MUSHMANS Leather "DAREDEVIL-χ-" 店頭ストック分の入荷です!!
皆様こんにちは!!MUSHMANS代表の藤田です!!
9月21日(土)・22日(日)で開催いたしました"Grateful Tie Dye Days"と"ADJUSTABLE COSTUME Exhibition"のダブルヘッダーは、想像以上の楽しさで、二日間笑いっぱなしで終わりました。
リピーターのお客様、初めてのオーダーのお客様、限定モデルをご購入いただきましたお客様と、とても楽しい2日間。
次は春かな?それとも冬に一発入れようか?
これからも様々なご提案が出来るよう、より一層の企画力を磨きますので、どうかよろしくお願い申し上げます。
さて、本日は商品入荷のお知らせです。

2011年にファーストモデルをリリースしてから、14年間に渡ってのロングセラー、MUSHMANS Leatherを代表するモデル と言っても過言ではない"DAREDEVIL"。
2021年にフルモデルチェンジを行い、熟成の域に達した"DAREDEVIL-χ-"。
様々なレザージャケットに触れ、所有した中で、私達の理想とする品質を『具現化』したモデル。
革素材から縫製工場まで、私達が全てをコントロールする事で、中間で発生するコストを抑える事に成功。
これによって、高い次元で完成したジャケットを、適正な価格でお客様に販売する事を実現。
私達は、可能な限り安価なレザージャケットを世に出したい訳ではない。
世の中に流通するレザージャケット同等の価格でありながら、これを手にしたオーナーが価格以上の満足感を得られるよう、見える部分、見えない部分に至るまで、拘りを探求したのがこのDAREDEVIL-χ-。

DAREDEVIL-χ-の中でも、圧倒的な人気を誇るBADALASSI社のNappa Lux(Nero/黒)を使用したモデルを、今回店頭ストック分として生産いたしました。
ダブルライダースジャケットに求められる重厚感、レザージャケットとして求められる革素材の上質さ、洋服として求められる着用感の良さ、これらの全てにおいて極限まで理想を追求し、高い次元でそれらを具現化した、MUSHMANS Leather の定番モデル。

タウンユースでもスタイリッシュでありながら
ライダースとして本来持つべき性能を100%引き出す。
これをコンセプトに開発したDAREDEVILも10年(2021年当時)のロングセラーとなり、さらに高みへと昇華させるべくフルモデルチェンジを画策。
今回のフルモデルチェンジを機に【マテリアル】・【パターン】・【縫製背景】の全てにおいて、現段階で考えうる"究極"へ。
長年に渡り革と向き合い、ライダースジャケットと向き合う中で、10年前に信じていた"究極"と今自分自身が求める"究極"に不一致が生じている事に気が付く。
それは正直にライダースジャケットと向き合った中で私自身が体感し、さらに多くのカスタマーからのフィードバックによって得られた情報を基に検証した。
今出来る事と、これから出来るようにしたいと感じた事、それらを総合的に鑑みた結果、全てをリセットする事を選んだという事になる。
これは、MUSHMANSを続ける中で私が最も大切にしたい精神姿勢でもある。
現状を維持する事自体が難しい世の中、現状よりも好転させるには想像以上の労力とストレスを感じ、さらにコストを掛ける必要がある。
しかしながら、それらを相称する"苦労"に対峙せねば、現状を好転させる事はおろか現状維持する事すら不可能。
必要ならばリセットさせる勇気と、それらに関わる苦労に立ち向かう精神姿勢を大切にしたいと思っている。
ここには書ききれない様々な気持ちがあった中で、ここに実現した新型【DAREDEVIL-χ】を御覧いただきたい。

