北の国から 2012 〜地球を感じる〜 「下」

 
贅沢。

食い物?

乗り物?

所有物?

いやいや。

俺の空。

俺のじゃないけど。

俺の空。

違う?

贅沢。

食い物?

乗り物?

所有物?

いやいや。

俺の空。

誰のものでも無い。

俺だけの。

12年前。馬鹿なヤツ。

オマエ、変わらねーのな。



ヘルメット、脱ぐ事も忘れて・・大脱走。

走り続けたトライアンフ乗り。

900cc

我が部隊、最小排気量。

カウル無し。

壮絶な旅。

でも、この時の笑顔は、一緒に来て良かったんだなって。

確認出来た訳で。

カニが食えなくても良いじゃん。
ウニが食えなくても良いじゃん。

この空気。

多分イチバン美味いんじゃありませんか?

空は青い。
何故。

そんな事、どーでもいい。

青い空。

ただ、サイコー!!!!










Kawasaki














Triumph









BMW


戦闘機。
戦わないですよ。
でも、気分はそんな感じなんでしょ?
子供たち、、
大人のガワを被った、
子供たちの
最高の相棒。

まっすぐに、ただただ まっすぐに。
この道、どこまで続くんでしょうか?

それは、この道が終わる所までです。

人生。
どこまで続くんでしょうか?

死ぬまでです。
そうですか、ならば 全開で走り抜けちゃいましょうか?
いやいや、ゆっくり楽しんでもイイんじゃねーの?



帰ってきた男。

出発時に比べて数歳の歳を重ねてしまったかのような風貌。

疲れた。

でもね。おそらく風貌だけじゃ無いんだな〜

中身も数歳分は歳を重ねたかもしれない訳で。

それ位、北の大地は栄養価が高い。




安堵。
疲労感。
達成感。
現実。
明日。
仕事。

頑張れそうじゃん!

多分、仕事するより大変な事してきたよ。

いやいや、遊んできただけでしょ。

そうです、命を掛けて遊んできました。
だから、バイクはやめられない訳で。。











「地球を感じる」
5日間

とにかく、走っていた時間が長く。
それに伴い、自問自答の時間も長かった。
まっすぐに続く道、時にはバイクに乗る事とは全然関係の無い事を考え、山越えの時にはバイクをライディングする事のみに集中。
頭の中のスイッチをバチバチと切り替えながら、ただただ目的の地を目指す。

すっかり日が暮れた、雲の中に入ったかのような峠道。
一瞬光る二つの光・・・。
次の瞬間、現れる巨体。
エゾジカ?
頭の中で一瞬想像してしまう、俺があのバカでかいシカに突っ込んだなら 後ろの仲間も次々と刺さるよね。
判断。
こっちは避けない、シカは右方向に去る。
判断的中。
右に避けたら、多分全員刺さってた。
それにしても、デカイ。

何にしても、アドベンチャー。

遅れた後続車。
路肩に停めて待つ5分間。
またも光る二つの光・・・。
キタキツネ。
ル〜ルルル〜。
テレビの見すぎ。
近寄ってくる。
蛍、すげーな。
一瞬よぎる不安。
こんな所で停めてたら。
熊・・・。
俺はそんなに美味くない。


ちょうど12年が経っていた。
ヒトマワリと言われる期間だ。
大人になっていると錯覚していた自分の、ささやかな答え合わせ。
12年前、ここに来た時の走行距離を遥かに下回る。
アベレージスピードも最高スピードも、その頃と比較し格段に下がっていた。
無理。
判断。
危険回避。


退化?
でも、そんな事は思わなかった。

ゆっくりと進む事が出来る余裕。

あの時には持ち合わせていなかった。
とにかく前へ、右も左も後ろも見ない。
視野はピンホールの如く狭かった。

答え。
それでも、まだまだ俺はどうにもなって無い。
無力。
無知。
無能。


だから、まだまだ続ける。












北の国から 2012 〜地球を感じる〜



空、それはただ広く。
空、それはただ青く。


どこにいても、それが旅。
どこにいても、そこが地球。















ご協力いただきました皆様、御同行いただきました 松野様・加地様・斉藤様。
ありがとうございました。
そして、5日間 孤軍奮闘したモヒカン福田。
ありがとう。
読破いただいた皆様。
本当にありがとうございました。





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