15th Anniversary Model COLIMBO×MUSHMANS Type A-1 BADALASSI
皆様こんにちは!!MUSHMANS代表の藤田です!!

先日開催いたしました Y'K SHOESHINE×MUSHMANS "Shoe Shine Day"には、多くのお客様に御来店いただき、誠にありがとうございました<m(__)m>
One Dayでの開催という事もございまして、一日を通してご依頼をいただきましたので、靴磨き職人の蔵根氏も休憩する間もなく、一日磨き続けてくれました。
厳密に言うと、営業時間を1時間オーバーし、さらに2足はお預かりという事になりまして、多くの皆様にご依頼いただきました事を心より感謝申し上げます。
このイベント、非常に需要が高いという事が確認できましたので、今後も定期的に開催する予定です。
ガンガン履いて、しっかりメンテ。良いサイクルだと思います。
とにかく、若い職人が頑張っているのが良いですね。

ドレスシューズは勿論ですが、↑のようにしっかりと履き込まれたワークブーツも、適切なメンテナンスを施す事で生まれ変わります。様々なジャンルのシューズ・ブーツを最適化出来ますので、是非御相談下さいませ<m(__)m>
さて、本日はスペシャルアイテムのサンプルが仕上がって参りましたので、予約受付開始のお知らせ!!

実に7年振りとなるCOLIMBOとの別注A-1をリリースいたします。

永遠のマスターピースとも言えるA-2の先祖にあたる、このType A-1 Jacketは、航空機が軍事的に用いられるようになり始める初期の飛行服。
その為、軍服然としたフライトジャケットとは一線を画す雰囲気を持っており、30年代のスポーツジャケット的なデザイン性を持っている独特なモデルです。
このデザイン性から、MUSHMANSでは特に人気のあるモデルでもあり、COLIMBOとの別注モデルの再販を要望される方が近年増えておりました。
と、いう事でございまして、この15周年記念イヤーのスペシャルエディション群の中に、このType A-1を入れて企画が進んでおりました。


今作は、『極限までMUSHMANSらしさを追求した一着』をコンセプトに、各部に使用するパーツに拘り抜きました。
無い物は作るしかない。といった考え方から、理想に近づける為に様々なリスクも背負いながら構築した一着です。
是非御覧下さいませ<m(__)m>

まずはA-1に関して、簡単な解説を。
現代でも人気の高い"Type A-2"の原型となったのが、こちらの"Type A-1"
米陸軍航空隊が[短い着丈・軽量・機能的]なレザー飛行服の開発を開始したのが1923年。
実に101年も前の話でありました。日本は大正12年にあたり関東大震災がおきた年です。
第一回 ル・マン24時間耐久レースが行われた年でもあり、長い年月の経過を感じますね。
プロジェクトの始動から2年を経て、1925年にレザー飛行服第一号が完成。
それが"A-1"でございました。
Aは米陸軍航空隊(USAAF)の夏季用飛行服につけられたコードであり、1はその第一号であることを意味しております。
その2年後1927年にA-1は制式採用され、1944年9月29日に旧式である事を理由に廃止されます。
ヨーロッパ列強の空軍力にはるかに遅れを取っていたアメリカ陸軍航空隊。
第一次世界大戦後、前代未聞の予算を立て航空兵力の開発を推し進めました。
技術の革新に伴い、次第に飛行高度は増してくる。例え夏であってもオープンコクピットに座るパイロット達は防寒の為に、フライングスーツのインナーにセーター等を着込んでおりました。
そこで陸軍の試験設計部では保温性を高めるために、ニットの襟を装着し、フライングスーツのインナーにも着用可能なジャケットを前提として開発に取り掛かったのです。

今作のA-1に使用されるマテリアルは、やはりMUSHMANSと言えばのレザーマテリアル『BADALASSI Carlo社』のNappa Luxを使用します。
様々なタンナーのマテリアルを使用してきた中で、最もベストなレザーと考えられるこのBADALASSIのカウハイド。
A-1のリプロダクトに使用される事の多いホースハイドや、ケープスキンに比べ極めて高価なマテリアルでありますが、このマテリアルを使用する事で、ひと目で解かる上質さを得る事が出来ます。
真のバケッタ製法によって仕上げられるBADALASSI社のマテリアルは、新品時の艶やかさは勿論の事、着用期間を経て実に妖艶な経年変化を魅せてくれる素材です。
MUSHMANSでは、多くの顧客様に支持され、このマテリアルの虜になる方が多いマテリアルでございます。

