Rainbow Country×MUSHMANS 15th Anniv.Model "BEAR LAKE" Navajo Whiteのサンプルが仕上がりました!
皆様こんにちは!!MUSHMANS代表の藤田です!!
いよいよレザージャケットが活躍するシーズンとなっておりまして、ご来店いただく多くの皆様も、ちょっとだけ我慢しながらレザージャケットを楽しんでおられるのを見るのが楽しい季節。
2024年2月からオーダーを承った『MUSHMANS Leather 2024-25FW Collection』は紆余曲折がありながらも、着実に進行しておりまして、75%くらいの御納品が完了いたしました。
この一年を通して、製作いただく職人様とも密にコミュニケーションを取って、共に進んで行けている事を嬉しく思っております。
お待ちいただいているお客様、可能な限りお約束の12月末までに御納品いたしますので、楽しみにお待ちくださいませ<m(__)m>
さて、本日はこのレザージャケットの話題からの流れで、御紹介したいアイテムがございます。

本年7月に開催いたしました"Rainbow Country 2024-25FW Collection in MUSHMANS"にお越しいただきました皆様には、先にお伝えしておりました【Navajo White/ナバホ ホワイト】のBEAR LAKE。
長らく時間を要しましたが、ようやくサンプルが仕上がって参りました!!

当時のBlogで掲載しておりました、この革が形になったという事でございます。

MUSHMANS創業15周年を迎え、その記念モデルとしてRainbow Countryと作り出す特別な一着。
2024-25シーズンのワンシーズン、5年振りにラインアップに返り咲いた"BEAR LAKE"を、スペシャルなマテリアルで仕立てた一着。
-BEAR LAKE/ベアレイク-
1950年代に米国で生まれたスポーツジャケットを、ヴィンテージ実物をもとに再現した、MUSHMANSでのみ販売される別注モデルである。
5年前にリリースした際は、その独特なデザインから一部の熱狂的なレザー愛好家から支持され、マニアックなモデルという位置付けとなっていた。
それがここのところ、レザージャケットが流行に近い状態となり、当時エントリーユーザーであった方々も既にエンスーの域に達し、このモデルの再販要望が多くなってきた。
このBEAR LAKEはRainbow Country史上最多パーツ点数という事と、複雑なデザインで構成されているという関係で、Rainbow Country側でも最も生産効率が悪く、昨今の爆発的に増え続けるオーダー数もあって、一時休止していたモデルである。
今シーズンMUSHMANS創業15周年を迎えるにあたり、この特別なモデルを再販する事を交渉し、一年限りの復活を遂げる事となった。
詳しくは→コチラ

このスペシャルな一着を、今シーズン限定のスペシャルレザーで仕立て上げた。
その名も『Navajo White/ナバホ ホワイト』
使用するベースマテリアルは、ホースハイドのトップタンナーである、姫路の新喜皮革によるフルベジタブルタンニン鞣しのホースハイド。
その他のホースハイドタンナーとは異なり、ピット槽で膨大な時間をかけてタンニンエキスを浸透させる設備を持つ、日本屈指の馬革タンナー。
1.2mm前後のポーランド産原皮を用い、衣類用として最適なしなやかさと味わい深さを実現する唯一無二の馬革。
これを、ヴィンテージテイスト溢れるアイボリー色に仕上げたのが、このNavajo White/ナバホ ホワイトである。

このNavajo White(ナバホ ホワイト)は、ナバホ族の民族旗の背景色に似ている事から名付けられたカラーで、1970年代から1990年代にかけて米国の集合住宅やアパートメントで多用された、標準的な内装のペイントカラーとされている。
タバコのヤニ汚れや指紋が目立たない色として、使われ続けた発色だ。
どこか牧歌的で懐かしさすら感じるのは、昔観た映画のワンシーン。安っぽいアパートメントの色だからなのかな?
1989年にはX11にも正式に登録され、RGB値でも255,222,173で表現できる。
ナバホ ホワイトという名称の為、白色なのかと思いきや、実際にはアイボリーやベージュ色が強く、落ち着いた印象である事から、度々米国ビンテージレザージャケットでも見られる発色である。


1950年代のスポーツジャケットであるこの"BEAR LAKE"であるが、この特徴的なデザイン性は1960年代〜70年代の雰囲気を持ち合わせている。
で、あるからこそ、この発色のレザーは非常にマッチするのではないか?と、いつかはやってみたかったカラーを、この機会に採用した。
あえて、この当時の米国アパートメントの内装を意識し、ペイントカラーらしいピグメントフィニッシュとする事で、このジャケットらしさを演出。


