け付けておりません。
当社"特定商取引に基く表記"に準じますが、キャンセルの場合内金のご返金はいたしません。
何卒ご理解下さい。
過去に悪質なキャンセルがあったお客様のご予約は承る事が出来ません。
予めご了承下さい。
また、以下モデルに関しても再生産をいたします。
このタイミングで御予約の受付も可能ですので、併せてよろしくお願いいたします。




MUSHMANS Footwear
2018 Spring Summer Collection
"Norwegian Front Shoes" [AWA AI/阿波藍]
&
画像のサンプルは一ヶ月程度着用したものです。
これからの変化は随時UPいたします。
お楽しみに!
新たなスタート。
愛をもって、藍をもって。
日本の伝統を継承しながら、新たな挑戦に向かう。
戦う男達の勝負靴。
大和の心。


