Rainbow Country×MUSHMANS WIND WARD入荷しております!
皆様こんにちは!MUSHMANS代表の藤田です!
昨日の11月とは思えない気候から一変、昨日・今日は秋という冬の始まりを感じる陽気となりました。
週末早朝はMUSHMANS MCの朝練?が実施されまして、7台7名のライダーが集まりまして早朝からガッツリと走行して参りました(笑)
この夏から秋にかけて、かなりの回数をこなしましたので阿吽の呼吸も出てきました。
ココで行くのか行かないのか? 無言の会話が中々面白いです(笑) バイク用インカムってここ数年でかなり流行ってますが、走行中に無線で会話するより、そういった物を用いずに阿吽の呼吸を養う方が面白いですよね。
さて、本日御紹介させていただくのは、今年で3シーズン目となるRainbow Countryとのダブルネームアイテム"WIND WARD"です。
2016年に初めてMUSHMANSがRainbow Countryへ専用モデル別注をしたアイテムも、3シーズン目に突入し変わらずご愛顧いただけているのは本当に嬉しい限り。
このWIND WARDモデルを大変気に入ってくれたお客様の中には、全ての仕様で所有されている方もいらっしゃる程。
今期リリースのモデルでこのWIND WARDは生産終了とする事になっておりますので、是非ラストイヤーモデルを御覧いただきたく御紹介させていただきます。
また、このWIND WARDについても再度ご説明させていただこうと思っております↓

2018 RAGGED HORSEHIDE "RUSSET BROWN"
こちらのモデルはデザイン、パターンから新たに製作したMUSHMANS限定モデル。
生産はRainbow Countryで実施しておりますが、MUSHMANSでしかご購入いただく事ができないスペシャルモデルとなっております。
まずはベースとなったモデルから御紹介させていただこうと思います。

Montgomery Ward
WIND WARD
Sports Jacket
1950年代にアメリカにおける3大ストアブランド[MONTGOMERY WARD/モンゴメリーワード]社が展開していたレザージャケットブランド【WIND WARD/ウインドワード】がリリースしていたSports Jacketをリプロダクツしたのがこちらのモデルです。
戦後のアメリカの繁栄は産業と消費によって支えられ、モータリゼーションの進歩それらと共にメールオーダービジネスから、今で言う郊外型のショッピングモールビジネスに移行すると"MONTGOMERY WARD社"はメールオーダービジネス時代のライル"Sears Roebuck社"や"JCPenny社"の後塵を帰すかたちとなり、30年代には"Sears Roebuck社"からの買収・合併の申し出があるもそれらを断り、独自路線を貫いた過去を持ちます。
こと、同社レザージャケットブランドとして存在した【WIND WARD/ウィンドワード】は独特の雰囲気を纏ったモデルが多く存在します。
シンプルの中にも、ちょっとクセのある そんなデザインが今だから革新的に感じる部分もある。
画像のヴィンテージは、まさにスポーツジャケットの体を成しており動きやすさと実用性に富んでいるディテール、この素っ気無いデザインこそが今回のモデルアップの最大の見せ場と言っていいでしょう。
50年代特有の、実用的なディテールと、それでも30年代から40年代の緻密な意匠の名残が残る過渡期ともいえる服飾生産背景を この一着から感じていだけると思います。
以下では、Rainbow Countryが製作したモデルとヴィンテージを比較しながら、その再現度合、さらには昇華させた部分を御覧いただこうと思います。

【Vintage Sample】

【MUSHMANS WIND WARD】
特徴的なポイントは踏襲し、サイズ感やシルエット等は現代のファッションシーンにマッチするようリファインしております。
良い部分は完全再現をしつつ、さらに格好良く着こなせる仕様になっております。

【Vintage Sample】

【MUSHMANS WIND WARD】
50'sのレザージャケットは身幅が広く、着丈が短いBOXシルエット。
さらにアームホールも太く仕上がっておりますので、日本人の平均体型で着用すると「借りてきた」感がどうしても出てしまいます。
RAINBOW COUNTRYの優れたパタンナーによって再現されたこちらのモデル。
ウエスト周りのシェイプと、着丈の修正。またアームホールの修正によって洗練されたパターンが仕上がりました。
あまり追い込んでタイトに作ってしまうと雰囲気が損なわれますので、50'sのテイストはそのままに現代の日本人が自然に着用出来るサイズ感になっております。

【Vintage Sample】

【MUSHMANS WIND WARD】
このヴィンテージの特徴となりますと、まず始めにカラー(襟)が挙げられるでしょう。
よくあるスポーツジャケットの襟付けは、ボディーの表裏のパーツに挟まれるかたちで取り付けられます。
しかしながら、今回のモデルはボディーのパーツと割り縫いによって接合されます。
これによって襟先のポイントから胸元までが、美しいアール(曲線)で構成されます。
もちろんそれらも忠実に再現されております。
イタリアンカラーのような襟の見栄えになりますので、落ち着いた雰囲気をもって着用いただける事でしょう。着用時の襟の落ち着き方は秀逸です。

【Vintage Sample】

【MUSHMANS WIND WARD】
続いて特徴的なのが、ハンドウォーマー部に施される装飾です。
この膨らんだ装飾は、別パーツを取り付けている訳では無く革の中に芯材を埋め込み、そのキワを縫製する事によって生まれます。
勿論これも忠実に、、というかヴィンテージ以上の仕上がりとなりました。
50'sのヴィンテージですから、少なくとも60年以上は経過しており、新品時は製品版と同様にしっかりとした輪郭があったのでしょうか?