このジャケットの最大の魅力とも言える、セクシーな襟形状は、この発色と相まって極めてアバンギャルドな風合いを楽しめる。
縫製糸にはブラウン色を入れる事によって、ベージュ系の発色に起こりがちな輪郭の無さを払拭し、しっかりとシャープな印象を与えた。



企画者である私は、このジャケット、このカラーが、万人受けするものであるとは一切思っていない。
と同時に、心に響く方にはズドンと刺さる、そして抜けなくなる。そういったものであって欲しい。そんなアイテムだ。
時に企画者は、こういったエゴイズムを表現したくなるものであり、それをあえて盤石なRainbow Countryブランドで表現するのが面白いと思ってしまう。
これをMUSHMANS Leatherという領域で表現するのではルーティンであるから、あえてRainbow Country製品でというのがポイントだ。
何も奇を衒う必要のない、圧倒的な品質を呈するこのブランドに、あえてこのカラーを依頼するのがここで言う表現。
A5ランクの最高級肉にマヨネーズを塗るようなものなのかもしれないが、誰もやらない事をやってみたいという欲求が全てなのである。
結果はどうか?それは各位によって判断される事であり、とは言え私はこの仕上がりにゾクゾクしたし、この文面を見ていただく限り、私の興奮は伝わっている事と思う。


ぶっ飛ばしながらも、しっかりと各部の調和は取られている。
当時物に使用されていた物と同様の、50'sTALON ZipperスライダーはN.O.S(New Old Stock)であるし、ステッチカラーに合わせてバッファローホーンボタンはレギュラーモデルとは異なり新調したカラーだ。

実名復刻の織りネーム。

新設したインナーポケット。

ライニングにはコットン×レーヨンファブリックを用い、艶やかなワイン色を。


それでは着用感を。
着心地と、そのデザイン性に定評のあるBEAR LAKEであるから、着用感は最高。
これに、このアバンギャルドなカラーを。と、それはそれは70'sの尖った雰囲気となるかと思いきや、実にバランス好く纏まったんだな。というのがファーストインプレッション。拍子抜け。
誰もが眉をひそめる、そんなジャケットを目指したものの、案外普通に着こなせてしまう所は計算外。
狙ったものとは違ったけれども、私もいい歳になりましたもので、この位の主張がちょうど良いのかしらん。とも思え。
それがまた、このカラー、このジャケットを愛でたくなるひとつの要素ともなり、ただひとり悦に入る。
今日のスコッチは美味いぞと、そんな事を想いつつも、早朝の自転車トレーニングを想うと深酒は出来ない。そんな感じだ。

そういった複雑な精神状態にある画像の人物は、サイズ38を着用。
このジャケットに関しては、インナーにはなるべくライトな物を着用し、無理のない程度にそこそこタイトな感じで着てもらうとより雰囲気だと思う。
ボトムには最近のお気に入りである、安っぽい色落ちデニムを穿いたり、時にはブーツカットなんか穿いてみても良いかもしれない。
かと思いきや、大人なウールトラウザースなんかでタイドアップなんかしちゃってもカッコイイかな?と、様々な想像を働かせる事が出来るのが面白い。
そう、ファッションって本来そういったものであり、想像こそが創造なんじゃないかと思う。
想い、悩み、苦しみながら完成した着こなしこそ、本当の自己表現であり、それがファッションなんだ。

一着のレザージャケットだけれども
これは様々な想いを閉じ込めたパンドラの箱だ
開けたら最後、ファッションの魅力に憑りつかれるのだ。
この想いが重いと思うのであれば
それは貴方にとっては重荷かもしれない。
逆にこの想いの重さを纏いたければ
貴方にとって、最高の盛装になる事であろう。
※こちらの製品は予約商品です。※
納期は2024年12月以降の生産となります。
オーダー締切日程の設定はございませんが、Rainbow Countryが生産限界数と判断した段階で即時受付を終了いたします。
可能な限り写真では発色を再現しておりますものの、特異なカラーでございますので、光の当たり方で見え方が変わります。
またお使いの端末やモニターによっても発色感が変わりますので、可能であれば現物を御確認いただきたいマテリアルです。
MUSHMANSの15周年らしい、尖ったこのモデル是非お楽しみください。


