藍のマスク。
皆様こんにちは!MUSHMANS代表の藤田です!!
Crescent Down Worksの受注会に始まり、Trujillo’sのカスタムオーダー会、さらにADJUSTABLE COSTUMEの内見会と連続でのイベント開催となりましたが、この週末は平常営業となり少々落ち着いた感がございます。
季節は春にシフトしつつあり、気分も高揚する今日この頃でございますね。
新たなシーズンの始まりが近づきつつあるこの3月。来期も多くのチャレンジに明け暮れたいと思っております(笑)
まずは来週、これから始まる"MUSHMANS Racing Team"で使用するレーシングスーツの採寸にチーム員全員で浜松へ。
これから少しずつ肉体改造もしなければならないし、精神的にも追い込んでいかなければなりません。
この歳になって、またイチから勉強し、トレーニングし、恥ずかしい思いをしなけりゃならない(笑)
でも、自分を高めて行くのに年齢は関係ないかな?とも思いますし、先頭切ってやって行きたいと思っております。
オーダーしたレース用バイクもそろそろ納車になるだろうし、色々忙しくなるなぁ。と、ワクワクしている今日この頃でございます。

さて、そんな切り替わりの季節となりましたが、未だに例のウイルスは世の中に居座り続けておりまして・・。
昨年の今頃は、ここまで長期化するとは思ってもおりませんでしたが、どうもまだまだ続きそうな感もございます。
そういった中で、フェイスマスクという物が完全に必需品となっており、ネクタイやチーフのように、否それ以上に、洋服をコーディネートするうえでもひとつの重要な要素となりつつあると感じるものです。
様々なブランドからマスクがリリースされるようになり、当初は便乗商法的に感じており、あまり積極的に取り扱う気になれておりませんでした。
しかし、今となっては生活必需品。
より効果的且つカッコイイ物をセレクトしようと、私共もより良いマスクを探しておりました。
そんな中、良いのが出てきましたよ!↓

Buzz Rickson'sよりリリースされているマスクは大変好評いただいており、ソフトな装着感とフィット感で多くのお客様にリピート購入いただいているヒットアイテム。
同一のメーカーですので、そのマスクと編地は共通ながら、今作は同社"SUGAR CANE/シュガーケーン"ブランドからリリースされるアイテムという事で、そのアプローチは異なるものとなっております。
Buzz Rickson'sよりリリースされているマスクは、白編地という事で清潔感もあり良いのですが、コーディネートによっては白マスクでは存在が浮いてしまう事もございました。
今作"SUGAR CANE"によるマスクは『藍染』
実にSUGAR CANEらしいアプローチです。


藍BLUE

藍NAVY
染料に阿波藍(あわあい)と呼ばれる徳島県産の藍を使用、藍染ならではの発色を楽しめるのは勿論ではありますが、この本藍が持つ抗菌・防臭効果も藍でマスクを染める事の利点であると言えます。
さらに言えば、このマスクの染色に使用される藍は、食用にも使われる無農薬で栽培された藍の葉を使用しているという事で、より安心して着用いただける物となっております。
この独特の表情は『叢雲染め(むらくもぞめ)』と呼ばれる、手仕事でしか成し得ない絞り染めの一種。
群がり立つ雲のような模様が出る事からそう呼ばれており、唯一無二の模様をお楽しみいただけます。
本藍による叢雲染め、何とも贅沢なマスクでございます。
カラーに関しては2色ございまして、叢雲染めがクッキリと表れている【BLUE】と、濃色で落ち着いた雰囲気が楽しめる【NAVY】の二色展開となっております。


手仕事と言われても、どれほどの手仕事なのか?
文字ベースでは、その手仕事具合が伝わりませんよね。
と、いう事で、このSUGAR CANEブランドの指揮を執る東洋エンタープライズ社の福富氏より送られて来た画像を無断使用して(笑) その手仕事具合を御覧いただきましょう。

まずは、このマスクのパッケージ写真となっているこの画像。
この写真の手が完全に藍染されている事にお気付きになられましたでしょうか?
この手の主こそ↓

SUGAR CANEの指揮を執る福富氏。
雑誌にも度々出ておりますし、MUSHMANSのイベントで会った事がある方もいらっしゃるので、見覚えのある方も多いかと思います。
実際に展示会サンプル等はこの福富氏が手染めしており、この手を御覧いただきますと『手仕事』である事を感じていただける事でしょう。

手の藍色感をPRしている画像ですが、地面にピントが合っているのはご愛嬌(笑)

こちら2020FWコレクションのSUGAR CANEカタログ。
お持ちの方も多いかと思います。

P6.P7にて藍染に関する記述がございます。

実際に福富氏が作業をしている写真が掲載されております。

藍染というのは、このように手仕事でしか染め上げる事ができない染色技法。
人間の手が多く介入する程に、その製品の温かみや愛着を感じるものでございます。
そして、藍染職人の手は常に藍色に染まっている訳です。

さて、こちらカタログに掲載されている写真の一部。
福富氏が藍染資料館『藍の館』を見学している様子。
実は↓

手が染まった状態での見学だったという裏話(笑)
洗っても落ちないのが藍染。その苦労を物語る写真でございました。

という事で↓

勿論、量産品全てをこの福富氏が染めている訳ではありませんが、こういったプロセスでひとつひとつを手仕事にて染め上げられているこのマスク。
人と接する事を制限されるこの御時世であるからこそ
使う物には人の手の温かみが欲しいものでございます。
日本に伝来して1000年以上の歴史を持つ『阿波藍(蓼藍)』
日本古来の技法と人間の手仕事を肌で感じる事ができる、そんなマスクを一枚。
そうそう。

福富氏からいただいた蓼藍の種。

早速、発芽させるべく植えてみました。
栽培して藍染しよう・・・とは考えておりませんが
藍の葉をドライリーフにしてみようと思っております。
ちゃんと発芽するのか?


