Rainbow Country 30's Style Sports Jacket "HERCULES"
皆様こんにちは!!MUSHMANS代表の藤田です!!
あれから一週間程度が経過し、ようやく落ち着いて参りました。
正月早々とんでもない感じでスタートし、同時に体調を若干崩して、なかなかに踏んだり蹴ったりな正月のスタートでございましたが、各方面の皆様に助けていただき、廻りの強固さに心強さを感じましたし、有難かった。
年始早々に厄払いも出来たかな?と、なかなか良いスタートとなりました。
冬期休業無しとなってしまいましたが、まあ仕方が無い状況下でしたし、日本海側は降雪によって危険な状況でもございましたので、今年は行くべからずだったのかな?と、肯定的精神姿勢で進もうと思います。
さて、寒波到来で寒い日々が続きまして、ヘヴィーアウターのストック状況も心もとない感じになってきておりますが、これから二ヶ月位経過するとレザージャケットシーズンの到来です。
MUSHMANSのセレクトブランドで最も人気なRainbow Country[California MFG.Co]は、今期も例年通りの納期遅れとなっております。
とは言いましても、ご予約の段階から、納期に関しては時間が掛かる旨をお伝えしておりましたので、今年においては納期遅れとは言わないのかな?
ディーラーである我々からいたしますと、とても複雑な心境ではございますものの、段々と納品が始まると思いますので、今しばらくお待ちくださいませ<m(__)m>
さて、今シーズンに関しては別注仕様の"Baffalo HERCULES"が入荷したあと、"Horsehide HERCULES/BLACK"が入荷、これで現状止まっております。※ダウン関係は入荷しておりますが。※
という事で、本日はHERCULESを改めて紐解いておこうと思います。

Rainbow Country[California MFG.Co]
かつて広大なアメリカの地において、通信販売という業態を確立させ、その後モータリゼーション(車社会)の到来を予見し、都市の郊外に大型ショッピングセンターを進出させるなど、米国の発展と共に成長を続けた『Seas,Roebuck and Company/シアーズ・ローバック社』1893年にイリノイ州シカゴに設立し、1980年代初頭までは全米第1位の小売り業者として君臨します。
1973年には、シカゴに本社ビル"シアーズ・タワー"を建設、これは当時世界一の高さを誇る建造物でした。

初めてシカゴに降り立った際。

近付くシカゴのダウンタウンで、最も威厳を感じる建造物。

上部が雲に隠れてしまう、その威厳は今も健在でした。
※現在では、イギリス系保険関連企業 ウィリス・グループ・ホールディングスが命名権を取得し、2009年7月に『ウィリス・タワー』と改名されております。※
米国の発展と共にあったSeas,Roebuck and Companyは、日常的な衣類から自動車、さらには住宅までを販売するに至ります。
その中のオリジナル衣料品プライベートブランド(PB)として『HERCULES/ヘラクレス/ハーキュリーズ』が誕生します。
このHERCULESブランドは1900年代初頭から1960年代にかけて、約60年に渡り様々なアイテムを創出しました。
その中でも、1930年代の名作と名高いスポーツジャケットタイプがコチラ↓

Motorcycle Jacket:ULTIMATE BIKER'S FASHION

大量生産、大量消費時代へと向かう以前、アメリカ製品の良さが際立った時代のレザージャケットをデザインソースとしております。
1930年代らしい、アールデコ調の背面デザイン等は、50年代のそれには無い複雑なデザインとなっており、その古き良き時代を物語るものとなっている、現在では非常に希少なモデルです。

勿論、背面のデザインは忠実に再現されております。

チンストラップが装着されているのも当時の時代を感じるものです。


ライニングにはウールメルトン(Wool100%)を使用し、これによって重厚な着用感を得ております。
また、スリーブライニングには可動性を考慮し、コットンフランネル(Cotton100%)を採用しているのもポイントです。

ライダースジャケットとは異なり、スポーツジャケットとしてデザインされておりますので、袖はカフス仕様となっております。
ジッパータイプよりも街着としては使い勝手の良い仕様です。

サイドポケットもジッパーが装着されず、片玉縁仕様となり、ハンドウォーマーポケットとして使い易いものとなっております。

当時物には無かった内ポケットが新設されております。

取扱いが少々面倒なハトメ仕様のジッパー。
これも当時物を忠実に再現しておりますので、少々の扱いづらさはご愛嬌です。


なによりも、このホースハイドの良さ。
これは新品時よりも着用して行く中で感じられる事と思います。
このスポーツジャケットタイプというものは、現在においては数多あるジャケットの中のひとつとも言えるでしょう。
しかしながら、毎度申し上げますように、ピット鞣しのフルベジタブルタンニンホースハイドを使用しているブランドがどれだけあるのか?というところです。
ベジタブルタンニンのホースハイドの全てがピット鞣しという訳ではありませんので、これは本当に注意が必要。
勿論、このアイテムに使われるのは、馬革専業タンナーとして唯一ピット槽を保有する『新喜皮革』製のホースハイド。
素晴らしい経年変化をお約束いたします。
下地にはブラウン色を使用しておりますので、着用年数を増す毎に下地色が見えてくるものとなっております。

着用感を御覧下さい。
もちろん現代の日本でリプロダクションされるアイテムですから、シルエットはジャパンニーズフィット。
アメリカヴィンテージらしい重厚感を持ちつつも、スッキリと着用いただけるシルエットが魅力ですね。
少々タイトなフィット感と、ライニングが厚めな関係でタイトに感じますので、サイズ選びは充分に考慮された方が良いですね。
インナーにどんな物を着用されるのかによって、サイズを考えないとなりません。
ご購入の際はしっかりと相談に乗りますので、ご来店いただくか、メールやお電話で御相談下さいませ。
この画像の人物はサイズ38を着用しております。
結構タイトフィットで、サイズとしてはカッコイイですが、もう少し薄着で着たいかな?といった感じです。
↓

こちらはサイズ40で着用している画像です。
これなら余裕があって、もう少し厚着も出来るかな?といった感じです。
ちなみに、インナーにはどちらもJackman Waffle MidNeckを着用しております。

Rainbow Country[California MFG.Co]
20年に渡って愛されるロングセラーアイテムです。
故に、いつ廃盤となってもおかしくない。
いつでも買えるから、いつも別のモデルに手を出してしまうものですが、やはり定番も押さえておきたいものでございますね。


