MUSHMANS Leather "CYCLE CHAMP"2019年生産分の予約受付を開始いたしました!
皆様こんにちは!MUSHMANS代表の藤田です!!
極寒の季節を迎えましたが、MUSHMANSではレザーアイテムのお問い合わせが増えてきております。
と、言いましても、年間通して多い案件なのですが。有り難い事に。
その中でも、毎年殆ど店頭ストックとならない(サイズ36と38に関しては)為、今時点で予約を入れられる方が多いのが"CYCLE CHAMP"です。
様々なダブルライダースジャケットを経験したお客様から、特に支持をいただいておりますこちらのモデル。
2019年シーズンはある程度細かいサイクルで生産をしたいなぁ、と考えておりまして、このタイミングからオーダー受付を本格化させる事にいたしました。
画像も新たに撮影いたしましたので、再度この機会にご検討下さいませ!!

米HD(Harley Davidson)社は1903年に設立されたモーターサイクルメーカーでありますが、そのモーターサイクリストに向けた装具に関しての歴史も長く、1910年代から様々なモーターサイクルアクセサリーを発売しておりました。
1938年のカタログではDポケットスタイルのダブルライダースジャケットが掲載され、後の"CYCLE CHAMP"の原型が完成し、1947年より"CYCLE CHAMP"の名が冠されシリーズ化されて行きます。
モーターサイクルメーカーであるHD社が企てるレザージャケットCYCLE CHAMPシリーズは、高い品質とデザイン性で多くのHD乗りを魅了したシリーズでした。
戦後間もない40年代後半から50年代後半、HD社の輝かしい功績を下支えした"CYCLE CHAMP"シリーズと様々なレザープロダクトは、60年代を迎えるとマスプロダクツ方向へシフトしてしまいます。
今尚光続ける60年代中期以前のHD社レザープロダクツは、ヴィンテージ市場でも高値で取引されており、これから更に状態の良いアイテムが減少して行く事になるでしょう。

MUSHMANS Leatherにおいてリプロダクトされるこちらのモデルは、1947年に初めてカタログ掲載されたDポケット"CYCLE CHAMP"をFirst Seasonモデルとするならば、2nd Seasonモデルにあたる1954年リリースの"CYCLE CHAMP"です。
初代(First Season)モデルでもマイナーチェンジを繰り返し、この次世代(2nd Season)においても少なくとも2度のマイナーチェンジが行われております。MUSHMANSリプロダクトモデルは2nd Seasonのマイナーチェンジ後にあたる2ndタイプです。

MUSHMANSで保有しているヴィンテージは、恐らく2nd seasonモデルの初期型と後期方の過渡期のモデルであると思われます。
丸型のジッパースライダーが使用されておりますが、各付属メタルパーツはニッケルシルバーが用いられている為、そういった見解となっております。

1956年〜58年の二年間に渡って販売されたこのCYCLE CHAMP 2nd seasonの2ndモデルは、シリーズ中最も洗練されたシルエットとなっており、最も現代に通用するパターンが用いられております。
素晴らしいレザーアイテムの数々も、この辺りの年代で絶頂を迎える事となります。

MUSHMANS Leatherでは完全コピーするという事よりも、よりそれらを昇華させる事を優先して考えている為「こうあって欲しかった」というポイントに関しては、あえて当時物を追及せずに変更をかけております。
例えばサイズ感や各パーツの配置バランスは勿論の事、ディテールすらも手を加えており、ウエストベルトに至ってはヴィンテージは背面に挟み込まれた作りであったものを、ウエスト一周巻きの仕様へと変更し、ベルトの着脱を可能にしております。

MUSHMANSで保有するヴィンテージは大胆にも、いつかのオーナーがウエストベルトを切ってしまっております。
確かにコーディネートによっては邪魔になる事もございます。
そういった見解を反映させてMUSHMANS Leatherではリプロダクトしているのです。


贅沢なリアルシープムートンボアは着脱可能。これはヴィンテージと同じ仕様です。
冬季に関してはこの襟ボアが有ると無いとでは、体感温度が全く別次元になってきます。
しかしながら、春先に着用するには邪魔になりますので着脱可能なのはあるべき姿です。


スクエアZipperと4連スポッツは2nd season 2nd Modelの特徴とも言えるパーツです。
4連スポッツに関しては日本国内では流通量が極めて乏しい為、非常に苦労して手に入れたパーツでもあります。

レザーマテリアルに関しては、当時のヴィンテージがそうであったように、厚手のホースハイド(馬革)を使用しております。
こちらのモデルでは100%ベジタブルタンニン鞣し、北米原皮のマスタングハイドを使用し重厚感は究極です。
所によって荒々しい表情を魅せる馬革特有の不安定さを表現しており、上級グレードの厚口レザーながらあえてピグメント(顔料)によって着色を施しております。
その為、着用し擦れることによって顔料が剥離し下地に使用される薄茶色が顔を出すようになっております。
長年使用いただく事で、様々な表情を演出する素晴らしいレザーマテリアルです。

ライニングにはあえてコットンキルティングをボディーに使用し、袖裏にはナイロンライニングを装着しております。
着用時の安心感はここから来るものでしょう。

さて、このMUSHMANS Leather "CYCLE CHAMP"の拘りポイントは、デザインやディテールそしてマテリアルは勿論でありますが、それだけに留まりません。
もう一つの拘りポイント、それは実際にライダースとしての機能に他なりません。
開発当初から実際にモーターサイクリストとしての観点から、長距離走行による過酷な状況下での試験運用を実施し開発テストを行っております。
また、MUSHMANS MC(MUSHMANS内でのモーターサイクルクラブ)の正式メンバー全員がCYCLE CHAMPを着用してくれており、共に過酷な状況下を経験し、その中で製品に対してのヒアリングを行い年々マイナーチェンジを実施しております。
即ち、現段階で仕上がったMUSHMANS "CYCLE CHAMP"は、所有するオーナー様方と共に作り上げたモデルであると言っても過言ではありません。
一般的なタウンユースとは一線を画す状況下に置かれるライダースは、そういった状況下から必要に駆られて備わったディテールというものが存在します。
だからこそ"カッコイイ"と単純に思える訳でありますが、これはA-2等に見られるミリタリーアイテムと共通する部分であり、極限の命のやり取りから育まれたディテールやシルエットなのであろうと思います。
ライダースであるならば、モーターサイクリストの要求するディテールでなければならない。
だからこそ、タウンユースでもその存在感を発揮するのだと思っております。
一見すると無駄と思えるような仕様であったり、雑な纏まりと感じる所にも理由があったりするのです。



男子たるもの、一生に一度はダブルライダースに憧れます。
それは確実だと思っています。
その憧れが現実となった時
その憧れを満たすライダースとは何なのか?
それをひたすら追求した
MUSHMANS Leatherのひとつの答えがここにあります。
男として生きて行く過程の中で
このライダースを着る一日が
貴方にとって
ひとつのプライドであって欲しい。


※ご予約に関して※
2019年1月28日現在、現段階でご予約いただきましたお客様へは、その都度予定納期のご案内をさせていただきます。
納期に対して御納得いただきましてから、正式なご予約手続きのご案内をさせていただきます。
オンラインショップでお申し込みのお客様は、対象のサイズをカートに入れていただき通常のお買い物と同様のお手続きをお願いいたします。 お申し込みの確認後当店よりご連絡させていただきます。


