モヒカン福田の『Schumacher(靴職人)への道』【第三幕 十二章 中底加工】

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皆様こんにちは

昨日、またひとつ歳をとった男、モヒカンです



誕生日であった昨日の天気は、『雨のち晴れ』

なんとなく26歳を迎える今の僕にピッタリの天気だと感じ、少し笑けてきました。




そんな本日は、中底の加工を行っていきます


本日の工程は、本幕第五章で代表の靴を製作する前に、僕のサイズで製作していたものと同じ工程となりますので、

モヒカン福田の『Schumacher(靴職人)への道』【第三幕 五章 中底加工】

でお送りした続きからの工程をお送り致します






モヒカン福田の『Schumacher(靴職人)への道』【第三幕 五章 中底加工】

では、アッパーパーツと中底を縫製する『すくい縫い』の為の溝堀りまでの工程をお送りいたしました















溝堀りの工程が終わった段階の中底



この中底にアッパーを縫製するべく縫い穴を開けていきます。







縫製穴を開けていくには、フリーハンドでは難しい為、等間隔でしるしをつけます





等間隔でしるしを付ける事で、すくい縫いが綺麗な位置で行う事が出来ます。

もし、この間隔が不等間隔であった場合、ウェルトを付け、本底を付ける際に偏った皺が入ったり、すくい縫いが綺麗に行えなかったりといった事態が起きてしまいます。




この工程は製品となってからはソール交換をしない以上見えることが無い部分なのですが、この見えない場所が後々に影響してくると思います。

ちょっと履いただけでは履き心地が変わらなかったり、パッと見分からなかったりするかも知れませんが、僕は革靴は何年も履くものだと思っているので、とても奥が深く、重要な部分だと思います。


履き心地というと僕は、そんなにたくさんのメーカーの靴を履いた事があるわけでは無いので、メーカーごとの違いが判るわけではありませんが、少なくとも数年前に初めてWHITE'Sのセミドレスを履いた時の感覚は他とは違ったものでした


なんというか、足全体を包み込んでくれているような安定感というか安心感

決して軽い訳ではないのに重いと感じない不思議な感覚。


人によって合う靴、合わない靴があると思うのですが、少なくとも僕はWHITE'Sのセミドレスの木型や中底の形状が合っているのかな?と思います




話が少し横道に反れてしまいましたが、そんな感覚を味わえる靴が出来たらいいなと思っております








次に、前工程でしるしを付けた部分に縫製の為の穴あけを行っていきます











革厚があるので力加減に注意しつつ穴を開けていきます。



見た目以上の力作業なので、だんだんと手のひらが痛くなってきます…







じわじわとくる痛みに耐えながら穴を開けていると…



その時聴いていたラジオ放送からとある音楽が…












Foo Fightersの来日ツアーが迫った今、とても嬉しい事に某ラジオ局では毎日Foo Fightersの音楽を配信中

この特効薬によって、某清涼飲料水のCMの「翼を授ける〜」並に完全回復した僕の腕は痛さを忘れ、穴あけを進めていきました







このように、とても気持ちよく穴あけを終えると、次に形を確認するべく10点どめを行います



今回は、ハイトの高いBOOTSの作製ということでこんなアイテムを使用します












焼き鳥の軟骨のようなこのアイテム。

一体何に使用すると思いますか




樹脂で出来たこのパーツは、勿論軟骨では無いので食べられる訳も無く、焼いても溶けてしまうだけのものとなっております






そんな、食べる事の出来ない軟骨の使い方はコチラです










ハイトが高いBOOTSの場合、つり込みの際形を維持しておくのが難しい為、木型にこのように貼り付けつり込みを行うようです

このことで、パターン上で起こったアキレス腱の絶妙なラインを維持しつつ、つり込みを行う事が出来ます




この装具をつけ、準備万端となった後で、いよいよつり込みを行っていきます







初めてのコードバンのつり込み…



しかも、HOWEENのシェルコードバン…



しかも、代表の…





そんな不安と緊張の中、つり込みを行いました。




緊張MAXであったので、作業工程の写真を撮るのも忘れ、ひたすらに慎重につり込みを行いました…








このようにビクビクしながらつり込んだものがコチラとなります




画像右…つり込み前
画像左…つり込んだものとなります。


色々と不安点はあったのですが、ようやく靴の形になる事が出来ました








このような感じで、今回は中底加工〜10点どめまでを行いました。

この仮つり込みを行ったものに、次回は前回製作したつま先芯&踵芯を入れつり込んでいきます

モヒカン福田の『Schumacher(靴職人)への道』【第三幕 手縫いモカBOOTS編】

次回もどうぞ宜しくお願いいたします
















ここからは余談ですが、昨日の代表のBLOGを読んで無性にスカイツリーが見たくなり、学校の帰りに、数十分ぼーっと眺めてしまいました。








2012年の5月にグランドオープンする『東京スカイツリー

最高高さは、なんと634m(武蔵)にもなるみたいです


こんな高い建造物を建てる事が出来るってもの凄く凄い事だと思います




僕はこの約一年間、毎週このスカイツリーがだんだんと大きくなっていく様子を見守ってきただけに、ついに完成となると言う事で、とても感慨深いものがあります





毎週見ていると少ーしづつなので

『あんま変わんないな』

と思っていたのですが、少しづつコツコツと変化を遂げていました。







僕も、何をするにもコツコツと諦めないで続ければ何か結果が出てくるのかな?



そんな事を想う26歳初日でした









そんな事を考える事が出来た『東京スカイツリー
完成したら、是非登ってみようと思います
(ほとぼりが冷めた頃に





















スカイツリーをぼーっと眺めながらひとつ歳をとった僕がもうひとつ想う事…














『あれ』のモチーフって何だろ?













気になる『あれ』








そんな僕ですが、これからも、今後とも何卒宜しくお願い致します


                                                    モヒ

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