皆様こんにちは!!MUSHMANS代表の藤田です!

ようやく発表出来る段階まで来ました!!
今年の冒頭に山羊革タンナーに出向き、この企画の為に革から作り込んだ渾身の作。
昨年デザイン・パターンを別注し爆発的にヒットした別注『Stockman's Coat/ストックマンズコート』の今シーズン限定モデルをリリースいたします。
様々な面でチャレンジングな仕様となり、男らしくより武骨なStockman's Coatをお楽しみいただきます。
今作のStockman's Coatに使用したマテリアルは、ベジタブルタンニン鞣しのゴートスキン。
流通しているゴートスキンでは我々の目指す発色・質感を実現出来なかった為、タンナーに出向き、実際に現場で試行錯誤を繰り返して生み出されたマテリアル。
東京都墨田区には現在でも多くのタンナーや革加工場が操業しております。
その中でも、山羊革や羊革、豚革等といった比較的小判な革を扱うタンナーが多く集まっている印象です。
馬革は姫路、牛革はイタリア、鹿革は奈良、そして山羊革は東京。
各地方で得意分野があるという事です。
TOKYO GOAT-東京山羊鞣-
東京都墨田区で生み出されるGOAT SKIN(山羊革)を、MUSHMANSの理想とする方向性で構築したコレクション。
山羊革では非常に希少な大判の個体、それでいて革厚が1.2mm以上のレンジであるという事を前提に、原皮の段階から選別。
レザージャケットを作るという事を前提に、イチから全てを選別して鞣されるGOAT SKIN。
GOAT SKINの特徴である、革表面の荒々しい表情を全面に引き立てる為、鞣し方法はベジタブルタンニン鞣し。
しっかりとコシのある質感はGOAT SKINによくあるペラっとしたものとは一線を画し、馬革や牛革のジャケットを着用していると感じられるようにしてあります。
今回の染色方法は、私達が最も得意とする下地薄茶の黒アニリン染め。
当店をご利用いただくお客様はかなりコアなレザー愛好家。
そういった方々に向けた、かなり攻めた仕様の染色となっております。
革の真髄は経年変化、そういったところで言うとブラックは変化が著しくはありませんが。。。
着込めば着込む程に年輪が刻まれるような経年変化を。
これこそがレザー愛好家が求める品質。
革を作るうえで、タンナーさんが気にするポイントは「着用時の移染」
どういった方がオーナーになるか分からない状況で、革の色が他の物に移る等といったクレームに非常に敏感です。
その為、最後の表面処理を厚めにコーティングする事で、そういった危険性を排除する。しかしながら、それは革本来の質感や経年変化を妨げる事になり、革を本当に愛する人々からすると物足りないという事になってしまう訳です。
我々MUSHMANSにいらしていただくお客様は、様々な素材を経験し、革製品を扱う事にある程度慣れている方が多い。
若しくは、そういった革である事を私が直接ご説明したり、このブログのように長々と開発コンセプトを書き連ねる事で、ご理解が進んでいる。
それであれば、少々攻めた染色方法を施しても、問題になってしまうような事はあまり無いという事になります。
※画像上※カフスの末端を濡れた布で強く擦った状態です。
※画像下※レザーカットサンプルを濡れた布で強く擦った状態です。
下地のブラウンが浮き出して来ているのがお解りいただけるかと思います。
このTOKYO GOAT "Vintage Black"は、ライトブラウン色の下地にアニリン染料のブラックのみで着色。
表面を厚化粧する事なく、自然な状態で仕上げております。
その為、この画像のように、着用による摩擦が外的要因によって下地色が出てき易いように仕組んでおります。
所謂茶芯と言われるような薄茶下地にピグメントのブラックではありませんので、パリパリと下地が出て来るというよりは、グラデーションがかったように下地の色が浮き出してきます。
革に対してある程度知識のあるお客様であれば、濡れた状態の革ジャンをそのままワードローブに仕舞い込むという事はしないでしょう。
また濡れた状態で白いレザーシートの車に乗り込むなんて事もしない筈です。
経年変化の為に色落ち堅牢度をあえて低く設定するといった、攻めた染色方法とは言え、革を知っていれば絶対にやらないような事をしなければ良いだけの話である訳です。
我々は大量に製品を作り、大量に売りさばくような手法を取りません。
ですので、こういった革本来の楽しみ方が出来る素材を生み出す事ができます。
GOAT SKINの場合、生体の個体が小さい為、このようなコート型を作ろうと思った場合、どうしても前後にヨークを配するなど、パーツひとつひとつを小さくしていかなければなりません。
