MUSHMANS Footwear 2022 カスタムオーダー受注会開催のお知らせ!【生産ファクトリー編】

MUSHMANS Footwear
2022
Custom Order Exhibition
【カスタムオーダー受注会開催!!】
開催日程:2021年4月14日(木)〜5月29日(日)
※定休日にあたる水曜日は日程に含みません。※
※GW期間中5月3日(水)は営業いたします。※
※5月10日(火)は上記営業の代休とさせていただきます。※
本日は【MUSHMANS Footwear Custom Order Exhibition】における開催概要告知の第二弾をお届けしようと思います。
今回の概要告知内容は↓
【生産ファクトリー編】
毎年受注会開催告知時に、生産背景に関する記述はいたしておりますが、有難い事にここのところ御新規様が多く、今回初めてこの内容を御覧になる方も多いと思いますので、例年の内容と重複する部分もございますが、再度我々MUSHMANSのFootwear部門に御協力いただいている工場様について掲載いたします。
どのように皆様のオーダーしたアイテムが生まれるのか?既にオーダーいただいた事のあるお客様は、そのブーツやシューズがこういった過程を経て作り出されているという事を、再度御覧いただきますと愛着が湧く事間違い無し。
それでは御覧くださいませ↓
2020年1月21日
店舗移転リニューアルオープンが直前に迫ったその日。
私は東北新幹線で秋田へ向かいました。
目的は、MUSHMANS Footwear部門の生産を一手に引き受けていただいている工場様へ、新作の打ち合わせを兼ねてファクトリー内の視察。
コロナ禍前夜。今となっては気軽に行く事が出来なくなってしまいました。
その時のブログ記事は→コチラ
美しい雪景色の中に、我々が日頃お世話になっている工場がありました。
工場長に出迎えられ、想像以上に規模の大きい工場を目の当たりにします。
そして、案内されるショールームには、夢のように大きな可能性が陳列されておりました。

新作モデルの打ち合わせや、受注会の受付方法のすり合わせを行い、新たに組み込むマテリアルの相談。
あっという間に午前中を使い切った。
ランチを挟んで午後から工場の視察。
日本でも指折りの靴工場である。
まず驚く事は、靴工場にありがちな雑然とした雰囲気が全く無く、整然とした工場内。
さらに、広い工場でありながら底冷えする感じが全く無く、雪国秋田の工場とは思えない環境。シンナー臭さも気にならないのも不思議で、これに関して聞くと、先代の社長が大掛かりな設備投資を行い、床暖房化と空気循環システムの完備を各セクションにしているようだ。
職人さんに最高の環境を整備し、最高のパフォーマンスを発揮してもらおうという配慮。これも最上の靴を手にする顧客に対してのサービスだと言う。
顧客満足をロジックの再頂点に置いた考え方、これだけの規模の工場となると、中々解っていても実現し難い部分だと思うのだが、先代から引き継がれる精神が強く感じられる。
B品の確率が極めて低く、さらに納期に関しても大幅な遅延が無い。
この工場に一歩踏み入れた時に"なるほど"と感じるものがある。
ここからは、許される範囲で各セクションの様子を撮影したものを掲載。
基本的に靴を作るうえでの順番で掲載するが、途中あまりに集中したばかりに撮影を忘れたセクションもあり・・。
これから掲載されるセクションが靴作りの全ての工程では無いという事だけ理解いただきたい。

アッパーの縫製を行うセクション。特に目に付いたのがこの作業風景。
ドレスシューズやブーツに用いられるメダリオンであるが、モデルによってはひとつひとつ手打ちで作られている。
抜型で一発穴開けなのかと思っていたが、オーダー品の場合は手作業となるらしい。
カスタムオーダーを得意とする工場ならではの、手間のかかる工程であるが、素晴らしい手際の良さで見ていて気持ちが良い。

縫製が完了し、ラスティング(吊り込み)を待つアッパー。
これ、見覚えあるモデルでしょう? この日運良く(と言うよりもご配慮いただき)MUSHMANS Footwear All Leather Sneakerの生産がラインに乗っていた。

