モヒカン福田の『Schumacher(靴職人)への道』【第三幕 十一章 先芯&踵芯加工】

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皆様こんにちは、モヒカンです

本日は、
モヒカン福田の『Schumacher(靴職人)への道』
第三幕 十一章として先芯&踵芯の加工を行います



…と、その前に、前回作製したアッパーに『かんどめ』と呼ばれるステッチを入れていきます。





前回縫製したミシンステッチの上にかんどめ用の穴を開けていきます。

前回、前々回もそうなのですが、僕はこのステッチを手縫いにて行っておりますが、製品となっている靴は殆どミシン縫いにて行われております。








この『かんどめ』と呼ばれるステッチは、前回縫製した頭パーツと腰パーツの密着度をより高め、強固にする為に行う作業です。
このかんどめがないと、製品となった靴の強度が無くなり、とても脆い靴になってしまいます。

その為、ほぼ全ての靴にはこの『かんどめ』が必要となってきます。











頭パーツと腰パーツを縫製したステッチの上に縫製したのが『かんどめ』です。



このような重要な役割を果たす『かんどめ』ですが、中にはこのような方法のかんどめが施されない場合もあります。






右の画像のBOOTSは、僕の所有するWHITE'Sなのですが、今回僕が縫製したような『かんどめ』は取り付けられておりません。

しかし、『かんどめ』自体が無いわけではなく、縫製されている4本のステッチ&パターン上のベロの形状のデザイン&縫製位置が『かんどめ』の代わりをしている為、あえて縫製をしていないと考えられます。












今回、僕の製作しているBOOTSのパターンはとてもオーソドックスなものとなっております。

自分で製作してみて、他のBOOTSと比べてみて分かった事なのですが、基本はあくまで基本であると言う事を少し感じました。

上に記載した『かんどめ』を通してなのですが、絶対に必要なものであっても、他のステッチやパターンのデザインによって他の方法を導く事が出来ます。


デザイン的に申し分なく、それでもって頑丈な造りのWHITE'Sは本当に素晴らしいと感じます






このような事を考えていると…






また一足欲しくなっちゃうんですよね


今度はBROWN系で、あの木型で、仕様はアレで、ソールはアレで…



この時間がとても楽しいんですよね






話は逸れましたが(逸らしましたが)、このような方法でかんどめの縫製をしました











次に先芯&踵芯の製作を行います

まず始めに、先芯&踵芯の形状を決めるべく、数値を割りだし形を決定していきます。





超ハイテクマシンである
『電子式卓上計算機』
を駆使し、数値を割り出していきます

計算の苦手な僕にとってとても頼りになる相棒であります


その頼れる相棒が割り出した数値をパターン上に落とし込み、革に描き込んでいきます。

革に描き込み終えたらそのラインに沿ってカッティングをし、芯材にするべく漉き加工を施していきます





端はアタリや段差が出ないようぺらっぺらになるまで漉くのですが、
きちんと芯材として機能を果たす為にはある程度の厚みも必要となってきます。
そのコンマ数ミリのギリギリの厚みで漉き加工を加えていきます。









芯材に使用される革は硬く荒々しい革を使用する為、


漉いて漉いて…包丁を砥いで



漉いて漉いて…包丁を砥いで



漉いて漉いて…



を繰り返し、革の厚みを整えていきます








その結果…



















大量の鰹節が生まれました



僕は将来ラーメン屋の経営を考えているので、毎回出る鰹節を持ち帰り、スープの出汁作りの練習に励んでいます



中でも、BADALASSIから生まれる鰹
節はとても深みのある、濃厚な…








出汁は生まれませんね


ちょうど今日は寒い天気なので先程から温かいラーメンが頭をよぎってしまいました







このようにして、芯材の加工が終了しました









この芯材が靴の形を維持してくれ、強度を保ってくれるといった重要な役割を果たしてくれます





このようにして、今回は芯材の加工を行いました

モヒカン福田の『Schumacher(靴職人)への道』手縫いモカBOOTS編
次回は中底の加工を行っていきます


次回もどうぞよろしくお願い致します

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