モヒカン福田の『Schumacher(靴職人)への道』【第四幕 第七章 本番アッパーの作製①】
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皆様こんにちは、モヒカンです
本日は、昨日の台風が嘘のような澄みわたった天気となっております
昨日は、もの凄い台風だった為、僕の部屋のガラスがガタガタ…ガタガタ…と、いつ割れてもおかしく無いような強風にあおられておりました
しかし、何とか何事も無く、過ぎ去ってくれたので内心ホッとしております
そんな嵐の過ぎ去った本日は、
モヒカン福田の『Schumacher(靴職人)への道』
第四幕 第七章として、本番アッパーの作製に入っていきたいと思います
大まかな形は、前回の第六章までで作製してきましたので、その改良してきたパターンを使用し、型入れ、裁断、縫製を行っていきます

本番アッパーは、色々と検討した結果、上糸下糸共に20番手の糸で縫製する事にしました
画像は、ミシン調整を行っている際に撮った写真です
今回使用したミシンでは、前回30番手の糸で縫製していた為、縫製の前に調整を行います
この微調整は毎回行うのですが、今回のような場合、糸の変更によりこのまま使用してしまうと下糸の締め具合が強すぎている場合が多いように感じます
糸を変更し縫製してみると、予想通り下糸の締め付けが強すぎ、縫製した裏側(下糸)がつっぱってしまいました
その為、下糸ボビンケースを外し、調整した後縫製に入りました
これまで、何度もミシンを使用してきてわかった事なのですが、上糸下糸の番手だけでなく糸色によっても調整具合が変わってきます
同じ番手の糸だから…と、糸を変えそのまま縫製すると、必ず糸がおかしな事になってしまいます
ちょっとした手間が、大きく結果に左右してしまうんだなと感じる瞬間でした
そして、今回はそのように調整したミシンで縫製を行っていきました

画像はアッパー部分に使用するパーツです

前回、本番同様の仕様で作製したように今回はメダリオン付きのストレートチップデザインにします
この事により、クラシカルな雰囲気のボタンブーツが寄り一層引き立つのではないかと期待しております

それに加え、バックデザインとして、ヒールカウンターを付ける事にしました
このヒールカウンターは、特に大きな意味合いは無いのですが、後部の縫い割りを隠すため、少し寂しく見えた後部にデザインを加える為に取り付けささえていただきました
このような感じで、今回より本番ブーツの作製に入っていきます
今までと違い、レースアップタイプでは無いので完成や履き心地がどのように変わってくるのか今から楽しみです
果たして、僕の初めてのボタンブーツはどのように仕上がるのでしょうか??
モヒカン福田の『Schumacher(靴職人)への道』
次回も、どうぞ宜しくお願い致します

いつも、教室でお世話になっているミシン
SEIKO TF-5
シンプルな作りで、靴用ミシンとしてはオーソドックスなものです
教室には、数台ミシンがあるのですが、僕は毎回決まってこのミシンの前につきます
全てのミシンにつき、何回も縫製してみたのですが、なんとなくこのミシンが一番相性がいいように感じ、このミシンを使う事が大半となっております
シンプルな構造で無骨ながら繊細な動き、独特のフォルムやさりげないミシンオイルの香りなど何故か機械って男心をくすぐります
今まで、手縫いでしか縫製をする事が無かった僕にとって、このミシンとの出会いは、とても大きなものでした
これからも愛着を持って、たまにひねくれるこのミシンと向き合い、頑張っていきたいと思います
最後は、個人的なものとなってしまいましたが、これからもどうぞ、宜しくお願い致します


