Bill KelsoよりType A-2 "GREAT ESCAPE"再入荷いたしました!
皆様こんにちは!!MUSHMANS代表の藤田です!!
11月23日(水)からスタートいたしました【MUSHMANS Leather 2023"Riders Collction"Custom Order Exhibition】
非常に白熱した三日間でございました!
御来店いただきました皆様、お問合せいただきました皆様、本当にありがとうございます<m(__)m>
こちらでオーダーいただきました製品は、2023年の御納品となりますので、御納品までお時間を頂戴いただきますにも関わらず、皆様にご理解をいただきまして、多くのオーダーをいただいております。
初日から本日で三日間のオーダーがかなり立て込みました関係で、2023年秋までに全数納品が出来る着数を試算いたしました。
そうしましたところ、この受注会(〜12月25日)期間中にオーダーをストップさせていただく事になる気配が漂ってきております。
大変申し訳ありませんが、期間中にオーダーを締め切らせていただく事があるという事を、何卒ご理解下さいますようよろしくお願い申し上げます<m(__)m>
さて、本日は再入荷アイテムの御紹介です↓

Great Escape-Capt.Virgil Hilts
A-2を愛する男達の永遠のアイコン、否、A-2を愛さずとも男達の永遠のアイコン、映画GREAT ESCAPE(邦題:大脱走)におけるSteve McQueen(スティーブ・マックイーン)扮する、Capt.Virgil Hilts(バージル・ヒルツ大尉)。
このヒルツ大尉が着用していたA-2 Jacketを忠実に再現したのが、今回ご紹介するアイテムです。
この映画GREAT ESCAPE(大脱走)は実話を元に制作された1963年公開の映画であり、戦闘シーンが無く、集団脱走を描いた異色の戦争映画として話題になりました。
私達の幼少期に、度々TV番組での〇〇ロードショーで放送されており、強烈に印象に残っている映画のひとつであると言えるでしょう。
まさに、幼少期から憧れた"男らしさ"が詰まった映画であり、この映画の主人公格であるバージル・ヒルツ大尉(スティーブ・マックイーン)に憧れるのは必然であるのです。
この映画が起源となってアメリカ服の魅力を感じた方が多いでしょうし、A-2ジャケットに魅了される事となった方が多い事でしょう。

まさにその映画GREAT ESCAPE(大脱走)においてSteve McQueen扮するCapt.Virgil Hiltsが着用していたA-2ジャケットを、Bill Kelso視点から細部に渡って完全再現したモデル。
さらに、着用するほどに劇中でマックイーンが着用していたA-2のような経年変化が現れるよう、レザーマテリアルから構築した拘りのひと品でございます。

まず始めに、このA-2のベースとなっているモデルについてお話いたします。
映画GREAT ESCAPE(大脱走)で着用していたとされるA-2は、撮影が始まる前に当時の古着屋で調達したオリジナルのA-2であったとされております。
また、そのモデルのコントラクターはROUGH WEAR Clothing Co.の物であったと言われており、コントラクトナンバーはW535-AC-27752であったと、多くの愛好家や専門家が同意しております。
このW535-AC-27752は第二次世界大戦真っ只中の1943年にオーダー、生産されたモデルであり、A-2ジャケットの歴史としては末期のモデル。
※A-2は1943年4月27日にAN-J3ジャケットに変更になったとされているが、1943年5月3日発効のテクニカルオーダーリストには「A-2ジャケットはエアリアルガンナーのみ」とある。つまり、条件付きではあるが、この時期にも支給されていたことが伺える。※ 青田充弘氏著 FULL GEARより。

