この冬、最も待っていたアイテムが入荷!!
☆Mister Freedom®より、18年の時を経て、7161 UTILITY TROUSERSがリリースされます。Mister Freedom®らしさが最も詰まった、Mister Freedom®らしさ全開の一本。18年待ち焦がれた一本を、是非この機会に。☆
皆様こんにちは!!MUSHMANS代表の藤田です!!
本日は前置き一切無しで、この待ちに待った一本をご紹介したいと思います。
私にとって、非常に思い入れが強く、またこれがリリースされる事実に直面し、震えるほどの歓びを感じたアイテム。
一人でテンションが上がっている訳でございますが、このアイテムの詳細をご覧いただけば、その意味もご理解いただけるものと思っております。
さあ、いきましょう!!
用意は良いか!?

Mister Freedom®/ミスターフリーダム
MFSC"7161"TROUSERS,TYPE3
[SC42601]
Mister Freedom®とSUGAR CANEが組んで始まったMFSCシリーズ。
2007年にスタートしたこのレーベルは、今年で18年が経過している。
このMister Freedom®ブランドを主宰する、クリストフ・ルアロン氏は米ハリウッドのヴィンテージディーラーとしてカリスマ的な人物。
故にヴィンテージに造詣の深い氏であるが、Mister Freedom®ブランドでは、単にそれらヴィンテージをリプロダクツするという事に留まらず、クリストフらしさを存分に味わえる、ひと癖もふた癖もある"アクの強いコレクション"が魅力のブランドだ。
2007年----MUSHMANS紀元前2年。
私は前職でのバイヤー時代だ。
"アクの強い"コレクションである。
まだまだ感性が昇華されていなかった私の眼には、このレーベルの立ち上がりを目の当たりにして、ただただ圧倒されるばかりであった。
圧倒されつつも理解できれば良かったのであるが、圧倒されただけで理解する事すらできなかったのだ。
当時はリアルマッコイズを代表とする古のブランドに引っ張られたレプリカ一辺倒のマインド。※それが悪いとか、そういう事ではない、そして今でも好きである※
これが邪魔して、クリストフが加える相当なアレンジに嫌悪感すら覚えた記憶がある。今思えば、Mister Freedom®もクリストフ本人も、何百里も先を走っていたんだな、と実感する。
様々なモノを見て、様々な洋服と関わり、あの時に感じていた違和感の正体を知る。
きっかけはMUSHMANSを立ち上げた(独立した)事であった。
それまで“既定路線を外れないこと”を正義と考えていた私は、独立を機にそのつまらなさを感じるようになる。
カジュアル衣服というものに既定路線を持ち込む事こそ不毛。
日本の“アメカジ”(MUSHMANSがこれにカテゴライズされることに今となっては嫌悪すら感じるが)というカテゴリーの中では、完全再現を正義とする価値観が絶対的に君臨しているように感じていた。
それが、あの時の“違和感”の正体だった。
考え方が変化すると、Mister Freedom®の物作りの偉大さを感じるようになる。
ヴィンテージへのリスペクトを持ちながら、作者の独創性を全力で投げ込んでくるあの世界観。
カジュアル衣服ってこうあるべきだよな、とか、ファッションってこうだよな、という価値観が変化し、気持ちが楽になったのを覚えている。
まさにミスターフリーダムな世界だった。
そんな事を想う時、この"7161"を何度も思い出していた。
ああ、あの時買っておけばよかった、と。
当時(前職)、記憶は曖昧だが、付き合いで何本か仕入れたような気がする。
2007年、まだSUGAR CANEのデニムが12,800円位だったかな?で買えた時代。
その時代にあって、この“7161”は34,800円+税。税込36,540円(消費税5%)。
当時としては極めて高額だった。
そりゃ売れない。バイヤー自身が「高っけぇなぁ」と思っていたのだから。
その後、MUSHMANSではMister Freedom®のアイテムを多く扱うようになり(現在はプライスがかなり高騰したため控えめだが)、別注モデルを作った歴史もある。
我々も過去の呪縛から解き放たれ、“私が着たい服”を軸に好き放題にセレクトし、好き放題にオリジナルを作るようになった。
素晴らしい環境が構築されつつある。そう思う。
そんな折に東洋エンタープライズ(SUGAR CANE)のコレクションで。
あの"7161"が並んでいるではないか。
そして、それはあの時のまま"アクの強さ"全開で鎮座していた。
普通の人間からは『嫌悪感』すら感じる、あの感じそのままに。