フルモデルチェンジに伴い、全てのパターンを刷新。
DAREDEVILの象徴的なデザインであるDポケ(パッチポケット)のデザイン感だけを残し、全てを新たな領域へと進化させた。
ここからは新世代【DAREDEVIL -χ-】の概要を順番に紹介しよう。
【パターン】
開発コンセプトである「タウンユースでスタイリッシュでありながら、ライダースとして本来持つべき性能を100%引き出す。」をさらに高い次元で実現する為に、全てのパターン(型紙)を刷新。
世の中に溢れるライダースジャケットと呼ばれる装束の中で、実際にモーターサイクル用ジャケットとして使える物がどれだけあるだろうか?それはほんの一握りの製品だけであるという事実は、既に多くのカスタマーが実感している事かもしれない。
カッコイイけど、タイト過ぎて動きにくい。そういった物も多い。
タイト過ぎて動きにくいという事は、着用時の所作に無理が生じ、最終的に不自然でカッコ悪い。という事になってしまう。
鏡に映る刹那的なカッコイイよりも、着用時全域でカッコイイを狙いたい。
またタイトなシルエットだけがスタイリッシュさではない、タイトである事よりも人間の身体に寄り添う自然なシルエットこそが誰からみてもスタイリッシュであると感じるだろう。
着用時の自然なフィット感、これを生み出す事の難しさは様々な型紙(パターン)をパタンナーに依頼してきた経験の中で感じた。
今回のDAREDEVIL-χには、確実なフィット感と自然なシルエットを両立させたうえで、人間の動作全般において動き易さを追求したい。
これを追求する事が、モーターサイクルを操作するうえでも重要になる訳であるが、我々が求める事を理解してくれる協力者がいなければ"絵に描いた餅"になってしまうところだった。
その協力者こそが、今回の新型DAREDEVIL-χ開発を究極へと昇華させた立役者である。
【Silvet Leather Garments/シルベットレザーガーメンツ】を主宰する磯川正樹氏。
老舗モーターサイクルウエアメーカーのファクトリーで革縫製技術を磨き、後に氏の理想を追求するべくモーターサイクル用レザーウエア ファクトリーブランド【Silvet Leather Garments/シルベットレザーガーメンツ】を立ち上げる。
もともとは九州を拠点にしていたものの、ここ数年で関東に転進。一時越谷市に工房を構える等、何かの縁を感じるもので、DAREDEVIL-χの刷新を考え始めたタイミングで磯川氏から声を掛けていただけた事も運命めいたものを感じるものであった。
"絵に描いた餅"になりかねない我々の追求に、現る最強アドバイザー。
それはまさに"餅は餅屋"であり、長年ライダースジャケットを作り続けるファクトリーブランドが"真実の技術提供"を施してくれるという最強の布陣が完成した。
今回のパターン刷新で最も解り易い変更点は、背面上部に設けられたアクションプリーツ。
初代DAREDEVILの開発当初、デザイン的な側面からアクションプリーツが無い中でパターンを作る事に執着したものの、磯川氏から提案されたアクションプリーツ構造に、造形的なスタイリッシュさ感じた。
さらに、これによる動き易さは袖を通した瞬間から至福の着心地であり、今回のパターン刷新に伴いアクションプリーツを標準装備とした。
パターンの秀逸さは↓の画像を御覧いただく事で、その要点の一部をご理解いただけるかもしれない。


直立時
↓

腕を水平方向へ。
腕を下した状態から、腕を水平方向へ上げた際のソデ位置を御覧いただきたい。
常に上腕に袖パーツが寄り添うように設計されたパターンである事によって、腕を上下してもソデ位置が殆ど変わらないという事がそれを物語る。
ただし、アクションプリーツがある事だけがこの動き易さを実現している訳では決して無いという事も同時に知る事となった。
アクションプリーツの可動開始ポイントを計算し、その動き始めをどのポイントにするかを研究しなければ、この動き易さを得る事はできないのだ。
アクションプリーツとパターンの総合的なバランス。これがSilvet監修のDAREDEVIL-χ-パターンの真骨頂。
バイクに乗る際にこの動き易さを実感いただける事であろうが、それ以上に普段の生活で動き易さが実感できる筈だ。

ダブルライダースジャケットの場合、最上部までジッパーを上げてしまうと首が締まって苦しかったりと、そもそも最上部まで上げられないパターンになっている事が多い。
DAREDEVIL-χ-のフロントジッパーは最上部まで上げた状態で着用出来るよう、パターンを構築している。
また、ジッパーがカーブを描くように配置されており、隠れた美をも追及した。

一見先代DAREDEVILのデザインと同じに見えるDポケットも、各部サイズバランスの変更と内部構造の変更によって着座時やライディング時に可能な限り妨げにならぬようモディファイされた。
【縫製背景・縫製仕様】
今回のパターン刷新に伴い、縫製背景に関しても刷新した。
最高のパターン・最高のレザーマテリアルを最高の縫製技術で仕上げたい、それを求めるのは必然である。
レザージャケットを縫う為に生まれてきたような、生粋の革職人に仕上げてもらいたい。
職人の"活きる力"こそが、製品に"勢い"を与えるものであると、ここ数年感じるようになってきた。
ただただ時間を浪費しその対価を得るだけの職人に対して、作る事(縫う事)に悦びを追求している人間から生み出される圧倒的な存在感は、何を小細工するよりもカスタマーの心を鷲掴みにするものだ。
アドバイザーSilvet磯川氏に縫製指導を受けた新たな生産背景で作り出される新型DAREDEVIL-χ-。
それはレザージャケットとしての、本来あるべき姿を実現したと言っても過言では無いかもれない。
圧倒的なパワーで縫い上げられる事による『立体感』、悦びを感じて生み出される事による製品の表情は『躍動感』となって表れていると言えるだろう。
ここで、新旧DAREDEVILの縫製比較画像を御覧いただこう。



念のため新旧が判別できるようテキストを入れたが、このテキストを見なくとも私が伝えたい事を感じていただけるのではないか?とは思う。
私が要望した、可能な限り縫製部の革を漉かず(薄くせず)、力強いミシンワーク。そして力強さの中にも日本製らしい正確且つ緻密さを。全てにおいて高い次元で達成している。
確かな技術力を持っているからこそ使えるパワーは『立体感』を生み、肯定的精神姿勢で仕事に臨む人間の力が『躍動感』を生み出す事を実証している。