製甲(アッパーの縫製)が完了し、いよいよラスト(木型)を用いて吊り込みを行う作業。
芯材が入れ込まれ、中底とアッパーがドッキングするセクションだ。

トゥラスターを用い、ラストの形状とアッパーのトゥ(爪先)が合うように圧力をかける。

ラスターによってラストに巻き込まれたアッパーであるが、最終的な微調整はやはり手仕事。

中底とアッパーを完全にドッキングする作業を行う。
これは機械を使用せず、全て手仕事にて行われている事に驚く。
とても有名な某米国製の量産ワークブーツ工場では、ここまで丁寧な吊り込みは行っていない、同じグッドイヤーウェルテッド製法でもMUSHMANS Footwearのシューズやブーツと履き心地が全く異なるのは、こういった手間を掛けるか否かで別物になるという事が解る。

中底とアッパーのドッキングが完了しウェルトとリブを結合させる作業。
これはウェルトを縫い付ける専用のミシンが用いられるのだが・・・。
中底下にはコルクを敷き詰める、クッション性の向上を得ると同時に、履き込む程にオーナーの足裏形状に合うようになっている。
これをご覧いただくとお解りいただけるだろう、中古靴があなたの足に合わない理由が。

ウェルトが装着されると、ウェルトと本底をドッキングする作業【出し縫い】が行われる。
上記画像はMUSHMANS Footwear All Leather Sneakerの作業風景である為、アウトソールは縫っていない。
例えばビブラム#269などはミッドソールと共にゴムソールごと一緒に出し縫いしてしまうのだが、このスニーカーに使用するクッションソールはこのミッドソール材に圧着で取り付ける為、ここではミッドソールとウェルトのみをドッキングしている。

MUSHMANS Footwear All Leather Sneakerはこの先のセクションには入っていなかったので、ここからは別のアイテムでご覧いただく。これもMUSHMANSで取り扱いのある有名ブランドのブーツだ。
出し縫いセクションでアウトソールが取り付けられた後、このセクションでコバ面を整える。
高速回転する研磨材に押し付けて削るのだが、その靴の特性によって研磨剤の番手を変え、仕上がり感を調整する。
職人さんの手加減で調整するという事になる訳で、コバ面だけでなく神経までも削るセクションだ。

ヒールリフトの付く靴は、ここでも手仕事で組み上げられる。
一本一本のネイル(釘)を丁寧に打ち込む緻密な作業は、完成間近となった靴でもあり慎重かつ大胆に行う必要がある。
失敗は許されない。

ここが靴の製造という意味では最終セクション。
仕上げを行うセクションだ。ドレスシューズのようにToeの光沢やパティーヌのようなグラデーションを演出する事で、オーダーする顧客の要望に近づける重要セクション。
特別な溶剤を使う訳ではなく、一般的に販売されているクリームやワックスを使用しておりながら、非常に手際良く美しい光沢を与えている。これも職人技である。
以上がMUSHMANS Footwearのシューズやブーツが生み出される工場の様子だ。
ご覧いただくとお解りいただける通り、ファクトリーメイドと言えど職人による手仕事の多さに驚く事であろう。
どうしても工場での製造と聞くと、イコールで"マシンメイド"と捉えてしまいがちなのであるが、実際にこうやって工場内を視察させていただくと、その感覚に誤りがある事に気が付く。
基本的な工程は、マシンでは無く人間の手によるものなのだ。
そして、こうやって各セクションで分業している事で、その分野のスペシャリストが生まれる。
その融合によって、素晴らしい一足が完成するという事を目の当たりにする事ができた。
MUSHMANS Footwearが求める"靴"は、道具であり装飾品。
その配分は50/50であると考えている。
道具であるという事は、使い切れる性能とそれなりの価格である事が求められる。
履き込む程に湧く愛着、これは履き心地が良く無ければ生まれない、そして長く付き合える堅牢さを併せ持つ事も同時に求められるだろう。
重要な事であるのは、日々気兼ねなく使う事、それにはそれ相応の価格設定でなければ道具としては成立しないと考える。
さらに、足元を飾る装飾という部分で、細部にまで気遣いと拘りを感じる作り込みが必要だ。
素材にも高い品質を求め、その素材を操れる職人技が求められる。それこそが技術なのである。

足元を固めろ。
さもなければ・・・。
MUSHMANS Footwear
足元を掬われる事のない人生を、貴方に。

MUSHMANS Footwear
2022
Custom Order Exhibition
【カスタムオーダー受注会開催!!】
開催日程:2021年4月14日(木)〜5月29日(日)
※定休日にあたる水曜日は日程に含みません。※
※GW期間中5月3日(水)は営業いたします。※
※5月10日(火)は上記営業の代休とさせていただきます。※
本日は開催告知-2
【生産ファクトリー編】
を御覧いただきました。
次回は新作モデル


