通常営業に戻っております!
皆様こんにちは!!MUSHMANS代表の藤田です!!
8月18日(月)〜20日(水)に渡りまして、夏季休業をいただきました。
大変ご迷惑をお掛けいたしましたが、お陰様でリフレッシュする事ができました。
この三日間は、今年始めのホームページサイバー攻撃によって参拝する事が出来なかった出雲大社へ。
ここ数年の年始は、一年ごとに伊勢神宮と出雲大社を交互に参拝して参りましたが、少し今年はイレギュラー。
ただ、夏の出雲大社も訪れてみたかったというのがありましたから、とても有意義な連休となりました。
それでは、折角写真も撮っておりましたので、夏の1ページを御覧ください。
※興味無いって!?そんな方はスルーして下さい(笑)※
今回も勿論ロードトリップ。
毎年キャンピングカーで恒例でしたが、今年は休みも短いのでハイエースで。
結構な長距離でしたので、ロードノイズの煩いオープンカントリーR/Tタイヤがネックでしたが、まあ・・なんとかなるでしょう。
勿論にいなも一緒に。
今日も耳がデカいですね。
凡そ870km位だったか?まずは一旦島根に入り『佐太神社』に。
こちら出雲三大社『出雲大社』『熊野大社』と並ぶ格式の社でございます。
島根県も埼玉と変わらぬ暑さではございましたが、やはり神域に近づくにしたがい、澄んだ空気が流れておりました。
あ、ここから神社尽くしとなりますので、念のため先に申しておきますね。
私自身、神社に参拝するという事がとても好きなのですが、御朱印集めや、御利益がどうこうとか、パワースポットがなんちゃらといった事には全く興味がございません。
対して、神道儀礼に対して美しく感じており、日本古来から続く自然信仰に対しても大変美しい事と感じております。
そして古来から受け継がれる神社という建造物とその意味や意義にも、それぞれの社の美しさと威厳を覚え、これらに伝統的な礼をもって参拝する事の意義を感じております。
神社に参拝する事で、古代・中世・近代の人々が一直線になる瞬間を覚え、その瞬間を楽しむ事が私の神社参拝の大義でございます。
故に、残念ながら神という存在を直接的に感じられている人間ではございません。けれども、そういった存在を感じざるを得ない空気感というものが極めて好みである。という事なのでございます。
少し戻って島根県と鳥取県の県境にございます『美保神社』へ。
美保神社は、出雲大社の祭神である大国主大神の子供である事代主神が祀られており、両社を参拝する「両参り」という習わしがあります。この両参りは、江戸時代から盛んに行われているそうです。
古くから漁業と交易で栄えた港町、まるで宿場町のような歴史的な景観も良いですね。
さて、ここから少し戻って鳥取県へ。
今回ハイエースで来たのは、↑のようにロードバイクを積載して来たかったからで、もともとバイクレース用のトランスポーターとして作ったハイエースがこういったシーンでも活躍してくれております。
ロードバイクを積んだまま、疲れたらベッドで寝られるし、にいなも寛げるのが良いですね。
走りの楽しみは皆無ですが(笑) 遊ぶ為のギアとしては本当に良いクルマですので、手放せない一台です。
ここからはロードバイクで、出雲国の代表的な霊峰『大山(出雲富士)』を目指します。
AM8:00頃に島根入りしましたが、二社参拝してお昼ごろになってしまいました。その為気温は最高で39℃をマーク・・・。
米子空港近くの夢みなとタワーの駐車場でマシンを下し、いざ大山へ!!
