モヒカン福田の『Schumacher(靴職人)への道』【第三幕 三章 仮アッパー②作製&モカ手縫い練習】
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皆様こんにちはモヒカンです
本日で、連続1週間目となりました
モヒカン福田の『Schumacher(靴職人)への道』【第三幕】
本日は、仮アッパー作製を作製していく工程からとなります
前回、大まかなデザインを見るために、仮仮アッパー作製しましたが、今回はデザインを修正したパターンを使用し、仮アッパーを作製。
前回の仮仮アッパーで気になった点であるハイトの高さや羽根位置等に修正を入れ引き直したパターンをもとに革を切り出し、縫製していきます

仮仮アッパーでは少し高すぎたハイトは、高さを下げ、ラインも少し緩やかなカーブを描くようにして修正を加えました。
この事により、全体のバランスがとれ、緩やかな曲線により自分の理想にもあったデザインにする事が出来ました
僕がBOOTSを好きな理由のひとつに、無骨なデザインの中にあるちょっとした色気に惹かれる部分がある為、このような緩やかなカーブはとても美しいものと感じます
全体のバランスをとりながらは勿論なのですが、あまり目立たない場所こそ自分は目がいってしまいます。
実際、この履き口の曲線部分もパターンの修正時に何回も描き直し修正を加えた部分なので、見えない部分ですが自分なりの拘りを盛り込んでいるので今となってはとても愛着のある部分です
このライン修正をしている時に感じたのですが、おそらく職人さん一人ひとりによって、それぞれの方に違った拘りポイントがあるように感じます。
逆に考えると、そのポイントのデザインや仕上がりによって、どの職人さんが作ったものかを見分ける事も可能だと思いました。
僕の場合は…
どこにポイントを持って行き、自分の色を出すかこれから考えて行きたいと思います
次に、今回のデザインの最も重要部分である手縫いモカの練習を行います。
始めに、縫製部分にラインとしるしを付けていき、縫製する糸を通す穴を開けていきます

穴位置を決め…トン
穴位置を決め…トン
穴位置を…
…とひたすらひとつひとつ穴開けを行います。
ここで穴位置がずれると縫製もガタガタになってしまう為、慎重に穴を開けていきます。
縫製穴を開ける事が出来たら、その穴に糸を通し手縫いで縫製してきます。
最初に開けた穴に糸を通し、締める…グッ
糸を通し、締める…グッ
糸を通し…
と、一針一針丁寧に縫製を行っていきます。
手縫い縫製は、普段行っている為自信があったのですが、今回のモカ部分は立体的に見せる縫製なので、締める強さや縫製間隔でデザインが大きく変わってきてしまいます。
その為、少しの締め付けの強さで盛り上がりが高くなってしまう為、全て同じ強さで締め付けるのはとても難しいものでありました。
締め付けの強さに注意し、ひたすら縫製を行った結果このような感じで手縫いモカが完成しました

全体の雰囲気でみると、仮仮アッパーより大きく変化しているのがわかります。
各部のデザイン変更や、モカ部分の縫製を入れる事によって、大きく理想のする形に近づける事が出来ました。
今後は、手縫いモカ部の縫製をもう少し均一にしたい目標が出来ました。
画像では伝わり難いのですが、実際に見ると締め付けの強さや若干のピッチの不一致が気になってきます。
今回のメイン部分であり、アッパーの一番目に付く部分なので、今回はこの部分に重点を置き作製していきたいと考えております。
モヒカン福田の『Schumacher(靴職人)への道』【第三幕】
次回もどうぞ宜しくお願い致します