【マテリアル】
新型DAREDEVIL-χ-では、レギュラーレザーにBADALASSI CARLO s.r.l(以下、バダラッシ社)の「Nappa Lux」を採用している。このマテリアルについては、過去の記事を引用しながら紹介しよう。
BADALASSI CARLO s.r.l
バダラッシ社はイタリア・トスカーナ州フィレンツェから約50km、ピサ県にて操業している。人口密度はさほど高くなく、風光明媚で長閑な街並みの中で、私たちが愛するレザーが生み出されている。
この一帯は皮革製造業が集積する地域であり、TEMPESTI社やWALPIER社といった、私たちが日頃から好んで扱うマテリアルを生み出すタンナーが車で10分圏内に軒を連ねている。
バダラッシ社の創業は1960年代と比較的若いが、そのレザーは千年以上の歴史を持つ「Vacchetta(バケッタ)製法」を受け継ぐものである。この製法を高次元で再現できるタンナーは、トスカーナに数千存在する中でもわずか数社とされる。
バダラッシ社が古の製法を現代に蘇らせたのは、創業者カルロ・バダラッシ氏の研究の成果による。彼は製革学校の研究者であり、教師でもあり、古来のバケッタ製法を追求し続けた知識を創業時に結実させた。
バケッタ製法とは何か
「バケッタレザー」という響きは耳慣れているが、一般に流通するそれと、バダラッシ社のバケッタ製法は異なる。
一般的にバケッタレザーと呼ばれるものは、トスカーナ州で製造される植物タンニン鞣し革の総称である。
多くのタンナーが植物性油や魚油を用いて加脂を行い、浸透性が高く、比較的安価で、完成までの時間とコストを抑えられるという利点がある。
一方、バダラッシ社のバケッタ製法では、動物性の脂──牛脚油を主体とする。
これは革に浸透しにくく高価であり、製造に時間も手間もかかる。しかし一旦浸透すれば油分は抜けにくく、十年経ってもオイル感が失われない。この特性こそがバダラッシレザーの真骨頂である。
さらに牛脚油は経年変化にも大きく影響する。鮮やかな発色は次第に落ち着きを帯び、重厚なエイジングを見せる。植物性油を用いたワルピエ社のドラーロなどが比較的色が鮮やかに残る変化を見せるのに対し、バダラッシの革は茶色味を強めながら深みを増す。その傾向は、重厚な製品を多く扱う私たちにとって理想的なバランスといえる。
経年変化と光沢
重要なのは色味の変化だけではない。革が纏う光沢感もまた大きな魅力である。
牛脚油を浸透させたバケッタ製法の革は、着込むほどに光沢を増す。着用時に「ギリギリ」と鳴る独特の革鳴きは、革同士が擦れ、表面に定着した油分が磨かれることで生じる。その結果、表面がフラットになり、自然な艶が生まれていく。
こうして革は時間をかけて美しい光沢を獲得し、唯一無二の存在へと育っていくのである。
Nappa Luxという選択
今回採用した「Nappa Lux」は、バダラッシ社のラインナップの中でも衣類に適した素材である。
同社で有名なMinerva(ミネルバ)シリーズのLiscio(リスシオ)やBox(ボックス)は、靴や財布、鞄には適するが、厚みが2mmを超えるためジャケットには不向きである。繊維が強すぎて皺が不自然となり、着心地も硬くなるからだ。
対してNappaシリーズは革厚が約1.2mm〜1.4mmと抑えられ、薄めの原皮を選り分けて鞣すため、自然な皺が入りやすく、着用感も良い。さらにバケッタ製法により深く浸透した油分が、着用者の体に沿った皺を刻み込み、まるで形状を記憶するかのように美しい表情を描き出す。
まさに衣類用レザーとして理想的な選択といえる。

着用感。
モーターサイクル用ジャケットとして、充分に使える性能を持たせつつも、バイク乗りの為だけのジャケットではないのが"DAREDEVIL-χ-"の真骨頂。
ダブルライダースジャケットの黎明期のディテール、パッチポケット仕様となっているため、ヘリテージスタイルにもマッチする。
貴方らしい着こなしを実現します。
36---身幅 50.5cm/着丈 61.0cm/肩幅 42.0cm/袖丈 60.0cm
38---身幅 54.0cm/着丈 63.0cm/肩幅 44.5cm/袖丈 61.5cm
40---身幅 56.5cm/着丈 65.0cm/肩幅 46.0cm/袖丈 63.0cm
42---身幅 59.0cm/着丈 67.0cm/肩幅 47.5cm/袖丈 64.5cm
※製品の個体差等により、誤差が生じる事がございます。あらかじめ御了承下さい。


こちらのアイテムは即納可能です。
今期分の"DAREDEVIL-χ-"店頭ストック分の生産は、こちらので終了。
是非この機会をお見逃しなく!!


