今年のネルシャツ part7
皆様こんにちは!
一か月ほど開いてしまいましたが本日のブログは「今年のネルシャツ」でございます。
”part 1”の頃はまだ残暑残る気候でしたが、現在は秋本番を迎えフランネルシャツが大活躍する気候ですね。
今期中心的にラインナップさせていただいているデラックスウエアのフランネルシャツ。
大変ご好評いただきまして、既に完売のアイテムもございます。大変嬉しい限りです、ありがとうございます。
”part 7”を飾るのはそんなDELUXEWARE 2020AWの真打。
素晴らしいアイテムが入荷してまいりましたので、ご紹介させていただきます!
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デラックスウエアで展開されている、ストーリーを内包する「創世記シリーズ」。
今回は1603年に誕生した初代ユニオンジャック(英国旗)をイメージして製作致しました。
1603年にイングランド女王エリザベス1世が崩御すると、スコットランド王ジェームズ6世(イングランド王家と遠縁)がイングランド王を戴冠し(イングランド王ジェームズ一世として)両国の共通の王になりました。
以後イングランドとスコットランドは、1707年に合同してグレートブリテン王国となるまで、共通の王と異なる政府・議会を持つ同君連合体制をとることになります。
イギリス史ではこれを王冠連合と呼んでおり、イングランドの宮廷生活に満足したジェームズ1世は、その後スコットランドに1度しか帰国しなかったとされております。

話は戻りまして、こちらがその1603年に誕生した初代ユニオンジャック。
イングランドの聖ジョージ旗(白地に赤十字)とスコットランドの聖アンドリュー旗(青地に白い斜め十字)を組み合わせ誕生しました。
現行のユニオンジャックと比較するとアイルランドを示す赤字の斜め十字が無く、現代を生きる我々からするとどこか物足りなさを感じるフラッグでございます。

それをフランネル生地に投影。
フラッグ通り、赤と青、白を配色しつつもイギリスのナショナルカラーであるグリーンを追加し、コントラストの美しいフランネルに仕上がりました。


デラックスウエアのフランネルの特徴でもある、やや丸みを帯びた襟形状。
ボタンは皿型のナットボタンを使用し天然素材ならではの温かみを感じていただけます。

湾曲を生かしたポケット形状も魅力的。
各部の二本針巻き縫いは1960年代のユニオンスペシャルを使用し、ガッチリと縫製されております。

生地生産技法には、二重接結織りを採用しております。
二重接結織りは表地と裏地を同時に接結しながら織り上げる技法。
裏地を後付けするのと異なり、生地の一体感による自然な着心地と生地間に空気の層を持つことで高い保温性を獲得した生地でございます。
細やかな染色作業と9台しか現存しないドビー接結織り機による特別なフランネル生地です。

それでは着用感をご覧ください。
動きや易さを考慮した腕周りの立体形状、バストからウエストにかけて絞りが入る曲線シルエットにより着心地良好。
接結した生地は厚すぎるという事なく、程よい生地厚でインナーとしても大活躍することでしょう。
裏面の微起毛も肌触り良く、柔らかな風合いを実現しております。
一枚の着用でも、インナーに着用し差し色として活用いただいても良いですね。
画像の人物はサイズMを着用。

誕生から400年
意味のある色を、柄を