この付近は皆生トライアスロンが有名で、日本初のトライアスロンが開催されたエリアだそうです。
いつものトレーニングとは異なり、少しツーリングな感じがまた楽しい。
バイクでのツーリングですと、写真など撮らずにぶっ飛び続けますが、ロードバイクはちょっと停めて写真撮る気になれます。
こういったのも楽しみのひとつなんでしょうね。
柄に無く結構写真撮ってます(笑)
旧日野橋
文化庁 登録有形文化財 第31-0056号
1929年に完成したトラス橋。
現在は自転車と歩行者のみが通れるようになっております。
奥には大山が見えますね。
ここからヒルクライムの始まり。
40℃近い外気温のなか、必死のクライム。
辛過ぎて写真が撮れませんでした・・・。
ロードバイクでのヒルクライムも無事に終え、以前から参拝したかった『大神山神社 奥宮』に。
日本一長い石畳の参道は、ヒルクライム後の脚をさらに追い込む事になりました。
ただ、本当に気持ちの良い参道で、引き締まった空気もまた素晴らしい。
『大神山神社 奥宮』は、大山の北壁を背に鎮座する荘厳な社で、祭神は大国主大神をお祀りしております。
奥宮へと続く参道は、日本一長いとされる石畳。
苔むした石段を一歩一歩進むごとに、まるで古代へと遡っていくような感覚を覚えます。
社殿は権現造りとしては日本最大級を誇り、壮大でありながら山の自然と調和した佇まいを見せてくれます。
この地を訪れると、大山そのものが御神体であるかのように、自然信仰と神道の結びつきを強く感じさせてくれるのです。
写真で伝わりきらないのが悔しいですが、それはそれは荘厳なオーラを纏った社。
まるで本当に大神がそこに在らせられるのではないか、そんな気持ちになるものです。
という事で、この日はここまで。
こちらから出雲大社近くの宿へ移動し、徹夜のドライブが終了しました。
そうそう、書き忘れておりましたが、日曜日の営業終了後締め処理を行い、シャワーを浴びて、準備してそのまま出発。
徹夜状態で高速道路を走り切り、ロードバイクでヒルクライムまでやった一日。
40歳を過ぎても、俺はまだまだ強いんだぜ!ってお馬鹿さんな事はやめられませんね。(笑)
さて翌日。
この日は、この度のハイライトである『出雲大社』への参拝日。
MUSHMANSの建物は"出雲屋敷"毎年年貢を納めて御守りいただいております、ですので日頃の感謝をもっての参拝です。
という事で、今回は参拝前に八雲山を感じに行こうと、AM4:30に起床しロードバイクで出発。
朝の神門通りは、日中の喧騒を感じさせない気持ちの良いものでした。
奥に見えるのが『勢溜の大鳥居』美しさの極みですね。
まずは、日御碕灯台を目指します。
みさきうみねこ海道を北上、クルマでは何度か走っておりますが、日御碕神社がルート上から見えてきます。
この社は後程参りますので通り越し。
日御碕灯台に到着。
クルマではあまり感じておりませんでしたが、ここまでのルートは結構アップダウンがあったんですね。
疲れた身体にこたえるルートでした。
こちらは夕日が綺麗なのですが、朝日に照らされた灯台もまた美しい。
さて、折り返しですが、そのまま帰るのではありません。
八雲山の峠に修行を付けていただく為に来ております。
写真では分かりづらいですが、結構な勾配です。
まずはひと山越えて、鷺浦漁港付近まで。
この時点でかなりヤバイ雰囲気は出ておりましたが、山を越えてしまいましたのでもう後戻りは出来ません。
昨日の今日ですので、脚は悲鳴を上げております。
疲弊しきっておりますので、写真も少なくなりました。
さあ、目の前には八雲山。
ここからが本当にキツイ修行の始まりです。
本当に本当に辛かったので、ここから下り切るまでの写真はありません。
サイクルコンピューターに表示された、上り勾配23%という画面は今も脳裏に刻まれているトラウマです(笑)
命からがら全行程の完了。
出雲大社神楽殿前でようやく写真が撮れました。
社が見えてきたときは、本当に感動しました。
ロードバイクにおいて『一皮むけた』と感じた瞬間。
ああ、無事に帰ってこれてよかった。
それでは、この度の主目的である『出雲大社』参拝へ。
出雲大社は、日本最古の歴史書『古事記』や『日本書紀』にもその名を刻まれる由緒ある大社で、祭神は大国主大神。
国造りの神として知られ、広く信仰を集めています。
壮大な拝殿や神楽殿も圧巻ですが、やはり最大の見どころは御本殿。
高さ約24メートルに及ぶ大社造りは日本最大級であり、その姿からは荘厳さと力強さが伝わってきます。かつては現在の倍近い高さを誇っていたとも伝えられ、その壮大な姿を想像するだけでも古代の信仰の厚さを感じずにはいられません。
毎年旧暦の十月には、全国の八百万の神々が出雲に集まる「神在祭」が行われることでも有名です。
この地に立てば、まさに神話の世界と現代がひとつにつながるような、不思議な感覚を味わうことができます。