【Vintage Sample】

【MUSHMANS WIND WARD】
ライニングのダメージが大きかった今回のサンプル。
一見するとアイボリーのような?ベージュのような色のライニングが装着されております。
縫合の内側を見るとシャンパンゴールド色が残っておりますので、恐らく日焼けと長年の使用によって退色し、現在の色のようになったのでしょう。
新品時のカラーが恐らく製品版で採用したシャンパンゴールドだったのかと思います。
この辺も忠実に再現しております。
薄でのサテン地ですので、活用出来るシーズンが非常に長いのが嬉しいところです。
気温20℃前後から気持ち良く着用いただけますので、デニムジャケット(Gジャン)の着用レンジと同様です。
インナーとの滑りも良いですから、冬場に厚手のセーター等を着用いただいても苦にならないのも特徴ですね。

【Vintage Sample】

【MUSHMANS WIND WARD】
付属パーツに関しても同様に再現をしており、やや引き手が長くなり、先端の形状が丸くなったモデルの棒TALONが使用されております。
素材はSOLID BRASS1950年代〜70年代に使用されていたモデルでして、今では現存する数も少なくなって参りました。
勿論、デットストックの棒TALONを使用しておりまして、SOLID BRASSの物です。
このジャケットを製作する為だけに予め大量購入したのですが、今期でこのデッドストックTALONも使い切りますので終わりになってしまいます。

【Vintage Sample】

【MUSHMANS WIND WARD】
Vintage同様、5連チェーンジッパーを採用します。
ヴィンテージのポケットの全幅が狭く、確実に使い物にならなかった為MUSHMANSモデルでは数cm全幅を広げております。

【Vintage Sample】

【MUSHMANS WIND WARD】
切り替えになっているカフの仕様ですが、ヴィンテージは袖幅が広すぎる為雰囲気を壊す事なく自然なテーパーをかけて仕上げております。 勿論細すぎることはありませんので、大きめのダイバーズWATCHを使用されている方でも問題なく使っていただける事でしょう。
このように、ヴィンテージのリプロダクツという観点から徹底的に再現したディテールをお楽しみいただけるのと同時に、美しいパターンへと昇華させておりますので、着こなしの幅も広いスポーツジャケットとなっております!
使用しておりますマテリアルに関しては、今期のMUSHMANS 別注レザーである
RAGGED HORSE HIDE "RUSSET BROWN"です。
このマテリアルに関しては、以前から何度かご説明しておりますのでここでは割愛させていただきますが、このレザーマテリアルに関する過去のBlogは→ 【RAGGED1】 【RAGGED2】 【RAGGED3】 をそれぞれクリックいただきますと詳細を御覧いただけます。
続いてはコーディネートに関してを紐解いてみましょう。↓

定番的なデニムでのコーディネートです。
インナーにはUESのヘヴィーネルを着用しておりますが、ライニングが滑りますので全く違和感無く着用していただけるのが嬉しいポイントです。
気兼ねなく、様々なシチュエーションで使えるのがスポーツジャケットですので、その要件は完全に満たしております。
画像の人物はサイズ38を着用。

続いて少しドレッシーな雰囲気にしてみました。
ボトムスにはコーデュロイのトラウザースを着用しております。この襟形状ですのでキレイ目スタイリングにも対応できるのもポイントです。
画像の人物はサイズ38を着用。

反対に思いっきりカジュアルダウンしたシチュエーションでも活用いただけます!
カモフラージュ柄のカーゴパンツに、PARKAの組み合わせでコーデいただいてもすんなり対応できるのがこのジャケットの特徴です。
ガンガン使えるからこそ、素晴らしい経年変化を得られるのです!
画像の人物はサイズ38を着用。

先日も御紹介しましたが、こういった少し変り種のコーデにも活用いただけます。
オールインワンの上にサラッと羽織るレザージャケット。
是非挑戦していただきたいコーディネートです!
という事で、店頭ストック分の製作も実現しました!
現在サイズ36・38・40の3着が店頭在庫となっております。
ただ、38に関しては少々訳有りなのでご購入をご希望のお客様は
一度お電話でお問い合わせいただければと思います。

2018 RAGGED HORSEHIDE "RUSSET BROWN"
50年以上の時を経て
現代に蘇るレザージャケット。
そのファイナルエディションを是非お楽しみ下さい!


