新規取り扱いブランドのご紹介です!!
皆様こんにちは!!MUSHMANS代表の藤田です!!
大盛況に終わったRainbow Country"California MFG.Co"2021-22FW Exhibition in MUSHMANS。
そして、いよいよロングディスタンスでのイベントであった"MUSHMANS Footwear 2021 Custom Order Exhibition"も、5月30日(日)までで終了となります。
こういった事態が長く続き、毎朝テレビをつけるとオリンピック開催に関して消極的な報道がなされる日々、気持ちも塞ぎそうになる今日この頃でございますものの、多くのお客様に楽しんでいただけるイベントが開催出来、さらに御来店いただきオーダーをされるお客様のテンションが次第に上がって行く姿を見ていると、私達も生き甲斐を感じるものでございます。
決して社会的な状況が良くない昨今でございますが、我々MUSHMANSがパワースポットになり、多くのお客様の活きる為の活力を提案出来ているのであれば、ひとつの社会貢献にもなっているんじゃないか?と肯定的精神姿勢でこの5月も締めくくりたいと思っております。
そして、本日、長きに渡って調整を進めていた"新規取り扱いブランド"のご紹介と同時に、同ブランドとの仕事初めに相応しい共同企画アイテムのご紹介をさせていただこうと思います。
新規取り扱い開始ブランド

Bill Kelso/ビル ケルソー
英国において1980年代からハイエンドなレザージャケットの製造に関わり、2008年からはヴィンテージレザージャケットの再現に着手、世界的にその縫製技術の高さとマテリアルの品質の高さを認められたブランド"Bill Kelso/ビル ケルソー"。
昨今では、WW2(第二次世界大戦)下におけるフライトジャケット等のミリタリーレザーアイテムを中心に、様々なビンテージレプリカレザージャケットの企画製造を精力的に進め、世界中のエンスーを虜にしているブランドでございます。
ここ日本においては昨今のSNS事情も関係し、認知度は高まっているものの、積極的に取り扱いをしているショップが殆ど無く、実際にこのブランドの品質を体感したくとも、実現し難い状況にございました。
私達は以前から彼らの存在を知っており、彼らからのコンタクトもございましたが、ご存じの方も多い、今は無きニュージーランドの某ブランドの方向性と同一であった為に取り扱いを開始するに至っていなかった現状がございました。
そのNZを拠点とした某ブランドの消滅、さらに再建に向けての方向性を模索してものの、それが実現する事は無く現在に至る中で、ミリタリーレザージャケットやヴィンテージレプリカレザージャケットの選択肢を広く持ちたいと願う気持ちから、私達はBill Kelso/ビル ケルソーとの連携を望むようになりました。
このBill Kelsoは、英国を本社としているものの、生産背景はギリシャのタンナリー兼縫製工場と連携しており、ファクトリーブランドのような状態になっているのが特筆すべきポイントであります。
独占的に製造できるファクトリーという背景を持つブランドであるからこそ、高い技術力と上質なマテリアルを持ち、さらに私達の要望にも高い次元で応えてくれるという利点がございます。
私達は、彼らの持つ可能性に大きな期待を持ち、これから彼らと素晴らしい取り組みが出来るのではないか?と楽しみにしております。
言語も異なり、習慣も異なる訳でございますが、同じような分野をこよなく愛する者同士であるからこそ、真の部分で通ずる事ができるものであると信じ、彼らBill Kelsoとの連携を楽しみたいと思っております。
という事で、Bill Kelsoの取り扱い開始に伴い、まずはコラボレーションモデルのリリースから始めようという事になりました。
2013年に今は無き某ブランドとのコラボによって生まれた配色、これがきっかけになってBill Kelsoは私達MUSHMANSを知る事となったという事でした。
彼らもこの企画をとても気に入ってくれており、初めての仕事としてこの配色をさらに昇華させる企画を発動しようという事になったのです。↓↓

Bill Kelsoブランドがレギュラーで保有するA-1のパターンを使用し、MUSHMANS別注モデルを製作いたしました。
このBill Kelsoは伊BADALASSI社とのコネクションを持っており、BADALASSIレザーを縫製する技術も持っております。
今回用いたBADALASSI社Nappa Luxは、Bill Kelsoによってレザージャケット用の革厚で特注を掛けて作ってもらいました。
通常今まで使用してきたNappa Luxは1.4mm程度の革厚となっており、着用感がヘヴィーでしたが、今回は1.2mm程度の革厚に仕上げた事で着用感がホースハイドと同等の物となっております。
この0.2mmは微々たるものに感じるでしょうが、アクションプリーツの付かないA-1等のジャケットの場合、その着用感には顕著な違いが出るものでございました。

海外ブランドの作るフライトジャケット、その寸法やシルエットがルーズフィットになる懸念がございましたが、彼らはアジアンフィットを良く理解しており、適度なタイトフィット感を生むパターンを採用しております。
考え抜かれたパターンと、特注の革厚が相まって非常に着心地がよく、さらに美しいシルエットを生んでいるのを感じるものでございます。
このバックシルエットを御覧いただきますと、その洗練されたパターンを感じていただける事でしょう。