やはり御本殿の美しさと強さ、これは実際にこの地を訪れなければ感じる事ができません。
古事記や日本書紀を読み、さらに歴史を知ったうえでここを訪れると、太古の日本で何があったのかを肌で感じることができます。
ホモサピエンスという生き物の特性として、物語を通して様々な事象を理解してきました。ここは、まさにその物語を体感できる場所なのです。
身も心も蘇った今、また新たな気持ちで元気に歩んでいけそうです。
続いて、今朝の『出雲大社裏修行ライド』で通り越した『日御碕神社』に参拝。
日御碕神社は、出雲大社の西方、日御碕の地に鎮座する古社で、天照大御神と素戔嗚尊の二柱を祀っております。
上の宮(神の宮)には天照大御神を、下の宮(日沈宮)には素戔嗚尊を祀り、出雲大社が「国の内を守る」のに対し、日御碕神社は「国の外を守る」とされています。
社殿は江戸時代初期に徳川家光の命により造営され、朱塗りの鮮やかな建築が並ぶ姿は「出雲の日光」とも称されます。
国の重要文化財にも指定されており、荘厳さと華やかさを兼ね備えた社殿群は訪れる者を圧倒します。
古来より「日の本の夜を護る社」とされてきたこの神社に立つと、海を望む雄大な景観とあいまって、太陽と海、そして神々への畏敬の念を強く感じることができます。
そして神域である『経島』も変わらず美しく、その姿を眺めているだけで、心が洗われるようでございます。
海に浮かぶその小島は、ただの自然景観ではなく、古来より神が宿る場として人々が敬ってきた場所。
寄せては返す波の音とともに、遥か昔から変わらぬ神聖な気配がそこに漂っており、まさに「神域」という言葉がふさわしい光景なのでございます。
と、この後『石見銀山』等も訪れ、忙しく動き回る一日が終わりました。
石見銀山はあまりに見どころが多く、タイトスケジュールでは無理。
ここを掘り下げるのは次回に持ち越しです。
さて最終日の三日目。
縦方向に、広島までぶっ飛んで『厳島神社』に参拝です。
厳島神社は、広島県廿日市市・宮島に鎮座し、宗像三女神(市杵島姫命・田心姫命・湍津姫命)を祭神としてお祀りする大社です。
推古天皇の御代、593年に創建されたと伝えられ、海上に浮かぶように建てられた朱塗りの社殿は世界的にも知られています。
平清盛によって平安時代後期に大規模な造営がなされ、以後「海に浮かぶ社」として日本を代表する神社建築となりました。
満潮時には回廊や舞台が海に映え、干潮時には大鳥居へと歩いて渡れるなど、潮の満ち引きそのものが神域の景観を形作っています。
1996年には世界文化遺産にも登録され、国内外から多くの参拝者が訪れる厳島神社。そこに立てば、自然と人、そして神々が一体となった日本独自の信仰の姿を鮮烈に感じることができます。
今回は干潮時に到着した為、大鳥居まで歩く事ができました。
次回は満潮時に。この二面性は実際に見ておきたいと感じるものでありました。
そして『豊国神社』へ。
宮島にある豊国神社は、通称「千畳閣(せんじょうかく)」と呼ばれる大経堂です。
豊臣秀吉が戦没者を弔うため、千部の大般若経を納める堂宇として建立を命じたもので、天正15年(1587年)に着工されました。秀吉の死により未完成のままとなりましたが、その広大な建築は今も壮大な迫力を伝えています。
畳857枚を敷けるほどの広さから「千畳閣」と呼ばれ、巨大な柱と吹き抜けの木組みが織りなす空間は圧巻の一言。現在は豊国神社として、秀吉公と加藤清正公が祀られています。
厳島神社の大鳥居を見下ろす位置にあり、堂内から望む瀬戸内の風景はまさに絶景。未完の建築でありながら、歴史と雄大な自然が交わる独特の雰囲気を湛えており、訪れる者に深い印象を残す神域です。
さあ、結構いい時間になってしまいました。
ここからMUSHMANSまで11時間ほどかかりますので、今から出ても到着はAM3:00位になってしまうかな?という事で、後ろ髪をひかれながらもフェリーに乗って宮島を出ます。
無事到着。
こうして三日間にわたる旅路は終わりを告げました。
総走行距離は2200km、さらにロードバイクで70km。数字だけを見ればただの移動にすぎませんが、その道中で出会った社や山々、そして海が織りなす風景は、私の心に深く刻まれる時間となりました。
石畳を踏みしめた感触、灼熱の勾配で脚を追い込み、そして御本殿の前で覚えた圧倒的な静けさ・・・。
それら一つひとつが、今も鮮やかに胸に残っています。
日常に戻れば、また忙しない日々が待っているでしょう。けれど、この旅で得た気配や感覚が、これからの日々を力強く支えてくれるはずです。
読んでくださった皆様にも、ほんの少しでも旅の空気が伝われば幸いです。
また次の物語でお会いしましょう。
通常営業に戻っております。
皆様のご来店をお待ちいたしております<m(__)m>



