また生体傷も多いですので、今作のようにミドル丈をヨーク無しで作るのは極めて難しいというか、基本的には不可能でした。
しかしながら、今回の企画TOKYO GOATでは、鞣し前段階から原皮を選別している為、これが可能となっているのです。
昨年のStockman's Coatで好評いただいた、ヘヴィーオンスツイルファブリックを用いております。
ブラックレザーに合わせてチャコール色をご用意いたしました。
このシンプルさが別注Stockman's Coatの真骨頂。
シンプルであるが故に、その縫製技術の良さと素材感が引き立ちますね。
ボタンにも自然素材を。タグワ椰子を原料としたナット釦を採用。
今年のモデルから、襟裏にコーデュロイを使用し、着用感を向上させております。
このブログを書いている際の1時間位を、このStockman's Coatを着用しておりました。
そう、たった1時間でここまで皺が刻まれます。
今までのGOAT SKINでは経験した事の無い質感です。
それでは着用してみましょう!↓
着用画像ですと、GOAT SKINらしいシボ感が写真上で表現されにくいですが、それでも男らしい粗野な雰囲気は演出出来ているものと思われます。
画像の人物はCoat想定でサイズ40を着用しておりますが、サイズ38でも着用可能です。
お客様の想定するシチュエーションでサイズをお選び下さい。
ピグメント(顔料)では無い為、完全に真っ黒では無く、光にかざすと薄っすら茶色味を感じる発色。
これによってコーディネートの幅も広がっていると感じます。
王道のブルーデニムと合わせていただけるので、結構使用頻度は高いかと思います。
ミドル丈の所謂カーコート的なアイテムですので、カジュアルなコーディネートにも非常にマッチするものです。
着用感はゴートスキンだからと言って軽すぎず、重すぎない、とても着ていて気持ちの良いものとなっております。
是非現物を試着いただき、着用感をお試しいただきたいものです。
※限定着数※
当商品は限定15着の生産着数となります。
限定着数に達し次第予約受付を終了いたします。
※オンラインショップでのご予約に関しまして※
オンラインショップでのご予約のお客様に関しましては内金として50,000円以上をお預かりいたします。
決済方法は銀行振込・クレジットカード決済・コンビニ決済・PayPay決済のいずれかとなります。
銀行振込をご希望の際は、内金の50,000円がお振込された時点で正式に予約受付となります。
銀行振込以外(クレジットカード決済・コンビニ決済・PayPay決済)で決済をご希望のお客様は、商品代金全額をご予約時にお支払いいただきます。
オーダーをいただきましても、お振込・決済の確認が取れていない時点では正式に受付が完了しておりませんので、予めご了承下さい。
キャンセルに関しましては、受け付けておりません。
当社"特定商取引に基く表記"に準じますが、キャンセルの場合のご返金はいたしません。
何卒ご理解下さい。
尚、過去に悪質なキャンセルや予約者の都合でのキャンセルがあったお客様からのご注文は承りません。
ご了承下さいませ。
店頭でのご予約に関しましてはこの通りではございません。(店頭もしくはお電話にてご確認ください。)
またオンラインショップでのご予約においても、過去に数回のお取引実績のあるお客様におかれましては、この通りでは無くお客様のご都合に合わせた受付方法をいたします。ご要望をお申し付け下さいませ。
※納期に関しまして。※
本年の納期に関しても不安定なものとなっており、大変ご迷惑をお掛けいたします。
ご予約いただきますお客様へは、大変心苦しいお願いではございますが、納期に関して不安のあるお客様はご予約では無く店頭へ入荷したタイミングでご検討いただく事をお勧めいたします。
ただ、生産数が限られております為、全商品・全サイズが店頭に入荷する訳では無く、予約段階で完売してしまう事も多々ございます。
どうかご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。
現段階の納期目標としては12月頃を予定しております。
※注意※
当アイテムは先にも御紹介した通り、経年変化を楽しんでいただく為、色落ち堅牢度を低めに設定して染色しております。
合成皮革のような何してもOKな素材では無いという事を充分ご理解いただいたうえでご予約下さいませ。



MUSHMANSの提案する新たなマテリアル
TOKYO GOAT
-東京山羊鞣-
私達は足を使って新たな素材を探し出す。
我々のレザージャケットや革に対する追求は