カラーはCoccinella(コッチネーラ)と呼ばれる、レッドブラウン色。
ラセットブラウンよりも赤味があり、色気のある発色が魅力です。
派手過ぎず、地味過ぎない、イタリアンレザーらしい発色とも言えるカラーでしょう。
着込む程に濃淡が現れ、濃色に変化する部位とフェードする部位が現れます。
この変化こそが、BADALASSIレザーの真骨頂と言え、永年に渡ってその変化をお楽しみいただけます。
余談ですがこのコッチネーラ、イタリア語でテントウムシを指します。
イタリアではテントウムシは幸運を呼び込むとされており、縁起の良い色とされているようです。



さて、この発色のマテリアルに合わせるリブの色。
これが最も重要なファクターでございます。
定番のブラウンリブやミックスリブも考えましたが、それではMUSHMANSらしさが足りない。
今作のマテリアルに対し、最も美しいコントラストになるリブカラーは?
理想を達成させる為には、オリジナルで糸色を配合し作ってしまう他ありませんでした。
美しいレッドブラウン色のCoccinella(コッチネーラ)カラーに、ベージュ系のリブを使いたい。
ただ、ソリッド(単色)では面白く無いので、ミックスカラーにしたかった。
もちろん、既存色にはそんなリブカラーは存在しない為、完全オリジナルで作り込む事となりました。
今作の為に作り込まれたWool 100%のベージュ×ブラウンミックスリブ。
ベージュ色を勝たせ、ブラウン色が散りばめられるように、糸の配合を脳内でシュミレートし伸るか反るかの一発勝負。
イメージ通りのリブが完成しました。
これ、一本でも糸色の配合を変えると、全く異なる発色になってしまう為、非常に難しい決断でした。

また、このベージュ×ブラウンミックスリブ色に合わせて、ステッチカラーを選択。

さらに、そのステッチカラーにマッチするよう、タグワ椰子のナットボタンは特注色で染め上げております。
洋服、レザージャケットはこういった全てのファクターが融合する事によって、完成度が高まるものです。
手前味噌ではありますが、既存物では成し得る事の出来ない、素晴らしいコントラストになったかと思います。

別注の証、COLIMBOラベルとMUSHMANSラベルの二連となります。
サンプルは誤ってHORSEHIDEラベルが取付られてしまっておりますが、このラベルは取り外されます。

ライニングにはコットン100%のツイルファブリックを使用。
カラーもステッチ・ボタン・リブにマッチする発色となっております。

7年前のモデルから、パターンを修正し、より着用感の良いものといたしました。
以前のモデルは比較的(というか、かなり)タイトなシルエットでしたが、今作では少々余裕を持たせております。
その為、前作をお持ちの方で同じ着用感を求められる場合、サイズを変更する必要が出る可能性がございます。


それでは着用感を御覧下さい。
画像の人物はサイズ38を着用。
米陸軍航空隊のフライトジャケットのリプロダクションでありながら、それを感じさせない雰囲気となっております。
ディテールは質実剛健なフライトジャケットのそれですが、イタリアブランドのレザージャケットのような、そんな感じになっております。
まさに、狙い通りの着地でございます。
A-1の特徴的なリブ襟ですが、この襟高も絶妙で、スタンドアップで着用いただくとスタイリッシュに纏まります。
前作よりもパターン変更によって着心地が良くなっており、気兼ね無く使える一着となっております。
兎にも角にも、マテリアルの発色の艶やかさと、それにバランスさせた各部パーツのコントラストをお楽しみくださいませ。
プライスに関してもかなり頑張っております。
COLIMBOのレギュラーモデルと同価格ですので、BADALASSIレザーを使用している事や各部パーツ(リブやボタン等)をオリジナルで作り込んでいる割には、かなりのお得感があると思います。

限定着数15着
本日よりご予約受付を開始いたします。
生産予定数に達し次第、予約受付を終了いたします。
納期予定:2025年1月末〜2月頃
またひとつ、素晴らしいアイテムが増えました。