もともとのA-2(RW AC27752)は濃色のシールブラウンであった事から、劇中で使用された物は支給当時の発色に近づける為に再染色されていたとされており、その真意は定かではないものの、様々な見解があり面白いものです。
こちらのモデルに使用されるマテリアルは、Bill Kelsoオリジナルの馬革"Liberty Horsehide"のダークシールブラウン色が使用されております。
当時物と同様に、下地色には明るいブラウン色、その上からダークシール色の染色を施しております。
着用していただく毎に、当時物のA-2同様トップ色がフェードして行き、下地のカラーが影響しよりリアルなヴィンテージ感をお楽しみいただける素材です。
Bill Kelsoのレギュラーレザーである、この"Liberty Horsehide/リバティーホースハイド"はイタリアのタンナーによって鞣されたホースハイド。
フルグレインベジタブルタンニン鞣しのハイクオリティな馬革原皮を使用し、第二次世界大戦当時の馬革と同様のオンス、厚み、発色、質感、感触を再現しております。
彼らが探し出した関連資料をもとに再現されたものであり、Bill Kelsoの真髄を感じるに最も適したレザーマテリアルであると言えるでしょう。
A-2らしさを追求する中で、革としての艶やかさを前面に押し出すというよりも、質素な雰囲気を追求して作られている事を感じるもので、それはまさに戦闘服として生まれたA-2らしさを演出しているものです。
革の艶やかさだけを求めると他にも選択肢がありそうな気がしますが、リアルなA-2らしさを感じゾクゾクするレザーでございます。
レザーのトップにラッカー等の光沢剤を過剰に乗せる事無く仕上がっているホースハイドは、日本の市場では近年あまり見る事ができなかった雰囲気を醸しており、久しぶりにこのオーラを感じる事で素材のあり方について再考させられるものでございました。
また革厚に関してもヴィンテージのそれを追求しており、確かにヴィンテージオリジナルのA-2を触った時の雰囲気を感じられる物となっております。
それに伴い、皺の入り方も当時(戦時中)の写真にあるような質感となっており、鏡を見て思わずニヤっとしてしまう。
やるなBill Kelso、そう感じるものでございます。
下地となっているレザーの品質も高いと感じられます。
それは触った時のオイル感。
ラッカー等で強い光沢感が出されていないので、ぱっと見の印象ではオイル感の無い乾いた印象に感じてしまいますが、これが良い意味で裏切られるのがこのリバティーホース。
革を握ってみると、モチっとした上質な肌触りを感じていただけるものとなっており、しっかりと加脂されている事を感じていただける事でしょう。
様々な良い革をしっている皆様には、このレザーが今までにない上質な物である事を実感いただけるハズです。
それでは細部を見て行きましょう↓

ウイング&スター"Hap Arnold Emblem"U.S.A.A.Fデカールが取り付けられております。

フォントすらも忠実に再現した『V.HILTS』パッチ。

エポレットには劇中の仕様と同様にハンドペイントされた大尉階級章が描かれます。

ウインドフラップ裏面にはU.S.A.A.Fスモールデカールが。

ライニングにはステンシルプリントされた『V.HILTS』と陸軍シリアルナンバー。

Western Costume Co.のラベルを再現しつつ『Bill Kelso Costume Co.』にパロディされたラベルが良い感じです。


ここまで来ると、着用感が気になるところでございますね。
画像の人物はサイズ38を着用。
このBill Kelso、先日ご紹介した別注モデルのA-1同様に、アジアンフィットでパターンが構築されているのでタイトな寸法設計となっております。
御覧の通り、スッキリと着用いただけるのがポイントです。
海外ブランドと言いますと、アームホールが異様に太かったりウエストがダブつくイメージがありますが、ことBill Kelsoに関しては国内ブランドと同等若しくは少しタイト目に仕上がっていると言えるかもしれません。
着用感は極めて良好、これなら本当に戦闘機を操縦できる気がしてきます。
この『V.HILTS』モデルは先に御説明した通りRW AC27752モデルがベースとなっている為、極端にタイトな設計でもありませんから、A-2を初めて所有される方にもお勧めです。
また映画GREAT ESCAPE(大脱走)仕様のA-2を完全再現している訳ですが、だからと言ってコスプレ感が全面に出てくるものでもありません。
解る人にだけ『お、マックイーンだ。』と解るのが良いところですよね。
コーディネート例ですが、チノパンを穿きたくなるところをグッと抑えて(笑)デニムパンツでコーデしました。
往年の定番的コーディネートですが、最近少し離れていた感もありますので、今年の秋冬は原点回帰しようかな?と思います。

Great Escape-Capt.Virgil Hilts


