モヒカン福田の『Schumacher(靴職人)への道』【第三幕 十九章 化粧板貼り&仕上げ前準備】
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皆様こんにちは、モヒカンです
本日は、
モヒカン福田の『Schumacher(靴職人)への道』
第三幕 十九章 化粧板貼り&仕上げ前準備を行います
まずは、前回ヒールの詰み上げを始めてきましたが、今回は、その仕上げとなる『化粧板貼り』を行っていきます。
化粧板を積み上げるにあたり、ヒール部分が水平になっていなくてはなりません
現状は中物詰めで、コルクや、シャンクを入れている事もあり、中心部が盛り上がり、水平ではない状態にあります。
この状態を改善すべく、包丁を使い中心をメインに削り定規等を当てた時に水平になるようにしていきます。
水平をとる事が出来たら、ヒールを固定する為に、釘を打ち込んでいきます

釘を打ち込む際に釘をきちんと打ち込む為にガイドを作り、思った通りの角度で打ち込みを行えるようにしていきます。
よく、日曜大工などでビスや釘を打ち込む為にキリ等で予め開けておくのと同じですね

釘を打ち込む際に、注意しなくてはならないのは、釘の長さです。
この長さが短すぎるとここで釘を打ち込んだ意味が無くなり、逆に長すぎると完成後、靴を履いた時に足に刺さるといった最悪の事態に繋がりまります
今回は、代表の靴と言う事だけあって、後者である『足に刺さる』事があると、僕も串刺しにされてしまうので、特に注意を払って選び、打ち込みました

釘を打ち終えたら、化粧板を張る前にコバを整えておきます。
特に、このヒールの前部分は積み上げ過ぎてからだと包丁が入れにくくなってしまう為、この時点で整えておく必要があるという事を学びました
コバを整えたらいよいよ化粧板を貼り付けていきます

化粧板と呼ばれる板は革とゴムが半々になっている状態の板で、ヒールの減りを少なくしたり、すべり防止の為にゴムが取り付けられたものとなります。
この化粧板を踵の外側にゴムが来るように貼り付けました
貼り付け終えたら化粧釘と呼ばれる真鍮製の『化粧釘』と呼ばれる釘を打ち込んでいきます

化粧釘は化粧板を固定する他にヒール底部分にちょっとしたデザインを加える事が出来る釘となります。
そして、打ち込みを追え、完成したのがコチラとなります

ヒールを積み上げる事で完成に近づいてきました
このままでも履く事は出来るのですが、せっかくなのでもう少し手を加えてみたいと思います
モヒカン福田の『Schumacher(靴職人)への道』
次回はいよいよ仕上げの工程となります
次回も、どうぞ宜しくお願い致します