アームのパターンも洗練されており、吸い付くような気持ちの良いフィット感を感じます。
いたずらに細く作った訳では無く、アジア人が自然に着こなせる絶妙なポイントを知っているかのような設定に驚きます。
私自身、腕を通した瞬間に、その絶妙さを感じ震えました。


襟リブのサイズ設定は以前のNZブランドのそれとは異なる、低めの設定となっております。
おそらく1.5cm位低い設定なのではないか?と思います。
この襟寸法が自然なスタンドカラー感を生んでおり、着心地の良いものとなっているのでしょう。
また、リブニットのカラーをGolden Brown色にした事で、2013年製作のモデルとは異なる印象を与えました。


通常A-1には尿素ボタンが用いられるところでございますが、今回はコマーシャルモデルという設定から、ゴージャス感を演出するべくバッファローホーンボタンを用いました。
こういった遊び心も理解してくれるところがBill Kelso。


各部の細かい縫製箇所を御覧いただきますと、日本ブランドの縫製技術に引けを取らないものである事が判断できます。
BADALASSIレザーを最初の仕事に選んだ理由、それはBADALASSIレザーは縫製中に傷が付きやすいという事。
全てにおいて染料のみで仕上げられる革であり、限りなく薄化粧に仕上げる革である為に、この革を縫製する職人には様々な配慮が要求されます。
どこまで製品を大切に想ってくれているか?それは、納品時の仕上がりの表情を見れば一目瞭然という事にもなるのです。
御覧の通り、物に対する配慮をヒシヒシと感じる美しい仕上がり。
こういった面で見ても、日本の縫製技術に引けを取らない品質であり、さらにはクラフトマンシップも感じるものでございますね。

そしてライニングにも遊び心を!
こちらヘリンボーンツイルのダックハンターカモ【Beach】面を使用しております。
これもBill Kelsoとのやり取りの中で決めたファブリックなのですが、このファブリックは私が日本で調達しギリシャに送ったものでございます。

通常A-1には装着されない内ポケットを取り付けました。
コマーシャルモデルならではのディテールです。
何も収納出来ないのが唯一のデメリットであったA-1に、せめてもの配慮です。

ポケットフラップ裏にもダックハンターカモファブリックを用いております。
バッファローホーンボタンとGolden Brownリブ、さらにこのダックハンターカモ"Beach"面の採用によって、引き締まった印象が備わっております。

袖裏にもヘリンボーンツイルを使ってしまうと動きにくくなってしまう事が懸念された為、袖裏ライニングにはコットンツイルを採用しております。

遠くギリシャの地から届いた製品に取り付けられていたタグ。
雰囲気良いなぁ〜と、見ていると。。
ん?このタグ作ってくれたんだ!って事に気が付きます。↓

見慣れた企業ロゴが目につきますね。
こういった細かい配慮も日本的というか、彼らの気遣いを感じるポイント。
これに関しては全く打ち合わせも無かったので、個人的に本気でうれしかったです。

ああ、ここまでやってくれるんだ。
こういった所から信頼関係って構築されるんだよね。
という事で!MUSHMANSの代名詞とも言える"Ortensia/オルテンシア"カラーのA-1。
Bill Kelso/ビル ケルソー ヴァージョンの着用感を御覧いただきましょう! ↓

適度なアジアンフィットによる着用感は秀逸。
ヴィンテージらしさは残しつつも、日本人が着用してもシックリくるサイズ感とパターンとなっております。
ジャケット用に特注されたBADALASSI Nappa Luxの着心地の良さも相まって、今までとはまた異なる軽快さを持っていると言えます。
新品時の鮮やかな発色も美しいのですが、これが経年変化を遂げて行く過程も、既に様々なアイテムで味わっているかと思いますが、やはりジャケットのように大きな面積での変化は格別です。
時間を掛けてゆっくりと、そして確実に変化する様を楽しんで下さい。
画像の人物はサイズ38を着用。
通常の日本製レザージャケットのサイズ感と変わらない設定となっておりますので、安心してサイズを選んでいただけます。

肩廻りのフィット感や、二の腕周辺のシルエットを御覧下さいませ。
素晴らしいサイズ感でしょ!?

経年変化具合を御覧下さい。
左が新品時、右が8年経過時の様子です。
ここまで変化するからこそ、面白い。
まだこの変化を味わっていない方は、是非この機会に!!

新たに仲間として向かい入れたブランド。
Bill Kelso/ビル ケルソー
取引開始に至るまでの間、何百通ものメールでやり取りをいたしました。
現状のようなコロナ禍で無ければ、現地に飛んでいってしまえば色々と早く事は進んだのかもしれません。
しかし、こういった事態だからこそ感じる事もございます。
俺が送りつけるまともじゃない英文を根気よく理解してくれて、俺達の欲している事を理解してくれたBill Kelso Mr.Andy。
彼はちょっとした事では投げ出さない男なんだと感じる事ができました。
これは、これから素晴らしいプロジェクトを生み続けるには必要不可欠な事でございます。
始まったばかりの関係でございますが、これから面白い事が出来る気がしてなりません。
まずは、このA-1でスタート。
現在サイズ34〜42までのストックがございます。
是非一度、実物を御覧になってみて下さいませ<m(__)m>
この製品に関する詳細画像は
↓
いただきますと大画面でご覧いただけます。