当時彼らが呼んだ『フランケンジーンズ』の名のままに、SUGAR CANEのサトウキビデニムを二種類混ぜ合わせて(SC301「沖縄」左綾・SC401「ハワイ」右綾)使用している。
新品時にも、この二種のコントラストは感じるが、着用年月の経過とともに、さらにはっきりとしたコントラストを約束するものだ。
左右非対称に使われるこの二種のデニム生地、当時は本当にセンセーショナルであった。

当時同様に、ステンシルが入る。

ヴィンテージ米海軍UTILITYトラウザースのディテールを取り入れ、サイドポケットは後方に回り込む独特なもの。

ウエスマンに施されるステッチも、当時を踏襲。
このパンツは設定される時代的背景をもとに、殆どが一本針ミシンで縫製されている生産効率の悪い手法。
このステッチも、一本一本を丁寧に縫い上げられたもので、ベルトを通してしまうと見えなくなってしまう所でも、その拘りは譲らない。

本体左レングスには、アール状のポケット。

本体右レングスには、リペアのような当て布が貼られる。
セルビッチ使いも当時のままである。

バックルバック裏や、ポケットスレキにはNOSファブリックを使用。

Mister Freedom®らしい意匠のひとつでもある、裾裏のパッチも当時からの流れ。
こういったアクセントがらしさを引き立てる。


その他にも、UFOリベットや、ネームパッチ等と、Mister Freedom®を存分に感じる事ができる一本となっている。


さて、やっと穿ける時がきました。
18年の時を経て、ようやく自分のところに来たね。と感慨深い。
画像の人物はサイズ32を着用。
深めの股上と質実剛健なディテールは、まさにあの"7161"のそれである。
シルエットは比較的スッキリしたものとなっている関係で、サイズはジャストサイズを選んでいただくと本来のシルエットを楽しむ事ができる。

因みに、この"7161"のネームの由来、実はMister Freedom®のハリウッドSHOPの住所。
7161 Beverly Blvd
Los Angeles, CA 90036
USA
ね、7161でしょ。
ここで今でも素晴らしいSHOPを構えている。

この画像は、2007年発売の"7161"をクリストフが穿きこんだもの。
使用している生地は当時から変わらないから、同様の経年変化が期待できる。


そして、これが2007年当時のFree&Easy誌で紹介されていた記事。
ああ、クリストフ若いな。
18年も経っていれば、そりゃあ変わる。

歳をとるのは悪くないな、と最近感じる。
歳をとればとるほどに、若いころの思い出というものが増えるから。
こんなに有意義なことはない。
そりゃもちろん、衰える部分も出てくる。
でも、それは、己の精神と肉体を若いころ以上に追い込めば、それほど急激に衰えるものでもない。
むしろ、知恵や知識が増える事で、若いころを凌駕できるんじゃないか?とさえ思える。
私もそこそこ年齢が進み、周りは加齢に対してネガティブな事を言うのが通過儀礼のようになっている。
極めてダサい。
それ、やめた方がいいぜ。
と、思うんだ。
カッコイイおっさんは沢山いるよ。
クリストフなんて、マジでそう。
すげぇイイ感じに経年変化してんだもん。
そんな男が作る一本
是非、貴方も、この一本で既定路線から外れてほしい。
そして、これからの18年
これを所有し続けよう。


